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スタッフを雇用するということはスタッフとその家族の生活を守ること

更新日:

merumaganew

独立してから、なかなか誰も教えてくれないことの一つ。

 

「スタッフを雇う」ということについて書こうと思います。

 

カンボジアで行なっている事業の一つにFelice Coffeeという小さなカフェがあります。

>>>FeliceCoffeeのFacebook(いいねしてね

 

ぼくは共同代表の一人で、カンボジアで出会った日本人達と始めました。

関連記事:カンボジア・シェムリアップで日本人初のコーヒー屋台を始めました

 

始めた経緯の一つは、ぼくが関わっている村の子ども達が、いつか「シェムリアップで働きたい」と言い出した時に、働き口の一つになれたらいいなってことと、シェムリアップ市内での事業を継続しておくことで繋がる他の職場を繋げられたらいいなということで、共同で始めました。

 

そうやって子ども達の未来を一緒に見据えてくれているシティゲストハウス(@city_guesthouse)の金子さん、和佐さんには本当に感謝です。





コーヒーの味も知らなかったカフェ店員達

今ここにはスタッフが4人いて、毎日一生懸命笑顔で働いてくれています。

 

現時点のスタッフは、ぼくが関わっている村とは何の縁もない子達ですが、ぼくには守るべきものがまた少し増えました。

 

なるべく時間を作って、午前・午後それぞれのスタッフと顔を合わし、自費でコーヒーをオーダーし、たわいもない会話をしたり、たまにメニューのことで話をしています。

 

オープンしたての頃は、カプチーノの泡が全然立てられず、ぼくが発注ミスして余りまくったミルクがなくなるまで繰り返し練習をさせ、それをぼくが自費で全部飲むという罰ゲームにもほどがあるトレーニングを繰り返したこともありました。

スタッフの後ろにはっきりと見えたもの

オープンから三ヶ月が過ぎ、次第にお客さんも増えてきて日々の売り上げも伸びてきました。

 

彼女達自身、ラテとかカプチーノとかモカとか飲んだこともなくて、最初はメニューのちがいもわからないし、何が美味しいのか、何が失敗なのかもわかっていませんでした。

 

それでも、カフェで働くことが楽しいと笑う彼女達。


オープンしたてでまだ固定客もおらず、日々の営業のほとんどが暇な状態が続いていた時、一人のスタッフから「このままで大丈夫?私たちはここでずっと働ける?」と聞かれ、ハッとしたことは今後も忘れられないと思います。

 

その時やっと、ぼくは彼女達の生活だけでなく、彼女達の後ろにいる家族の存在が見えました。

 

自分たちのお金で自分たちだけで何しても自由かもしれません。

 

ですが、そこにスタッフを絡めた時点でぼくらには彼女達とその家族の生活を守ることが義務になりました。

 

当然売り上げが立たなければ、ぼくらの給料はありません。

 

彼女達優先だから。

 

だからぼくらはカフェを、自分たちの都合で閉めることはできません。

 

ぼくらを信じて、一緒に働きたいといてくれたスタッフがいるから。

 

人生の中で初めて「人を雇う」という経験をしてから、経営とは何なのかをまっすぐみれた気がします。

 

 スタッフは自分がやりたいことやるためのコマじゃない

自分たちの事業を通じて、周りの人たちを幸せにする。

 

ぼくらの手段はそれが「一杯のコーヒー」です。

そして美味しいコーヒーを提供しているスタッフの生活も幸せにする。

 

経営ってそういうことか。

 

少し余談ですが、カンボジア人は簡単に仕事辞めるっていうことも聞きます。

 

そこにいろんな事情があるにしても。

 

でも、今うちのスタッフの子達は「これからもここで働きたい。この仕事が好き。」だと笑ってくれます。

 

だから彼女達が彼女達の都合でお店を去るまで、ぼくらは彼女達を解雇したくないし、働き続けたいと言っている限り、お店を継続させることが第一条件です。

 

一緒に働きたいと思える環境を共に整えることも経営

売り上げが立たないからスタッフを切る?

なら、雇ったスタッフに給料払えるだけの工夫をする。

 

スタッフの態度が気に入らない?

その態度の理由はなぜ?改善策はないのか?をとことん考える。

 

スタッフが不満そう?

不満にさせている要因が労働環境にないのか考えて改善する。

 

ぼくらだけの人生を豊かにするだけで仕事していないからこそ、彼女達をまず守って、彼女達のつくるコーヒーを飲んだお客さんも幸せな気持ちになって、それを感じた彼女達はまた自分の仕事に自信を持って、一杯のコーヒーを通じて広げた縁でお客案が増えて、初めて自分たちに返ってきます。

 

まとめ

実は「仕事頑張ってスタッフとみんなの家族でご飯食べに行こうね」って約束もまだ果たせていません。(情けない)

 

他のやることに追われて店に顔を出せない日があると「ユスケ、あんまり働き過ぎないでね。」と心配されています。

 

みんなの方が毎日店にたち続けてくれているのに・・・。

 

メニューを覚えて、手際よく作れるようになった今でも、ぼくらは美味しさを追求しています。

 

コストを減らすことより、どうやったら「おいしい!」と言われて、うちのコーヒーを飲みたいと思ってくれる人が増えるのか?

 

目線はいつも前向きです。

 

コーヒー屋さんやらなかったら生まれなかったカンボジア人スタッフ達との縁。

 

こんな小さなお店をひとつ回すだけでも本当にいろんなことがあります。

 

ですが、初めてカンボジアへ来て、見て見ぬふりができなかったから始めた小学校建設同様、知ってしまったスタッフのことは何があっても守りたいし、この先も一杯のコーヒーを通じて周りを幸せにできるようにみんなで力を合わせていこうと思います。

 

せっかく「Felice=幸せ」というお店の名前にしたので、名前負けしないくらいとことん。

 

 

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