人間が変われるのは『立って、何かした時だけ』
参照:夢をかなえるゾウ1 より
ぼくの好きな本に書かれている、好きな一文。この言葉に従ってから、耳障りのいい言葉で決意を何万回もするよりも、くっそ地味なことでもいいから一回行動してみようと思って生きています。続くか続かないかはわからないけど、初めてみないと何も得られない。そう思って毎月やっている何か新しいことに挑戦する企画は3年半継続中。8月は三枚おろしに挑戦しました。
なんで三枚おろし?
自分で魚をおろせたら楽しそうと思ったからです。もうじき日本へ帰るので、おいしい魚を存分に楽しみたい。だけどいきなり丸々一匹魚をもらっても困ってしまったり、スーパーで売られている切り身しか選択肢がないのでは寂しすぎる。
シンプルに塩焼きにしたり、じっくり煮つけたり、昆布締めなどでさっぱり生で食べたり。魚の種類と気分で楽しめるようになりたいので、超絶基本となる三枚おろしをマスターしておこうと思いました。
3枚おろしの手順と方法
ということでオールドマーケットでサバを買ってきました。魚を捌く手順の最初に鱗取りがありますが、サバは鱗がないので初心者向け。
- 頭を落とす
- 腹を開いて内臓を取り出して洗う
- 背骨に沿って切る
- 反対も同様に
- 中骨をすく
といった手順。魚によっては皮をひいたり骨を抜いたりする工程も必要になります。
三枚おろしをやってみよう
まずは頭を落とします。
腹を開いて
内臓を取り出しました。水で洗いながら取り損ねた部分を取り除いたり、血の塊みたいなのを抜いたりします。
魚の頭を左に向けた状態で上にくる方の面から切り落としていきます。
続いて反対側も…とやっていたらお客さんがやってきました。まだ準備中なんですよ。
ロックオンされています。
かわいいから無罪。
処女作。初心者のうちは身がズタボロになったり、見た目がガタガタになったりしてしまいます。最初からきれいに上手にできたらこの世から努力という言葉が消えますね。量をこなしていけば上達していくはず。ということでとりあえず買ってきた5尾全て捌きました。
2、3尾目。依然としてガタガタ。
4尾目。切る時に力を入れ過ぎず包丁の重さを利用して…などのアドバイスを管理栄養士の先生にいただきました。なるほど。
少しマシになった気がする5尾目。中骨の落とし方のコツを少し掴んだ。
おろしたてのサバで照り焼きを作りました。タレは醤油・酒・みりん・砂糖を1.5:1.5:1:1で。あと生姜もすりおろして。
照り焼きにはゴマを振ってもうまい。ゴマはそのままだと吸収率が落ちるのでミルで砕こう。
残りは冷凍して朝ご飯の時に塩焼きにしたり、自己責任でしめ鯖にしたりする予定。楽しみ。
まとめ
ということで今後は「魚が食べたいな」と思ったら丸々買ってきて自分でおろすことを繰り返して、腕を上げていきたい。日本に帰ったら包丁などもいろいろ揃えて楽しんでいく所存。やりたいな・食べたいなって思ったことにはお金を惜しまず投下して経験値に変え、楽しい人生を生きていきましょう。