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カンボジアの農村部からタイへ出稼ぎに行く人を食い止めたいって話を聞くたびに思うこと

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カンボジアの農村部からタイへ出稼ぎに行く人たちがいるって話をよく聞きます。出稼ぎがいいか悪いかは別として、タイへ出稼ぎに行かせないようにその村に産業を興そう!貧困を食い止めよう!って言い出す人もいます。

で、タイへ出稼ぎにいくこと以上の成果を約束できて責任を果たせるならいいんですが、

  • 事業としてうまくいかなくて資金繰りに困って募金活動に明け暮れたり
  • 自分が食いたいもの食えなくなったり
  • タイへ行くはずだった人を雇ったのにお金払えないから解雇したり
  • でもやっぱり村の人雇いたいんでお金出してくださいってわけわからんこと言い出したり
  • うちの商品買ってくれるとこの子たちが救われますみたいな商売したり

するのは、なんだかなって思うわけです。

ぼくが出稼ぎに行く立場の人だったら「あなたたちの夢に付き合っている暇はありません」「今日の仕事と明日を生きるお金をください」「くれないならぼくはタイへ行きますのでほっておいてください」って気持ちになるだろうなって思ったので、やっぱり「誰かを支援するとか言いながら、自分が支援してもらわないと生きていけないような活動はしてはいけないな」って強く思いました。現場からは以上です。

カンボジアのアプサラ

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