OPENからおよそ半年が経過。
もう半年か…時間の経過のスピードが光速すぎて恐ろしい。
世界遺産「アンコールワット」のある街、カンボジアのシェムリアップで始めた新しいプロジェクト「BASECAMP SIEMREAP」。
その飲食店部門BASECAMP KITCHEN(@basecamp_kt)のチキンカレー(とコーヒーとチーズケーキ)が美味なので、シェムリアップへ来たら絶対食べてね!絶対だよ!?
っていうタイトル通りの話なんですが、それだけだともうこの記事が終わってしまうので、少しだけ最近のカンボジアでの生活に触れながら、どんなことやっているか、どんなことやっていくのか、についてまとめてみました。
カンボジア・シェムリアップでの生活
別記事でもまとめましたが、シェムリアップに住み始めてまもなく1年を迎えます。
「あれ?まだ一年?」
って思われるかもしれませんが、「家を借りて」1年です。
「東南アジアは生活コストが安い」「○万円あれば暮らしていける」と巷ではちょこちょこ噂になるようですが、「物価が安いと言われてしまう国」で働くということは、価格帯を考えないと「あそこの店は高い」の一言で片付けられてしまうのも事実です。
もちろん、値段には理由がある訳ですが、そこまで考えてくれる人ばかりでもないのが現状です。
「カンボジアで一食$10??たっっっか!!」みたいな。
正直自分自身も一消費者の時は、そこまで考えていたかどうか…
目先の価格帯で「高い」「安い」を判断していたかもしれません。
そんな中でこの1年間で大きく変化したのは、時間の捉え方です。
お金を稼ぐことも大事ですが、時間を浪費しないこと。
だけど、時間を無駄にしないように焦ると不注意だったり、効率化とかそれっぽいこと言って質を落とすことにもなりかねない。
だからこそ、自分の基準をこれまで以上にブラさずに持つことが大切だと。
例えば。
カンボジアでの行政の手続きは、なかなか思うようにいきません。
カンボジアのお役所で手続き踏む時あるある。
役人「A.B.Cの3種類の書類を揃えろ」
後日揃えて提出。
別の役人「Dの書類はないのか?じゃダメだ。」
全て揃えて再提出。
結果A.B.Dだけでいい。というやりとり。頼むから手続き全部把握している人が、一度で全部教えてくれ。ちゃんとやるから。
— 北川勇介@シェムリアップでこだわりのカレーとコーヒー (@yusukeworld_) 2018年9月13日
特に初めての手続きだと一回の手続きで、最低二回は同じ役所に同じ要件で行くことになったりすることも少なくありません。
これ、単純な時間軸で捉えると、本当に時間を無駄にしているように感じたのですが、カンボジアという国で生きていくためには、どれが正確な情報なのかをわかっている人が少ない(それだけいろんな情報が交錯している)ので、自分で足を運ぶというメリットが大きいです。
- 役所の人が顔を覚えてくれる
- クメール語のレベルアップにつながる
- ルール違反のない正確な手続きが踏める
など、時間をかけた分、自分でやってよかったと思えることも多いです。
カンボジア・シェムリアップの暮らしにくいところ
ちょっと余談ですが、本来、こういったルールを共有し合うのがコミュニティの本質であると考えていて、ぼくらのように海外生活者にとって一番身近になるのが在住者コミュニティです。
おそらくどこの国でもあるんじゃないでしょうか?
「日本人会」的なやつ。
本来こういったルール改正とかの情報を、いち早く確実に知れることが有料コミュニティに加入する意味では?と思う。
海外に住んでる日本人ってだけで、お金払ってコミュニティに入っても大使館から届くメールのコピペか飲み会の案内しか来ないなら入らない。— 北川勇介@シェムリアップでこだわりのカレーとコーヒー (@yusukeworld_) 2018年9月20日
シェムリアップの日本人会への参加は任意の有料コミュニティなので、ぼくは入っていません。
カンボジア滞在に関する注意点等は、在留届を出していると在日本大使館から届くので、わざわざお金を払ってそのコピペをまた受信する理由はないと思っています。
誤解のないように言っておくと、お金を払うことが嫌なのではなくて、お金を払う以上、無料ではない理由がないと同じ日本人ってだけでは有料コミュニティに参加できませんってことです。
まとめ
ただ、今ぼくがBASECAMP SIEMREAPでやろうとしていることって、「たまり場」のような「部室」のような「秘密基地」のような場所をつくって、ここで生活している人、旅行で訪れた人が行き交う場になればと考えています。
今はまだ飲食店ベースですが、お客さんたちからは「カンボジアで働くこと」「カンボジアで暮らしていくこと」について、よく質問されます。
中には、その人自身もカンボジアに住むことを見据えている人たちからの質問も。
だからこそ、自分が知りたいけどなかなか掴めなかった情報を、次に来る人たちに引き継げたらいいなって思うし、ルールが変わる度に四苦八苦しながらもみんなで情報交換ができる場所でもあったらいいなと。
あと「日本ではできないこともカンボジアならやれる」とか「グレーゾーンでやっていてもバレない」とかそういう価値観をぶっ壊すことも、ぼくらの仕事であると思っています。
最近よくカンボジアで働くことについて、聞かれるので記事まとめました。https://t.co/bRZW3lTjPr
「グレーでもやれる」って思ってしまっている人を減らすことも、実際に働いているぼくらの仕事でもあると思っている。
— 北川勇介@シェムリアップでこだわりのカレーとコーヒー (@yusukeworld_) 2018年9月5日
「あれ? カンボジアに来たらBASECAMPのカレー食べてね?って話じゃなかったの?」
って思った方。正解です!
おいしいご飯を用意してお待ちしています。
旅行者も、在住者もみんなが集まって来る場所に、おいしいものがあったら、もっといいよね。
カンボジア・シェムリアップへ来たら遊びに来てくださいね。
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