人生を今よりもっと良くしたいと考えながら日々暮らしているのですが、心が無駄に揺さぶられるのコスパ悪いなと感じました。
感情っていうのは目の前で起きた物事に対して、自分が後付けで嬉しいとか悲しいとかムカつくとか理由付けしているだけなので、無駄に反応してしまうとさらに損した気持ちになります。
特に
- 動揺
- 落ち込み
- 怒り
- 緊張
- 不安
- 後悔
みたいな反応を無駄に起こすのはすぐやめたい。そんな時に良い本に出会い、ぼくは瞑想を人生に取り入れました。
記事の最後に怪しい団体や集会に勧誘したりしないので安心してください。
瞑想とは
瞑想は非常に多義であり、一言で言うのが難しいですが
- 座って静かに行うもの
- ヨガのように体を動かしながら行うもの
- 声を発しながら行うもの
などいろんなやり方があります。
共通しているのはリラックスした状態で無心になったり、何か一つのことに意識を向けたりするという点ではないでしょうか。
ドラゴンクエスト6で勇者の職業を極めていくと習得できる技の一つでもあります。MPを削らずに自分のHPを500も回復できます。勇者すごい。瞑想ハンパねえ。
瞑想の効果
数ある瞑想の種類の中でぼくが今回取り入れたのは、超ベーシックな呼吸瞑想という、自分の呼吸にだけ意識を向けるものです。
マインドフルネスが鍛えられる
自分の呼吸に意識をおくことで
- 自分の状態について気づき
- 自分を客観視してコントロールすることで
- 今ここに集中することができる
ようになり、マスターできると無駄に反応しなくなるとのことです。これはマインドフルネスを鍛えられるかららしい。マインドフルネスを刺激しまくろう。
マインドフルネスとは、要するに自己への気づき。今ある状態に気づくことで、自分にとってより正しい行動ができるようになります。瞑想の1番の効果とも言えます。
瞑想のその他の効果
気づき以外の効果としては
- 脳が疲れにくくなる
- 集中録や記憶力がアップ
- メンタルが安定する
- ストレス耐性が上がる
- 幸福度が上がる
- 免疫力が上がる
- ポジティブになれる
- 共感力が上がる
- コミュニケーション能力が高まる
- ダイエット効果がある
- 自律神経が整う
と言われています。
瞑想を取り入れている一流な人たち
成果を出している人の多くが瞑想を生活習慣に取り入れているという話も聞きます。
スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、イチローなど。
なぜこのような人たちに瞑想が取り入れられているかというと、集中力が鍛えられるからです。
最前線で活躍している人ほど、並外れた集中力が求められ、そして結果を残しています。
瞑想で集中力が鍛えられる仕組みと実践した感想
最後に、なぜ瞑想で集中力が高まるのかの仕組みと実践した感想をまとめます。
瞑想で集中力が高まる仕組み
前頭前野という脳の中で最も重要な中枢が鍛えられるからです。
呼吸瞑想をすることで、自分の呼吸だけに意識を向けようと思っても途中で気が散ります。
「気が散っているな」という気づきを得て、意識を呼吸に戻すことで脳が鍛えられるという仕組みです。
意識を戻そうとすると前頭前皮質に血流が増え、成長して機能が上がるのだそうです。
前頭前野は最も遅く成熟する脳部位でありながら、老化に伴って最も速く機能低下が起こる部位でもあります。
参照:脳科学辞典
やり方
- 背筋を伸ばして座る
- 目を閉じてゆっくり息を全部吐き出す
- ゆっくり鼻から吸う
- 鼻から入った空気が全身をめぐるイメージで行う
予断的な発見ですが、瞑想を始めたことで自身の呼吸の浅さにも気づきました。息は吐き切ることが大事。
10秒くらいかけてゆっくり体内から全て吐き出す意識でやると次に入ってくる空気がとても新鮮です。鼻を使って深い呼吸をすることでリラックス効果が得られて自律神経が整ったり、お腹周りのインナーマッスルが鍛えられることでダイエット効果があるのだと思う。
感想
瞑想を取り入れる前は「何秒かけて息を吸うとか息を吐くとか、数を数えているだけで何も集中できていないじゃないかバカバカしい」と思っていました。
しかし本を読むことで「それでいい」ということを知り、完全に目から鱗。
集中して何かを考えるのではなく、集中力を高める訓練です。
気が散る自分に意識を向けることで「ああ、また気が散っている…」と落ち込むのではなく、気が散っていることを自覚して呼吸(本来やるべきこと)に意識を向けることで脳が鍛えられるというのだから驚き。
瞑想の効果と結びつけるには主観的な感想ですが、少なくとも作業中にあれこれよそ見することが減りました。
前だったらブログ書きながら動画編集が気になったり、動画編集していたらSNSの反応が気になったりと全然目の前のことに集中できず、目の前のことが片付く前にすぐ違うことを始めてしまい結局どれも中途半端みたいな悲惨な状態でした。
「気が散っていることに気づく」ということの大切さに気づいてからは、同じように目の前のこととは違うことがよぎっても「今やっていること終わらせてからの方がいいぞ、絶対に」と自分に言い聞かすことができるようになり、目の前の気分や感情に振り回されて行動を変える音がなくなりました。猫が膝に乗ってきてもこの通り。これを人は成長と呼びます。
先月の挑戦
先月は圧力鍋に挑戦をしました。
コメントを残す