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自分の好きを発信するメリットは好きなものが集まること

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自分が好きなことや大切にしていることを発信していると、いいことばかり起こる。

「発信」というと、ブログもSNSもやっていないって思う人もいるかもしれないけど、そんなものは必要ない。

 

いや。

必要ないことはないし、ないよりあったほうがいいけど、なくてもいい。

 

周囲の人に「私はこれが好き」って言うだけでいい。

そうすると周囲の人は「お〜あいつはあれが好きなのか」と知ってもらえる。

 

これが超大事。

 

好きなことを発信しているメリット

好きなことを発信していると、好きな人、こと、ものが集まって来る。

 

「ケツメイシが好き」って言っていたら、イベントにケツメイシのRYOさんが来て一緒に写真を撮ってもらえた。

「カンボジアに小学校を建てる」って言い出したら、建てたことがある人、カンボジアでの生活経験が豊富な人、活動に興味がある人が集まって来て、情報をくれたり、力を貸してくれたりした。

「ハチミツが好き」って言った時は、カンボジアまでハチミツを届けてくれる人が急増し。

 

「カンボジアでカフェ始めました」って言ったら、世界各地からおすすめのコーヒー豆が届いた。

 

教員時代は「ビール好き」が定着しすぎて、離任式では卒業した教え子たちがこぞってビールを届けてくれた。

 

ちなみに、ぼくはキノコが嫌い。

 

小学校を建設したカンボジアの農村部で、まだ一人で活動をしていた頃、村の食事でキノコが出された。

「日本人はキノコ食べないんだよ」

って自分都合のデマを流してから、村では日本人が来た時の食事にキノコは入らなくなった。

 

好きなことを発信する技術は必要ない

自分が好きなことを発信するのに特別なプレゼン技術は必要ない。

 

「私はこれが好きです」

シンプルにそう伝えるだけ。

 

スポーツなら野球が好き。

お酒ならビールが好き。

国ならカンボジアが好き。

 

それがぼく。

 

好きなことに「メリット」なんて考えていない

「なんでカンボジアに住んでいるんですか?」

「なんでカンボジアに学校建てようと思ったんですか?」

「なんでカンボジアでお店やってるんですか?」

 

こう言うのはよく聞かれる質問。

 

好きだから住んでるし、学校に通えない子どもたちと通わせたい大人がいたから力を貸したし、建てたら建てたでいろいろあったから今はお店やっている。

 

すると

「やっぱり日本より海外に住んだ方がいですか?」

「カンボジアに小学校建てたメリットってなんですか?」

「カンボジアでお店やった方が儲かりますか?」

 

なんだろう。

何かやることにすごく、メリットを求められた質問の数々。

 

そりゃ損するより得した方がいいかもしれない。

でも最初から「損得」で行動を制限することが一番デメリットだと思っているから、ぼくはあまりそういうこと考えない。

 

海外に住みたいって思えば住んでみればいい。

違うなって思えば帰国したり、他の国へ行けばいい。

 

やりたいって思ったことならやってみたらいい。

好きなら続ければいいし、飽きたらやめればいい。

 

思っていた以上によかったこともあるかもしれないし、思っていた以上に悪いことだってあるかもしれない。

 

「かもしれない」から、楽しいのが人生なのだ。

 

「〇〇したら〜〜なる」

って、学校でならった公式みたいに、何かに当てはめて答えがわかったら、人生の楽しみのほとんどはなくなってしまう。

 

「頑張れば報われる」って言われないと頑張れませんか?

「やっても意味ない」って言われたら諦められますか?

 

ちがうっしょ。

 

さいごに

好きなこと、思っていること、考えていること、ほしいもの、やりたいこと。

こういうのは惜しまずに言った方がいい。

 

言うのは自由だから。

 

言ったら誰かが、何かを与えてくれるかもしれないし、与えてくれないかもしれない。

でも、少なくともそれを聞いた人は、あなたが何が好きか、なにをやりたいのか、わかってくれる。

 

知らないと知っているは全然違う。

知ってもらってようやくスタート。

 

言わなければ広がらなかった世界がある。

それは全て、あなたの一言から始まる。

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