カンボジアでツアー資格を取得しました。資格というとライセンスみたいですが旅行会社を立ち上げた訳ではなくて、旅行会社と提携をしました。
これによって、旅行会社の許可が降りたらカンボジア国内(シェムリアップに限らず)のツアーを催行することが可能になったわけです。
カンボジアの旅行会社と提携した経緯
- カンボジアの小学校と関わっている
- カンボジアの孤児院とも関わっている
- 見学したいという人がいる
- お金とってアテンドしたら違法
- でも、お金取らないで連れていくほど暇ではい
- 違法じゃない方法にしましょう
という経緯です。
旅行会社に企画を提供して、旅行会社が催行するという感じです。
いろいろ細かいこと聞かれるの嫌なので記載しておくと、提携料として年間1200ドルとツアーごとに売り上げに対する税金分を旅行会社に払うという約束です。あまり分は良くないですが会社立ち上げて税金諸々やる手間を考えたら正々堂々やるには効率的な手段でした。
(追記)
現在は提携解消したのでツアー業務は一切行っておりません。見学希望の方には交通費負担&施設維持費に任意してくれる人だけ$5という形で案内しています。施設維持費は文字通り施設に不備があった際の交換・修理などに使っています。
カンボジアの旅行会社と提携してやりたいこと
実際にやろうとかんがえていることとかです。
- 活動場所を探そうとしている人向け
- 既存の小学校や孤児院の現状を知りたい方向け
逆にやらないことは
- 現地の子ども達と遊ぶ
- 現地の子供たちに何かを教える
みたいな交流型の体験活動。先にその理由を語ります。
「ボランティア」にはスキルが必要だから
「英語が得意なんで英語を教えたい。」というかもしれませんが、その英語をどうやって教えますか?
「雨期は雨が溜まって大変って聞いたので水路を作りたい。」というかもしれませんが、その水路を作るスキルを伝える方法はお持ちですか?
要するに現地の人に何かを伝えたり交流しようと思ったら、スキルと語彙力が必要になり、多くの場合そこには通訳が必要になるので本質的とは言えないと考えています。
我々は通訳がしたい訳ではない
で、その「何かしたい」のためにぼくらは通訳したり段取りしたりしたい訳ではないので、基本的にそういった子どもたちと遊びたいとか何かを教えたいってのはやっていません。
新しい活動場所を探している団体向け
ほんなら何ができるんだって思うかもしれませんが、その一つはカンボジアで実際に活動をしたいけど、何からしていいかわからないとか、どこでどんな活動が求められているのかわからないとか、そういった方々向けの現地視察等をサポートすることです。
活動場所を探す団体と実際に支援活動を求める現地のコミュニティをマッチングさせます。現時点で特に求められている活動は「井戸掘り」と「トイレの建設」です。
1週間程度(応相談)の滞在で、実際に現場へ出向き活動をするためのお手伝いをします。
既存の小学校、孤児院のリアルをお伝えする
カンボジアにある既存の小学校や孤児院の様子を現地の様子を交えながらお伝えします。
なので基本的には交流はありません。運良く食事やイベントなどと重なったら参加も可能です。
不定期で起こるイベント
運が良ければ、孤児院で子ども達と一緒に「ものづくり」を体験することや、子ども達と一緒に出かける「遠足」などにも参加することが可能です。不定期でBBQもやっています。
日程も、なるべくご都合に合う形で組むことも可能ですので、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。
そのほかできることとか
このように期間、予算、内容、日帰りツアーか宿泊かなど、その都度細かくオーダーメイドするような感覚で、自分たちだけの体験内容を盛り込むことができます。
この実現ができるのも、大手にはないフットワークの軽さと現地での確かなネットワークから生まれる幅広い活動の選択肢があってこそです。
ベタな企画が多いからこそ、このように参加者の意向になるべく寄り添う形をとることで、現地と参加者それぞれにとって意義のある期間を生み出すことをお約束します。
2017年夏の企画とか
6月中旬(日程不明) 孤児院の教室作り
7月5日(仮) みらいスクールの子ども達と行く第三回遠足
8月3〜7日 ロンデン村井戸掘り(佐久間井戸修復計画)※残り定員わずか
8月10〜14日 みらいスクールガーデニング計画
まとめ
ということで、現地のMSTという旅行会社と提携をいたしました。今年はぜひカンボジアにお越しください。
主催:MST(現地旅行会社)
企画:BORDERLESS
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