以前から募集をかけていたみらいスクールの遠足。
(現在は参加希望締め切りました。)
今回の目的地は予定通り、ベンメリア遺跡とトンレサップ湖に決定です。
今年の3月から始めた遠足の企画。
目的は子どもたちにいろんな景色見せたり、体験させるってことが一番のねらいでもありますが、それだけでもありません。
今回の遠足の概要
今回は、カンボジアでの人気の遺跡の一つ「ベンメリア遺跡」と東南アジア最大の広さを誇るトンレサップ湖へいきます。
朝6時45分に、いつもお世話になっているシティゲストハウスを出発し、みらいスクールの子供達を迎えに行き、まずは「天空の城ラピュタ」のモデルとなったという噂で有名なベンメリア遺跡を目指します。
カンボジア・シェムリアップでオススメの日本人宿はこちらで紹介しています。
ベンメリア遺跡ってどんなとこ?
世界遺産アンコールワットのある街、シェムリアップから北東へ約60km、車で約70分ほどの場所に位置するヒンドゥー教の寺院です。
祠堂の配置や十字回廊など、構造上の類似点が多いため、東のアンコールワットと呼ばれることもあります。
ベンはカンボジアのクメール語で「池」、メリアは「花束」という意味を持つ。
遺跡内の地雷撤去作業は終了していますが、寺院の修復、遺跡に絡まる樹木の伐採などは進んでおらず、寺院発見当時の雰囲気を味わうことができます。
「ラピュタのモデルになった場所」と噂されており、日本人観光客に人気が高いですが、ベンメリアが発見された時期よりもラピュタの公開が早かったという話も。笑
入場料は$5。
ベンメリア遺跡を見学した後は、そのまま昼食です。
今回はみらいスクールの熱血教師、「イモト先生」ことスレイヤン先生の手作り弁当が待っています。
お腹がいっぱいになった後は、前回の反省(子どもの車酔いによるゲロ対策)を生かして、長めの休憩の後、東南アジア最大の湖、トンレサップ湖へ向かいます。
同じく船酔いも注意が必要そうです。
トンレサップ湖ってどんなとこ?
東南アジア最大の湖で、雨季になると琵琶湖の10倍以上の面積になります。
豊かな水と漁業に支えられており、湖の周辺には100万人を超える人々が生活をしているとも言われています。
ボートに乗って、水上生活者の様子を伺えることで、人気の観光地の一つにもなっています。
トンレは「川」、サップは「淡水湖」という意味があります。
料金はボートの大きさに応じて変わります。またぼくら外国人は港使用量で一人$3が別途必要です。
子ども達にいろんな景色を見せたい
関わっているみらいスクールの子ども達には、いろんな景色を見せてあげたいと思っています。
前回は、カンボジアの世界遺産「アンコールワット」を見に行きましたが、これまで見たことないという子も大勢いました。
アンコールワットのある街、シェムリアップから一時間ほど離れた村でもそうなのだから、自分の国の遺跡を見たくても見れずにいる人ってどのくらいいるのかなって考えてしまいます。
見せたからどうなるか?って正直まだわかりません。
そもそも人を育むって、すぐ結果の出ることでもないし。
ですが、やらないよりはやったほうがずっといい。
ぼくはそう信じています。
日本人だって、見たことないもの見たくて旅に出るわけだから。
いつかは、子ども達を日本に連れてこれたらなとかも考えています。
ボランティアでも支援でもない関わり方を目指して
カンボジアってボランティア団体、支援団体がすごく多いです。
どの団体も一生懸命だし、いろんな国の人たちがカンボジア人のために動いています。
ぼくも「カンボジアでボランティアしている人」って言われますが、個人的にはあまりそう考えていません。
与えているものもあるかもしれませんが、彼らからもらっているものの方が圧倒的に多い気がします。
それは決して目に見える何かではなかったりもしますが。
彼らといる時間がとても楽しい。
ぼくの心が安らぐ瞬間でもあります。
だから、なるべく一緒に楽しいことしたいし、悲しいことがあれば近くにいたいとも考えています。
見返りを求めるから、意見や価値観のズレで一緒にいることが辛くなるんだと思います。
それはカンボジア人と過ごすこと以外にも。
ぼくは、彼らに思ったことそのまま話せません。
まだまだクメール語の習得甘いので。
だからこそ、まっすぐ伝わらないこともあれば、思い通りに行かないことも山ほどあります。
でもその過程も含めて全てが今、楽しいと言えます。
彼らと出会わなければ生まれなかった感情がたくさんあって、それがまた、ぼくの人生を少しだけ豊かにしてくれています。
次は同じように活動しようと思っている人たちの支えにもなりたい
カンボジアで何かしたいって相談を受けることも多くなりました。
ぼくはこれまで、試行錯誤しながらいろいろやってきましたが、随分と遠回りしたなって思うこともたくさんあります。
本当に集中するべきことに時間も労力も傾けてほしいし、さっきも書きましたが、思い通りに進まないこともかなりあります。
だからこそ、これまでの活動を多くの人に支えてもらったように、ぼくも新たに何か始めようとする人の力になれればいいなって思います。
みらいスクールに来て現地で何か手伝ってもらうことって、この先なかなかありません。(今の所)
ですが、彼らの現状をその目で見てもらって、お伝えできること、疑問に対してお答えできることはあります。
ボランティアとか支援とか、そんな堅苦しく考えなくても、誰かの何かの役に立ちたいと考える人たちへ活きたアドバイスができます。
遠足に人を集めるのも、カンボジアと関わるきっかけになればと思っています。
次回は8月を予定してます。
次はどこへ行けるかな〜?
2回目の遠足行く前から、もうすでに3回目が楽しみです。
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