海外に住みながら、フルリモートで働くスタイルがかなり板についてきた?と思っているので、ぼくなりの「こうやっている」を書きました。全部で6つ。
1.決めたことをやる、それを毎日継続する
ぼくはほぼ毎日同じことをやっています。特に秀でた才能を持ち合わせていない凡人が生き残るためには、積み上げた時間で勝負するしかないと思っているからです。やっていることは以下の通り。
- 毎日ブログを書く
- 毎日動画を作る
- 毎日外注さんとやり取りする
- 毎日読書をする
- 毎日勉強をする
- 毎日運動をする
仕事で思い通りの成果を出すために大切なことは、自分で決めたことを毎日例外なくやるということだと思っています。これはぼくが大学受験の時に得た教訓で、今でも大切に心に留めています。めっちゃ頑張る日と全然頑張れない日があるくらいなら、毎日コンスタントにちょっとずつやった方がいい、という考え方です。
毎日やらなくても思い通りの成果が出ている人はいいのですが、思い通りの成果が出ていない理由の大半は「量こなしていない」「続けていない」ということだったりします。
読書、勉強、運動など一見仕事とは関係なさそうですが、勉強していないと普通にこの先やっていけなくなるし、体調管理ができていないと働けないので仕事の位置付けに置いています。仕事とは、理想の人生を構築する手段の一つだからです。
2.作業環境に惜しまず投資して使い倒す
毎日使う道具は、多少無理をしてでも必要な物を揃えるべきだと思っています。使っている道具がいいと「あの道具があれば、俺はもっと仕事ができるのに…」というくだらない妄想を排除できるからです。道具のせいにしないでさっさと買ってしまえば、毎日快適に仕事ができます。
2022年7月現在は、14インチのMacBook ProとiPhone13 Proを活用して仕事をしています。この二つだけでも実に60万円ほどのお金がかかりましたが、すぐに取り返せる見込みがありました。しかも仕事には絶対欠かせない物なので、金額を理由に購入を躊躇することはありませんでした。
ただ新しい物がほしいという物欲ではなく、これがあれば仕事が捗ると思えるものは積極的に購入し、日々使い倒していけば、そこに費やしたお金はすぐに戻ってきてくれます。宝の持ち腐れにならないよう、自分を高めていくためにも日々自己錬磨は大切。
3.定住しつつもノマド的に作業をする
ぼくはカンボジアに住んでいて、基本的には毎日自宅で作業をしています。だからと言って自宅が一番捗る環境になるようにはしていません。なぜなら外出先でもモリモリ作業をするためです。
ぼくは毎日同じ場所で作業していると飽きるということはありません。用がなければ毎日家でもいいのですが、出かけた先で生まれた隙間時間でも作業を進めたいので家で使っている仕事道具をそのまま持ち出します。
パソコンを触れない時でもiPhoneで作業ができるようにアプリも揃えてあります。編集した作業はクラウドで同期されて、帰宅後にまたパソコンで仕事するという流れ。
なぜ隙間時間にも仕事をしようとするのかというと、ぼくの人生にはやりたいことがたくさんあるので、隙間時間に少しでも作業を進めておかないと時間が足りなくて、やりたいことがやれなくなるからです。
そのため毎日持ち歩くカバンの中身は頻繁に見直して、毎年一回記事にしています。
4.仕事の依頼はリアルな人間関係優先
仕事の依頼はクラウドソーシングよりも、まずはリアルに人間関係のある人の中から優先的に声をかけるようにしています。周囲に探している人材がいなければ、クラウドソーシングを活用して募集しています。
外注費をせっかく払うのであれば、大切な仲間にきちんと払った方がいい。自分1人ではやれないことをみんなに協力してもらって、みんなで豊かになりたいから近くの縁から紡いでいきたいからです。
すでに構築された人間関係の中からでは、新しい出会いやスキルがないので可能性も広がりにくいと考える人もいるかもしれませんが、違うスキルや人脈が必要な時はその人経由でまた広げていけばいいと思っています。
直接顔を見なくても、信頼できる仲間達とみんなで楽しく働いているから、人がまた集まってくる場所を作りやすい気がします。
5.連絡手段も身近な物から
リモートで働くなら、人によってはあらゆる連絡用ツールを使えた方がいいと考える人もいると思います。人によって使いやすいツールは異なるからこそ、自分があれこれ使えたらいろんな人に優しいネットワークを作れるからです。
しかし、ぼくはあまりいろんな連絡用ツールを使いません。超身近な人とはLINEで済ますこともあるし、Facebookメッセンジャー、チャットワーク、Slack、Gmail辺りがあれば過不足がない。広げすぎると管理しきれない人間なので、これでもちょっと多いなと感じるくらいです。
個人的にはその人とどうやって最初に連絡を取ったか?が大事で、その最初のツールで連絡しにくければ話し合って「では今後は〇〇にしましょう」と決めればお互いやりやすくなります。なんでも使えたらいいのでしょうけど、なんでも使いこなさなきゃ仕事にならないみたいなプレッシャーは嫌いなので、連絡しやすさ優先で考えています。
6.自分がやらなくてもいい環境を構築していく
最終的に目指す部分として、自分がやらなくてもいい状態に持っていくにはどうしたらいいか?を考えて取り組んでいます。これはサボりたいという心情というよりも、自分がやらないと回らない…仕事休んだら一円も生まれない…といったリスクを回避するため。
あとは自分がやらなくてはいけない部分でも、今日から2週間くらい寝込んでも動画は毎日アップされるだけストックしてあります。これも途中で述べた「隙間時間で働く」を積み重ねた結果、突然働けなくなっても生活がガラッと変わらないための対策だったりします。
それからオンライン会議(…というか会議そのもの)が好きではないので、できればやらなくても意思の疎通ができるような工夫や根回しもしています。もちろん会議イヤ!めんどくさい!ってわけにはいかないのでやらなくてはいけないことはやりますが、会議に限らずやらなくていいことはやらなくていいという性分です。
自分がやらなくていいことはできるだけ排除することで、今いるこの場所での生活の楽しみ方も広がっています。せっかく好きな街にいるのだから、ここでしかできないことともっと向き合いたい。
海外フルリモートでの働き方まとめ
今回は海外に住みながらフルリモートで働くために実際にやっていることを書きました。
「リモート最高」とか「オフィス不要」とか「人に会う必要ない」とかそういうことが言いたいわけではありません。これもあくまで働き方の一つであって、全てではないからです。ですが「出社しないと仕事ができない」「その場所にいないと仕事にならない」という働き方だけに偏るのもリスクがありすぎる。
「海外フルリモート」って言葉は、耳触りはいいけど楽で自由で快適な働き方とは限りません。そんな働き方にするためには、それなりに工夫も必要です。なので、よりよい働き方を追求していくためには、リモートワーク主体で働くのはいろいろ考えるきっかけにもなります。
よく言えばフレキシブル。悪くいうと不安定な働き方にも思えますが、安定したと思い込んで落ち着いてしまえば、その先はあまり明るくない未来が待っています。そういう意味では、常に考え続ける環境に身を置くことができるので、自分を甘やかさずやれているのだと思います。
なんか最後の締め方がよくわからなくなったので、この辺で。