- 高校卒業と同時に18で上京、一人暮らしを開始
- 食費を浮かせて、生活費を稼ぐために飲食店でアルバイト
- 退勤前に包丁を研ぐ料理人に感銘を受ける
という経緯を経て100円ショップで包丁研ぎ器を購入。自宅アパートにて定期的に包丁を研ぐという大学生活を送っていました。
卒業後は地元へ戻ることになりましたが刃物の捨て方がわからなかったので、一旦実家へ持ち帰ったところ母親がその切れ味に驚きを隠せない。
母親「あんた、いつからこんないい包丁使っていたの?」
ぼく「それ入学の時にあなたが買ってくれたダイソーの包丁ですよ」
という具合に、卒業時には入学時に買った100円ショップの包丁の切れ味がすごいことになりました。つまり包丁研ぎ器は大事ということが言えます。
ヘンケルスの包丁研ぎ器を買ったので使い方のレビュー
当時はアルバイト翌日に100円ショップに走って包丁研ぎ器を買いましたが、今はいい大人なのでAmazonでワンクリックです。
こちらはヘンケルスというメーカーの包丁研ぎ器。
仕組みは簡単で右側の溝に包丁を研ぐためのセラミック素材がローラー型に埋め込まれているので、矢印方向に沿って包丁の刃を滑らすだけ。
このような感じで片手で包丁研ぎ器を抑えて
包丁の刃をあてがって手前に引くだけ。刃がおかしくなるので押してはダメです。引くだけ。
この作法を1度に10回くらい、定期的に行っておくことで
- 厚めの肉でもグリグリせずに切り落とせる
- トマトの果肉がグチャっとならずスパッと切れる
- 小葱を早斬りしてもくっついた部分を残さない
など家での料理の時間の中でも「何か切る時間」が格段に楽しくなります。包丁持ちながらずっとニヤニヤしており完全にアブナイ人のできあがり。
本当は砥石を使って丁寧にシャーシャーやれたらいいのかもしれませんが、
- 安定して研げるスキルを身につけるまでの時間と労力
- うまく研げない時の包丁の切れ味の悪さのストレス
- 研ぎ石の管理方法
などを考えると誰でも簡単に研げるアイテムに課金した方がいいなって結論になりました。
裏側に滑り留め加工が施されていますが油断をせず、平で滑りにくい素材の上で行いましょう。
一つだけデメリットを挙げるなら、左手で抑えて右手で包丁を操作するので左利きの人には不利な構造。
2年ほど前に買った包丁の切れ味がイマイチでしたが復活しました。暮らしの中に楽しい・快適を作り出すと生活はまた少し豊かになる。
ちなみに我が家のキッチンにはヘンケルス三兄弟がいます。