就活生のInstagramやTwitterなどのSNSのフォロワーの数を、採用の要素として考慮する会社が続出しています。これまで通り「就職に有利なイイガッコウ」や「就活に有利なシカク」という大人の常識が崩れていく。
個人的にはすごくいいことではないかと思っています。
こういう今までにない取り組みが出た時に、「就活にSNSは関係ない」とか「就活とはそもそも・・」みたいな思考に行き着くと、時代錯誤一直線かもしれませんね。
ぼく自身も最終学歴は大学ではあるものの、ぼくが在学していた頃にはすでに大学へ行くことも特別なことではなくなっていたし、むしろ大学側が生徒集めに必死になっている学校も多くありました。
大人が言う人生のステップは確実に崩壊しています。
だからこそ、これまで以上に自分のことは自分で守らなくてはいけない時代になっています。
今回はそのようなことを踏まえて、学歴や資格など関係なくこれからの時代を生き抜く要素について考えてみました。
これからの時代を生き抜く重要な要素は影響力
個人での発信が容易な時代、ぼくらに求められているのは「発信」することで社会や世の中に「影響」を与えることです。
この影響力の大小が、自分の人生を左右すると言っても過言ではないのかもしれません。
これまでの人生、どのような影響を受けてきましたか?
家族の元に生まれ、地域の交流が芽生え、市内の小中学校へ通い、高校から大学へかけてその行動区域は少しずつ広がりを見せていきます。
その時々で、自分の周りからいろんな影響を受け、興味関心や視野が広がっていく。
与えてもらった影響は与えられっぱなしでいいのでしょうか?
ぼくは、絶対社会に還元して行くべきだと思います。
そういうと「影響を与えるようなこととかできないし〜」と言う人もいます。
ですが、特別大きなことなんてやろうとしなくても、自分にしか他人や社会に与えられない影響があります。
あなたに影響を与えてくれたのは、全員が全員とてもすごいことを成し遂げた人たちばかりでしたか?
大きな影響力を与えられる人になるために必要なこと
影響力を与えるために必要なこと。すごくシンプルで「表現力」につきます。
そこには天才作家のような綺麗な文章も、アナウンサーのような適切な話し方を求める必要はありません。
ただ単純に人に伝わるかどうか?これだけです。
ただ、人に伝えようと思ったら知らないこと、知っているつもりのことをもっと調べたり、他人に質問をしたりして自分が持つ見聞をまず広げなくてはいけません。
知らないことを知る、という調べる力。
わからないことを聞く、という質問力。
できないことをできるに変える、という実践力。
これらの過程で、自分が得た知識やスキルを情報として、人に伝えていくこと。
そのために表現力が必要になります。
表現の方法はいろいろあります。
ブログのような文章を書くこと、写真や絵画のように視覚で訴えかけること、メロディーにして届ける方法、全身を使って表現することなど、あげたらもっと出て来るはずです。
自分の人生を主体的に生きているか
ここまで読み進めて来ると、これからの時代を生き抜くためには「影響力」が必要で、影響を与えるためには「表現力」が欠かせないという流れができています。
では、その「表現力」を高めるために必要なことは何か?について書き進めていきます。
表現力を高めるために必要なこと、それはズバリ「主体的・意欲的に学ぶ姿勢」です。
上でも書いたように、
知らないことを知る、という調べる力。
わからないことを聞く、という質問力。
できないことをできるに変える、という実践力。
これらを主体的・意欲的にできるかどうかです。
では、どうしたら主体的・意欲的に学べるでしょうか?
学校に通っていた頃の授業って主体的・意欲的に学べましたか?
ぼくは・・・できませんでした。
興味や関心がなかったし、学ぶ意味もわからなかった。
でもあれほど興味がなかった外国語も、外国の文化や歴史も今はすごく主体的に学んでいます。
それはなぜか?
興味が湧いて、好きなことだから。
単純です。
自分の心にある興味・関心のある分野やジャンルについて、もっともっと調べたりトライすることって、すごく楽しい時間です。
少なくともやりたくないことやっているその時間よりは。
好きを追求していかないと生き残れない?
逆に言うと「本当は興味あること」「本当は好きなこと」「本当はやってみたいこと」から目を逸らしているうちは、影響力とか表現力以前に自分自身を高めて行くことは難しいのかもしれません。
好きでもない、大して興味のないジャンルでも稼げるって言われたら頑張れますか?
一時はできても、ずっとは無理です。ぼくは。
興味のないことを表現しようにも、知識やスキルの深堀は難しいし苦痛を伴うことだってあるかもしれないし。
深堀できない知識や技術は、それこそ、自分が表現する必要のない情報で、少しググれば世に出回っているもの。
人の手垢にまみれた価値のない情報を配信しているなんて、時間の浪費にもほどがあります。
それよりも自分の好きなことでもっと詳しくなる、もっと上手になる。
それを人と共有する。
自分の言葉で、自分のやり方を。
生きているだけでコンテンツになる生き方。
じゃその方法は?
それは、知っていればぼくが教えてもらいたいくらい。
とにかく表現って伝わるようで伝わらないし、伝わっていないようで伝わっていたと、相手がいるからすごく難しい。
ですが、表現方法をいくつも持っておけば、場面や相手、自分のコンテンツに合わせて発信すると言う行動のハードルは下がりますよね。
好きなことやり続けてきた人が、伝説的になっていますよね。
スポーツ選手とかアーティストとかが本当いい例で、好きなことで生きて行く方法を徹底的に考え抜いて、そしてその好きなことを続けてきた。
生き残る人と消えて行く人の、埋まりそうで埋まらないほんの少しの差はそこかなと。
まとめ
周囲に「無理だ」「やめとけ」って言われた言葉を信じて、周囲の言う通り生きても、自分の人生に誰も責任なんてとってくれません。
どっちみちどうなるかわからないなら、自分の思うように生きた方が絶対にいい。
そう考えると影響力って、継続力なのかもしれませんね。
学歴や資格は関係ないって言うのは簡単だし、本当その通りだとも思います。
ただ、好きなことだけやっていればいいかっていうとそうでもないから、自分を信じて好きを継続していく知恵と工夫が必要になる。
その根本には、考えたこと思っていることを価値にして世に排出し続ける必要があるのだと思います。
続けても影響力は大きくなるかわからないけど、続けていなければ影響力は大きくならない。
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