戸建て賃貸と車の地味な二拠点生活ブログ「ポテンヒット」

値段交渉は遊びじゃないし売る側は本気なので値下げしたらちゃんと買うようにしている

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東南アジア諸国を訪れた時の楽しみの一つに、ローカル市場巡りがあると思います。色とりどりのお土産ものが所狭しと並べられており、まずは値段を聞くところからスタートしたりもします。

そこで繰り広げられる「値段交渉」ですが、値下げを要求するなら、売り手が値下げに応じた時は買ってねって話です。

値下げ交渉は遊びではない話

当たり前ですが、遊びではなく売り手は商売なので、買い手である我々も真摯にに向き合うべきです。

値段交渉を行う理由

値段交渉を行う理由はなんですか?その商品がほしい、もしくは、気になるからですよね?

いいなって思いもしないのにむやみに交渉を始めて、結局買わないなら売り手の時間を奪っているのでやめるべきです。

自分の中の予算があるはず

例えば「あ、これいいな!」って思ったとして値段を聞いたら、自分の中に予算がありますよね。

「いくらまでなら出してもいい」という基準です。

とんでもなく予想と外れるほど高額だったら別ですが、まずは自分が買いたい金額を提示しましょう。

相手がそれに応じれば即お買い上げです。

安い=正解ではない

たまに「いくらで買ったか?」みたいな話をしていて、たかが1ドル2ドルの差で「うわ!ぼったくられた!」みたいな旅人を見かけますが、ハッキリ言ってダサい。ダサすぎる。

自分が5ドルで買うと決めたものを、違う誰かが3ドルで買っていたらそれはぼったられたことになりますか?違うでしょ。

Aというお店では9ドルで買えるものが、Bでは10ドルだったらBのお店はぼったくりですか?ちがうでしょ。

売り手にも生活があります

物を売っている人にだって家族がいて、生活があります。極端な話、物が売れなかったら生活できません。

値下げ交渉だって大切な仕事

買ってくれるかもしれないお客さんが、何も買ってくれないより、多少薄利でもいいから値下げしてでも売りたい。

と考える人もいます。

その日の売り上げが、今日明日の生活に直結する人も多いからです。

「だから、本当は5ドルで売りたいけど、お客さんが3ドルで買ってくれるならいいかな」って思って値下げに応じる売り手がいます。

だって、売り上げゼロより$3でも売れた方がいいですから。

要求した価格になっても買わない行為は売り手の時間を奪って生活を壊している

だから、値段交渉をするのであれば線引きをするべきですよね。

買う人「これいくら?」
売る人「10ドルだよ」
買う人「高いな〜6ドルにして」

って言ったら、相手が6ドルに応じた時点で買わないとおかしいですよね?

たまに見かける恥ずかしい人

買う人「これいくら?」
売る人「10ドルだよ」
買う人「高いな〜6ドルにして」
売る人「8ドルでいいよ」
買う人「だめだめ!6ドル」
売る人「7ドルは?」
買う人「もう少し!6ドル」
売る人「う〜〜〜〜ん…いいよ!じゃ6ドルね」
買う人「やっぱ買わない」
売る人「」

最低です。自分や自分の家族が同じことされたら、許せますか?

値下げ交渉をするということは買う前提

大切なことなので、もう一度。値下げ交渉をする、ということは、買う前提があります。

その中で買い手が考えておくことは

  1. 何でもかんでも安いわけではない
  2. それは妥当な要求か?無理難題か?
  3. 見た目の値段以外にも目を向ける

ということです。

何でもかんでも安いわけではない件

「東南アジアなんだから」「物価が安い国だから」という考えは捨てるべきです。

安いと感じる面もあれば、高いと感じる面もある。

全部が全部、超低価格でできるわけではないし、その価格設定には理由があるからです。

それは妥当な要求か?無理難題か?

値下げをしようとしている幅に無理はありませんか?

10ドルのものは9ドルにはなるかもしれませんが、1ドルにはなりません。明らかに無茶な要求はダメですよ。

あと「あっちの店はもっと安かったぞ」って言いがかりをつける人がいます。

なら「あっちの店」で買えばいいんです。

見た目の値段以外に目を向ける

例えば$3で売られているTシャツがあったら、原価はいくらで、$3で買ったところで売り手にはいくら残るんでしょうね。

物価が高い安いって話と矛盾するかもしれませんが、中にはびっくりするほど低価格で売られているものがあるからこそ、その価格で出回る裏側にはどんな実態があるんでしょうか。

答えは見えないだろうし、わからないと思いますが、なぜその値段なのか?を少し考えて掘り下げてみるだけで、自分の視野が広がると思いませんか?

値下げ交渉はコミュニケーションの一つ

こういった現場を目撃した時に感じることは「もったいないな」ってことです。

きっと心底には「ぼったくられたくない」「無理やり売りつけられたくない」「騙されたくない」という警戒心があるんでしょうね。その気持ちもわかります。

だから守りに入ります。

でも、コミュニケーションちゃんととらないと、楽しめるものも楽しめないし、傷つけなくてもいいとこで誰かを傷つけますよ。それがもったいない。

逃げて自分を守る人

話ちょっとそれますが、ぼくが関わっている飲食店。

表のメニュー表を見ている人に挨拶すると、結構多くの日本人は無視してその場からいなくなります。

いや、挨拶もできんのかい。

知ったかぶって自分を守る人

何度かその国へ来たことがあって、大体の相場観を掴ん(だ気になって)いる人。

「この国でこの価格は高すぎる」みたいな、時代錯誤。

頭の中だけじゃなくて、お財布事情まで…ン年前かよ。

まっすぐ向き合わないで自分を守る人

今回話して来たような、買う気もないのに無駄に交渉したり、安くすることを強要するような態度をとる人。

下手に人に絡んで自分が言ったことにすら責任が取れない人。

ってことが多分自分でわかっているから、自分が傷つきたくなくてまっすぐ人と向き合わないんだと思います。

値下げ交渉をしたら買いましょう

ということでいろいろ言いましたが、値下げ交渉をする場合は買う前提で挑みましょう。

そして、自分の提示した金額に相手が応じたら、絶対買ってくださいね。

「自分一人くらい」という考えが、関わった人にとっての日本人の印象を変えてしまう可能性があります。

旅は楽しいです。

ローカルマーケットは刺激がいっぱいです。

だから楽しんでください。

値下げ交渉だけして買わない。

それは、全然おもしろいことではないですよね。

「買ってほしい」と思う人の気持ちを弄ばない。

人を大事にしない人は、大事にされない人。そう思いませんか?

そんな感じで。

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