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旅に出るのにカメラがなくても人を感動させる話

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最近旅に持って行くカメラの話をよく書いています。

 

写真家と名乗っておきながら、こんなこと言うのもなんですが・・・。

 

カメラがなくても

旅はいいものになります。

 

 

厳密に言うと、高価なカメラがなくてもってことです。

 

スマホとかコンデジを持っていれば十分って話です。





スマホで撮影した旅の写真に感動

特にこだわった撮影ではなく、旅の一部を思い出として残すだけなら十分すぎます。

 

それよりも持たなくてはいけないのは「豊かな感受性」です。

 

先日、SNS上でとても引き込まれる旅の写真と文章に出逢いました。

 

ぼくが知っているその人は、旅の途中でコンデジが壊れ、途中からスマホ一つで世界を駆け抜けました。

 

その人がSNSにアップした旅の写真の数々。

 

構図がどうとか、明るさがどうとか、そんなものどうでもよくなるくらい、一枚一枚にものがたりが詰まっているんです。(正直ブレてたり、暗かったりあるんですが、本当どうでもいいくらい引き込まれます。)

 

写真には写せないものが言葉にはある

思い出ではなくものがたりが詰まりまくった写真。

 

「写真そんなに好きじゃないし、スマホで撮った。」

 

特にアプリで加工することもなく、そのままだそうです。

 

SNS上にアップされた写真一枚一枚に、そっと寄せられた一言の物語

 

その一言を読みながら、写真を眺めていると、そこに記された文章や描かれた景色の向こう側がブワーッと浮かんできたんです。

 

SNS上にアップしていいねをもらうみたいなことが目的になっている人も多い中で、この人の写真は見せつけなくとも自然と目を引く写真として掲載されていました。

 

ものすごいいろんなことが詰まっていたであろう日々の中から、一瞬を切り取り様々な思いが一言に端的に詰まっている。

 

こんな写真とものがたりに初めて出逢いました。

 

写真も文章も仕事にしているぼくが、とんでもなく驚かされました。

 

まさに自分が表現したい世界観というか、言葉では足りないものを写真が補って、写真では伝わらないものを言葉が補って

 

そんな絶妙なバランスのとれた”作品”が、写真を撮ることへのこだわりが特に強いわけではない人の手から生まれているという事実。

 

何を使うかなんて本当にどうでもいいことなんだなって思わされた瞬間でもあります。

 

同じものを見て何をどう感じるかの方が大事

それより同じ景色を見て、同じ体験をしたとして、自分は何を感じてどう表現するのか。

 

表現するためには感受性が豊かじゃないと表現しきれない。

 

常日頃何を思って生きているのか、の積み重ねだと思います。

表現力って。

 

日々の思考の積み重ね。

 

カメラは何がいいとか言ってる場合じゃないですね。

 

なんだっていい。

 

ただ、自分は何がしたいのか、何が見たいのか

 

それがわかっていなかったら、何持ってても大した写真は残せないでしょうね。

 

思い出は残せても。

 

その思い出だけでは、人は感動させられない。

 

もともと誰かを感動させるために旅していたわけではないでしょうけど。

 

自然と誰かを感動させられる。

 

それって本人の生き方でしょうね、きっと。

 

カメラなんて何でもいいんだよって話です。

 

ものにこだわらなくても、心が豊かならそれだけで人に何かを与えることができるのだから。

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