2016年3月15日
建設97日目
今回最後の村泊りを終えて、ついに迎えたはるかの最終日。
昨日、夜のミーティングで役割分担をみっちりしたので意気揚々と駆けつける。
散々言ってきた工事最終日の日程。
チケットを2回も破って手伝ってくれたはるかの、完成を見届けるという夢は到着早々、あっさりと破られる。
今日届くはずのペンキが届かない。
しかも申し訳ない感じも全くなく。
「ユスケが日本に帰ってもちゃんと色塗ったら写メ送るよ〜」
って軽い感じ。
バカか!
一緒に完成させる気が全くないのか!!
一気に気持ちが萎え萎えモード突入のですが、今日も今日とて目の前のことをやるしかない。
今日はシティゲストハウスのお客さんのあやかとさおりが駆けつけてくれました。
ありがとう。
とにかく気持ちを切り替えて、やれることをみんなで全力でやろう。
朝一、ぼくらは校舎裏側の窓の上に取り付ける雨よけの残り二ヶ所のコンクリ流し込み。
あやかとさおりも不慣れなモルタル練りから始まり、窓枠のモルタル練り込み作業までやってくれた。
日本人チームが詰め込んだ窓枠周りのモルタルをカンボジア人チームが仕上げていくという暗黙の流れも出来上がり。
たまたま通りかかってしまった牛飼いのおっさんも、強引に作業要員として巻き込んだ。
「あれ?なんで俺ここでこんなことしてるんだ?」って顔していますね。
1日かけて全ての窓とドアの周りにモルタル練り込みを完了。
レンガがまだ剥き出しの部分を左官作業で埋め尽くしていきます。
シティゲストハウスでイケメンドライバーとして名高いカンさんも、作業に強制参加で残っていた階段と教壇周りの加工。
来てくれて本当助かった。
3人だったら絶対終わらんかった。
結局、はるかの帰国に合わせて完成も間に合わなかった今日。
それでも最後まで笑顔で、はるからしく一生懸命動いてくれた。
本当にありがとう。
最後は学校の前でツーショットでも撮って、思い出話しようかななんて思ってたのに。
最近の大工さんのいざこざもあり、今後のスケジュール調整している間に、遅くなるので今日の参加者たちと一緒に先にシェムリアップへ帰した。
最後は涙もなく、また明日も来るんじゃないかってくらいあっさり去っていった。
シティゲストハウスへ戻ると金子さんとわちゃわちゃしてたはるか。
ずっと村にこもってたはるかのリクエストで、最後の晩餐はOHANAへ。
チキン南蛮と冷やし中華がっついて、高校球児か!って感じでした。
そのままOHANAからトゥクトゥクに乗ってはるか、そして昨日・おとといと手伝ってくれたたくみ、ゆうたろうが空港へ。
ここで泣き出すはるか。
やっぱこいつ面白いわ。
気をつけてな、はるか。
本当ありがとう。
たくみもゆうたろうもまた会おう!
今日来てくれたあやかとさおりもありがとう!
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