先日、動画撮影や音声収録の仕事のためにiPhone13 Proを購入した。せっかくなので音質もいいものにしようと思って、Amazonを徘徊していたらSHURE(シュア)というメーカーのiPhone/iPad用のマイクを見つけた。
SHUREはアメリカに本社を構えるオーディオ機器を扱う会社で、日本ではヒビノインターサウンド株式会社が輸入を行っている。創業から100年以上の歴史を持つ、伝統的ブランドだ。
そんなSHUREのiPhone/iPad用マイク「MV88 MOTIVシリーズ」をポチろうとしたところ、以下のような表示が…

スマートフォン用の三脚アダプタは、すでにPIXI Clampを持っているので不要だが、気になるのは真ん中のウインドスクリーン。ウインドスクリーンとは、マイクの先端に取り付けるスポンジ状のキャップ。マイクに風が当たって発生する雑音などを防ぐ効果が期待できる。

SHUREのiPhone/iPad用マイク「MV88 MOTIVシリーズ」の販売ページの画像をチェックすると上記写真が羅列されている。いずれもウインドスクリーンは映っていない。

「なるほど、マイクのみの販売か」と思いウインドスクリーンのページへ飛んでみると、再び気になる文字が。「キャリングケース…だと…?」

すると今度は、キャリングケースがマイク本体とよく一緒に購入されていることが判明。
「たしかにマイクが良くても風が当たったら聞こえにくいよな」「ガジェットポーチの中で他のガジェットと擦れたりして傷付いたら嫌だな」「最初から3つまとめて売ってくれたらいいのに」などの考えが頭をよぎる。
いつもなら確実にまとめてポチるはずの自分。なぜかこの時は「ま、使ってみて欲しくなったら追加で買えばいいか」という考えが勝り、マイク単品のみを注文。結果としてこの直感が功を奏す。

めでたく到着。即、開封の儀。

普通にケース入りで出てきた。この辺で勝利を確信。

このとおり。キャリングケースの中には、ウインドスクリーンが装着された状態でマイクが収納されている。

ということで、SHUREのiPhone/iPad用マイク「MV88 MOTIVシリーズ」をAmazonで買う場合は、ウインドスクリーンやキャリングケースは合わせて買わなくてOK。3つまとめて買うぞって思っていた人は、浮いたお金で鰻でも食べて幸せになってほしい。