カンボジアの首都プノンペンで用事があったので、夜行バスで行ってきた。今回はBirak Vuntham(ヴィラク・ブンタン)というバス会社を利用。チケット予約や昇降場所、値段などをまとめたので、プノンペンへ陸路移動する際の参考にしてほしい。
シェムリアップでVirak Bunthamのラグジュアリーバスを予約する

こちらがVirak Buntham(ヴィラク・ブンタン)のチケットオフィス。オールドマーケット付近のロータリーの目の前。

こちらが目印となる看板。Virak Bunthamはバスだけでなく、荷物の輸送やシアヌークビルからの高速フェリー「Buva Sea」などのサービスもやっている。現地のカンボジア人にも人気のある会社だ。

こちらはバスの運行表。シェムリアップ⇄プノンペン間は昼間の便が4便、夜行が3便となっている。

こちらが運行表に載っていたホテルバス・ラグジュアリーバスの車内のイメージ画像。今回は1人だったので、上の画像の右下にあるようなシングルベッドスタイルを希望したところ、夜12時発のラグジュアリーバスを提案された。
2人で移動ならダブルベッド仕様のホテルバスもあり。1人で移動する場合に見知らぬ人と朝まで隣で寝たくない人は夜12時発のラグジュアリーバスを選ぶといいと思う。

こちらがバスチケット。料金は16.5ドル。出発時間の30分前には乗り場に来ているように言われる。シェムリアップ発の場合、チケットを買った場所からバスが出る。
シェムリアップから夜行バスでプノンペンへ行く

当日夜。言われた通り23時半頃にチケットオフィス前へ到着。

オールドマーケット近くのロータリー。

程なくしてバスが配車される。

大きな荷物がある人はトランクに預け入れて乗車可能。入り口でチケットチェックがあり、靴用のビニール袋が渡される。車内は土足禁止。

乗車してすぐの景色。通路は狭いので、大きなバッグの持ち込みはしんどい。後述するがシートも広くないので、貴重品を含めたサブバッグのみを持ち込んだ方が寝やすい。

乗車してすぐ左手にトイレがあるがなぜか使用不可。ブログ用に写真を撮ろうとしたら扉が開かず「まだ時間あるからオフィスのトイレに行ってこい」と言われた。

車内入って左手が1人用、右手が2人用のベッドシート。Giant Ibisの夜行バスと違って、通路側にカーテンがあったり、前後の壁の仕切りが高い。完全個室とは言えないが比較的プライバシーを確保しやすい。

こちらはGiant Ibis社の夜行バス。左側は同様に1人用だがカーテンもなく前後の仕切りも低い。

ベッド上にはブランケットと枕が用意されている。今回はシングルベッドの2階席にしたが、一度ベッドルーム内に入ると天井が低いので寝ているしかない状態だった。背の低い女性ならもう少し快適に過ごせるかもしれない。次回は下の階を選んでみようと思う。

頭上にはコンセントと空調設備。寝転がった時の顔の正面にコンセントがある。

寝てみた様子。ぼくは持ち物の都合上、車内に持ち込んだ40Lのバックパックを足元に置いている。置いていなかったとしても、身長178cmのぼくは真っ直ぐには寝られない。ちょっと狭目。

窓からの景色。窓側にもカーテンがあるので街灯の光など気にすることなく寝れる。
シェムリアップからプノンペンは夜行バスで何時間?

こちらはプノンペンのVirak Bunthamオフィス前。ここで降車。
定刻通り24時に出発したバスは、朝6時にここへ到着。およそ6時間の行程。途中トイレ休憩があったようだが、寝ぼけていて記憶は曖昧。
降車場にあるMicroMartというコンビニは24時間なので、早朝や深夜でも飲み物を買ったりトイレを使えたりして便利。数に限りはあるが、店内にイートインスペースもあるので時間潰したりすることも可能。
まとめ

ということで今回は、Virak Bunthamというバス会社のラグジュアリーバスでシェムリアップからプノンペンへ夜間の移動した。ラグジュアリーとは名前だけで、シートも普通のなんてことはない夜行バス。特別ゴージャスではないが不満もない。
車内トイレも使えないし水の提供もないので、そういった点ではGiant Ibisの方が優れているという考え方もある。しかしVirak Bunthamのラグジュアリーバスは1人向けのシングルベッドがあり、しかもカーテン等で前後左右との空間を仕切れる。個人的にはこちらの方が好み。トイレは事前に行っておけば6時間くらい平気だし、水も買って持ち込めばOK。
- ある程度プライバシーを確立した空間で寝たい
- 見知らぬ人と隣になるのは嫌だ
という人はぜひ利用をおすすめしたい。