クラッシュバゲージのスーツケースがいい感じなのでレビュー

昨年までは移動中、持ち物すべてをカリマーの背負えるキャリーケース「AirportPro70」に突っ込んで一時帰国したり旅行したりしていました。名古屋→東京→埼玉→静岡と移動していたら東京へ向かう名古屋駅あたりで嫌になりました。AirportPro70は車輪が2輪なので、転がせないんですね。だから人混みでも引っ張るしかないので幅を取ります。周囲を見渡すとキャリーケース持っている人はみんな4輪で転がしています。俺も転がしたい。

クラッシュバゲージのキャリーケース買った

静岡の後に宮古島の予定が控えていたので、静岡についてすぐポチったのがこれ。クラッシュバゲージというイタリアのメーカーのキャリーケース。S/M/Lサイズがあって、今回買ったのはSサイズ。機内持ち込みできる大きさです。

このスーツケース、なかなかおもしろくて新品なのに最初からボコボコに凹んでいます。こういうデザイン。昔ダメージデニムみたいなのが流行っていましたが、そのスーツケース版といったところでしょうか。ウチのおばあちゃんに見せたら「不良品」とか「新しいの買いなさい」とか言い出すレベル。

ロゴアイコンの入ったボタンを押すと取っ手が伸びます。

3段階に調節できていい感じ。アルミなので軽くて強い。

ファスナータイプで開閉できるタイプ。安心のTSAロック搭載なので、もし今後アメリカ行きの飛行機に預け入れた際に運悪く運輸保安局のチェック対象になってしまっても、ロックを壊されることはありません。

キャスター。静かにスーッと進んでくれます。ノンストレス。

中はこんな感じ。中身はこれを買ってすぐ宮古島へ行く時の持ち物たちです。海に入るにはやや肌寒い時期の宮古島へ行くのにかなりスカスカで行けたので楽勝でした。黄色いアクセントカラーもいい。

クラッシュバゲージのいいところ、イマイチなところ

実際に使ってみて思うメリット・デメリット的なことを書いておきます。

ガンガン使える

お気に入りの新品のスーツケースで旅行に出掛けると、到着空港で荷物を受け取るだけですでに小傷などがついていて「あああああ」と思う人もいるかもしれません。“ダメージをデザインに”という斬新なアイデアから作られたクラッシュバゲージのスーツケースは、既述の通り最初からボコボコに凹んだ見た目をしています。なので最初からそんな傷や凹みを気にせずガンガン使えます。

目立つ

空港の到着ロビーでは似たようなスーツケースがたくさん出てきて、一体どれが自分のかわからなくなってしまう人も多いはず。クラッシュバゲージのスーツケースはベコベコに凹んだものが出てくるので、一目で自分のがわかります。さらに旅するごとに付く傷や凹みが完全に自分オリジナル。使えば使うほどオンリーワンなスーツケースに仕上がっていきます。カラーバリエーションも豊富なので、お好きな色を選んで自分なりのダメージを楽しもう。

軽くて強い

ガンガン使えるからと言って、本体の寿命が短かったら意味がないですよね。クラッシュバゲージは耐久性に優れたポリカーボネートを採用しているので、一般的な仕様ですぐに壊れてしまったり、中身にまでダメージが伝わるようなことはありません。また素材の特性上、非常に軽量な仕上がり（Sサイズで3.0kg）なので、取り回しも楽。

四輪は楽、しかも静か

四輪なので移動の際に斜めに傾けなくても、キャリーケースを縦に立てたまま移動が可能です。幅も取らないし、手も疲れにくいので非常に快適。また車輪が非常にスムーズに回転してくれるので、よっぽどガタついた路上じゃない限り動作音も静かで滑らかな移動ができます。

キャスターのストッパーがあるとなおいい

スムーズに回転してくれる分、ワンタッチで作動するストッパー機能があると勝手にコロコロ転がっていかなくて嬉しいなあと思いました。

3つのサイズラインナップ

今回ぼくは機内持ち込みように一番小さなSサイズ（40L）を買いましたが、他にもM（65L）とLサイズ（100L）があり、旅行期間や地域、持ち物によって好みのサイズを選べます。しかもマトリョーシカのように収納できるので、自宅などで使わないときには幅を取らず一個分のスペースで最大3個まで収納可能です。

外部ポケットもあると嬉しい

特に機内持ち込み用のサイズ感だと、場面によってはパソコンを入れている可能性もあるので、いちいちメインファスナーを開かなくてもパソコンやタブレットが出し入れできるような外部ポケットがついているとメッチャ嬉しいなあと思いました。

5年間の長期保証

クラッシュバゲージの商品には全て５年間の長期保証が付いています。初期不良とみられる製造上の欠陥が保証期間中に明らかになった場合は無償修理をしてくれるので安心。

クラッシュバゲージの暗証番号設定方法

クラッシュバゲージのスーツケースは三桁の暗証番号でロックが可能です。設定方法はメッチャ簡単。

番号右横の小さなボタンをドライバーとかボールペンの先とかで「カチッ」と音がするまで押します。

その状態で好きな数字にダイヤルを動かします。写真の場合は999。

番号左横のスライダーを右に動かすと、最初にボールペンなどで押したボタンが「カチッ」と音がして上がります。これで設定完了。

クラッシュバゲージの暗証番号がわからなくなった場合の対処法

方法は一つだけです。000から999までの番号を一つずつ試していきましょう。

まとめ：キャリーケース旅、完全にあり

そんな感じで、いい感じのサイズ感のキャリーケースを手に入れました。これまではバックパックで旅行することも多かったですが、日本国内だと満員電車の時にリュック背負っていると邪魔だし、そもそも大きめのリュックだと座るときにわざわざ肩から下ろさないといけなかったり、便利そうで意外と不便な点もあります。四輪で転がせるキャリーケースも積極的に旅のお供に加えてみようと思います。