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海外生活に憧れる人に知っておいてほしいやるべきこと・やってはいけないこと

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「私も海外生活に憧れています」と言われると「じゃ住めばいいじゃん」「上京するのとなんら変わらんよ」としか言えないのですが、それだとあまりに冷たい人間だと思われるので、海外に憧れて暮らし始めるならこれだけは注意した方がいいと思うよってことを実体験からお話しようと思います。

海外生活に憧れるならこれだけはやるな

海外生活に憧れるならこれだけはやるな

結論から話すと「海外に住むことをゴールにしない方がいい」です。本当これだけ。

人生どんな時も通過点です。

ゴールは棺桶。

クシャクシャの笑顔で棺に収まるために、妥協せずに今日を生きよう。

手段は選んだ方がいい

憧れていた国に住めるなら手段は問わないというストロングスタイルで突き進む人もいますが、個人的には手段は選んだ方がいいという考えです。

理由としましては、条件の良くない仕事やその場しのぎな生活をしていても楽しいはずがないからです。

その国に住めたことに満足しても、人は3日で慣れる生き物。

次は仕事や職場の人間関係に愚痴が出ることが目に見えて決まっています。地球が誕生する前から決まっています。

手段を選ぶためには、選べる自分であることが必要。

自分をレベルアップさせようとしない人は、いい仕事・いい条件・いい職場とは縁がありません。

理想だけじゃ腹は膨れない

若い子の夢を壊したらごめんですが、事実として理想だけでは腹は膨れません。

それよりも現実的に「何をしたら理想に近づけるか?」を考えた方が確実だし、早いと思います。

仮にギリ食えたとしても、収入が増えていく可能性がなかったり、普段ちょっとした物を我慢するような暮らしをするならあんまり先のある働き方とは言えないですよね。

豪遊したいとは言いませんが、最低限度の快適な生活水準は守りたい。

  • 食べたいものが食べられる
  • ほしいものが割と買える
  • 旅行や帰国が普通にできる

くらいの準備は大切だと思います。

ちなみに東南アジアだと生活コストを抑えられるという話がありますが、固定費を下げることと生活水準を下げることは意味が違います。

引き際の基準を持っていた方がいい

この記事でもまとめていますが、ぼくも「こうなった場合は帰国しよう」と決めている引き際があります。

引き際の基準がないと、生活水準下げてでもその場にい続けることになりそうだからです。

なんでそうなるかというと、半分意地だと思います。

生活水準を下げなくてはいけない自力のなさを痛感しながらも、少し日本に目を向けると「海外で頑張っててすごいね」という言葉に惑わされて帰れないから。

海外で暮らすことはすごくないのに、すごくない自分もわかっているのに、これで日本に帰ったら何も残らないような気がして引くに引けなくなるパターン。

戻れる場所があることは幸せなことですし、日本に帰ることは逃げでも負けでもダサいことでもないですよ。

海外経験を活かした職場や海外案件のある転職だって充実しています。

思い通りにいかない場所に無理してしがみつくくらいなら、幸せの一歩を踏み出そう。

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余談

以前、カンボジアのシェムリアップから日本へ本帰国する人が相次いだ時に「帰国なんて逃げだ」「競争に勝ち残れないから帰る」と言っている在住の人がいました。

この人にとっては帰国=逃げや負けになるわけなので、この人は今後何があっても帰国はしないのだと思います。

人の行動を批判して、自分の人生に勝手に勝ち負けつけて制限の中で生活するなんて、すごいストイックな人なんだと思います。頑張ってください。

海外生活に憧れるならやるべきことは一つ

海外生活に憧れる人がやるべきこと

どんな形であれ海外で働くなら、本業とは別で自分で稼ぐ力を持つor増やすように心がけることが大切です。

日本と違う雇用体系で働くということは、想定していなかった「そんなバカな」な出来事もおこるかもしれないからです。

何があっても食いっぱぐれない自分でいよう。
自分の身は自分で守ろう。

そのための3ステップです。

まずは勉強

もはや海外生活関係ないですけど、勉強しないとダメですね。
失業しても人生は詰まないけど、勉強していないと人生は簡単に詰む。

そのまんま高校生の頃の自分に言いたい。

いきなり独立して稼ぐ力を身に付けることは難しいかもしれないけど、学ぼうとしなかったらずっとそのまま。

現状が変わらない人は大抵行動が不足している場合が多い。

  • 会社にとってもっと必要な存在になるためのスキルアップ
  • 社外のセミナーなどに参加する
  • 社内で勉強会を開く
  • ワンランク上の語学を身につけてみる
  • 社内で飛び抜けた能力を持っている人の能力をまるっと吸収する
  • 本を読む
  • オンラインで学ぶ

できることはたくさんありますよね。

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そして副業

副業なのでどこかに所属したままでも大丈夫です。
どんな形でもいいので、収入を増やす工夫をしていないとダメだと思います。

CrowdWorks(クラウドワークス)で現地の観光情報を書いてみることでもいいし、
ランサーズ
のタスク処理からでもいいと思います。
単価は高くないけど、スモールステップで副業を体験しつつ実績を積み上げるにはリスクがなくて始めやすい。

副業で月3〜5万円くらい稼げるようになれば、生活にとんでもないゆとりが出せます。
稼いだお金でどんどん自己投資をしましょう。

カンボジアの現地で働く
旅と仕事の両立にWebライターがおすすめの理由

徐々に稼げる範囲を広げていく

知識は持つだけでは意味を持ちません。

その知識を使って目の前の課題を解決してこそ意味のあるスキルとなります。

ガンガン挑戦して、自分の視野と可能性と活躍の場を広げていきましょう。

失敗とは稼げないことではなく、学ばないこと・何もしないことです。

旅しながら暮らしている様子
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頑張らないのもあり

中には海外に出た途端に挑戦をやめてしまう人もいます。

理由は様々かと思いますが、本人がいいならそれはそれでいいと思います。

多分成長もないと思いますが、その分挫折もない。

現状に満足しているなら、頑張らないという選択もあり。

海外生活に憧れる人へのまとめ

ということでまとめると以下の2点。

  • 海外生活をゴールにしない方がいい
  • 自分で稼げる力を身につけよう

ってことでした。

海外生活をテーマに書いてきたけど、別に海外生活に限ったことではなく現代を生きていく上で普通に大切なことでしたね。最後に気がつきました。

カンボジアは今日も優しい世界

カフェで作業終えて帰ろうとしたら財布がない。クレカもQRも使えないと言われ困っていたら「今度でいいよ」と。閉店時間を確認して戻ってくる旨を伝えると「無理して今日じゃなくてもいいよ」と。即家に帰って支払いに戻りコーヒーおかわりして閉店まで頑張ります。そしてこれからたくさん通います。 pic.twitter.com/wo0Oa0IcZs

— 北川勇介 (@yusukeworld_) August 11, 2020