カンボジアの友人のすすめで知ったとあるローカルレストラン。なんとそこのシェフは5つ星ホテル「Raffles Grand Hotel d’Angkor」のレストランのシェフが始めたお店でした。うまくないはずがない。
カンボジアの5つ星ホテルのレストランでシェフを務めた男のローカルレストラン

ここ。カンボジアではよく見かけるタイプの「THE カンボジア料理屋さん」って感じのお店。

メニューです。のっけからなんとも良心的な価格。

カンボジアに来た観光客が気にいる食べ物の一つ「ロックラック」がおいしいとのこと。

メニューはどれもSmallとLargeが選べます。

SmallとLargeの差が大きかったので大人数で行った時は迷わず大いっときましょう。

右下のフレッシュ サーモン ウィズ キッコーマンソースは鮭の刺身を醤油に浸けて食べるというジャパニーズスタイルな一面もみられるお店。

厨房の様子です。真ん中で大きな中華鍋を持っている男が噂の彼。見ていると手つきや段取りが抜群すぎる。素人でもわかる。腕相撲なら手を握り合っただけで「あ、こいつやばい。ごめんなさい」ってなるくらい見たらわかるやつ。
一つの中華鍋でほぼ全ての炒め物メニューをテンポよく作り上げる。ぼくらが来店している間だけでも大小様々なチャーハンを何杯も待たせることなくガンガン出していました。普通にすごい。

乾杯して待ちましょう。ビールは常温で出て来ました。氷を入れて東南アジアスタイルを楽しもう。

この日に食べたものです。まず空芯菜炒め。ローカルレストラン行ったら鉄板。絶対頼もう。

おいしいと前評判をゲットしていたロックラックは白米を炒飯にカスタマイズするという裏技を発動したおかげで箸が止まらなくなり一瞬でなくなりました。肉の柔らかさがすごい。上質な口どけってこういうことをいうんだと思いました。
あとチャーハンは「いい意味で東南アジア感のしない」普通にうまいチャーハンって感じで、油でギトギトしていないしパラパラ。ちょっと老舗のラーメン屋とかで出てきそうな感じ。次回は大盛りにして一皿食べたい。

きしめんのような太めの麺を炒めたミーコンタン。お酒のつまみにもなるので、これちびちび食べながらアンコールビールを無限に飲むのもあり。

〆で食べたワンタンヌードル。スープはよく街で食べる味付けに近かったけど、麺が他のお店よりおいしい気がした。麺と麺がくっついて出てこないところに仕事の丁寧さを感じられる。

で、こちらお会計です。安すぎて笑う。大人2人で約500円ずつ出したら4皿も食べられる。

お店の奥には先代のカンボジア国王がRaffles Grand Hotel d’Angkorで食事をした際に一緒に撮った写真が飾ってあり、ホテルで食事をした後に療養のために中国へ行き、その一年後に北京でご逝去されたのでこれがホテルでの最後のお食事となったなどのお話を聞かせてくれました。
まとめ

こちらお店の外観ですがランチタイムに行ったら二週連続やっておらず、掃除をしていた人に聞いたら15時OPENとの情報をゲットしました。
お店の場所ですが看板には「Steak House Restaurant」と書いてあったのですがGoogleマップで検索しても出てきませんでした。キムマートの近くです。

隣の火鍋屋さんも大繁盛していました。また行きたい。