この間会った21歳の大学生が「就活やめました。会社に入るとか負けですよね?やりたいことないけど社畜になりたくないので就職しないです」って言っていて「そんなことないんじゃないかな」って思ったので書きます。
就活して企業に入ったら負けじゃないんだよ
当たり前ですが「企業に入る=負け組」とかないです。誰の定義だよ。ぼくの周りには楽しそうに働くサラリーマンの友人がたくさんいるので、社畜とかブラック企業とかそんな言葉だけに踊らされて会社員になることを悪だと思わなくていいと思うんです。
あと「満員電車乗りたくない」って気持ちはわかりますが、満員電車に乗って仕事へ向かう人全体を批判しなくてもいいと思います。それは仕方ないことだから。
ぼくもフリーランス系の話はたまに書きますが、会社で働くこととか日本社会の問題とか、追求したいのはそこではありません。
そんなことはどうだっていいと思っていて、それよりも時代が変化しても変化させてはいけないものに目を向けるべきだということです。
それは自分の心の声に従うということ。
これを守っていれば、時代が激変しても大丈夫なんじゃないかなって個人的には思っています。
フリーランスとして活躍しているような若い子達が、ブログなどの個人メディアを利用して、「やりたいことやっています、いえ〜い」みたいなことが目立ったりもしますが、別にそういう生活したくないのならしなくていい訳です。
起業やフリーランスが自由で楽しいという幻想
「やっぱこれからの時代は起業ですよね!?会社とかクソすぎて就活したくない」っていうクソみたいな意見を聞くこともあるのですが、別に星の数ほどある会社が全てクソな訳ないし、日本社会の課題云々とか言いながら、日本社会の今の現状の恩恵を少なからず受けて生きてこれた訳です。
だから、働くこととか社会の現状をそこまで悲観的になる必要はなくて、一方で輝いていそうに見えるフリーランスたちの生活や会社がつまらないという幻想を早く捨てるべきだとぼくは思います。
ぼくも、もともと独立する気なんて毛ほどもなかったし、人生がたまたまそう転換しただけ。
教師という仕事は、朝7時前には校門を開けて、22時半に校門を閉めて帰るという文字にしたら超絶ブラック企業な生活でしたが、それでもやりがいや楽しみはとてつもなくありました。
仕事行きたくない日が1日もなかったんです。本当に。今はどうかというと、生活がガラッと変わって。
だからと言って、独立してよかった〜とか、教師時代に戻りて〜とかもないんです。
昔は昔でよかったし、今は今で良い。
だから「これが正解!」なんて道はなくて、自分が選んだ道を正解に変えていくだけなんです、結局。
起業して幸せを感じる人もいれば、会社の中で働きながら幸せを感じる人もいる。
当たり前ですよね、幸せの感じ方が違うこと自体。
だから、どっちがいいとか悪いとか、そんなことを話題にしていること自体ナンセンスだなと。
まとめ
自分の心から湧き上がってくる声を無視していると、心もいつか本音を言わなくなってしまうと思っていて。自分が生きていて湧いてくる感情なのだから、心だって自分と一緒に生きている。
心が本音を出し続けても、本体がその本音を無視していたら、多分拗ねちゃうよ。
大切にしたいのは、世間体とか周囲の声ですか?
それとも自分の心の本音から湧き上がってくる声ですか?
これさえわかっていれば、どこにいたって、何だってやれます。
何者にもなる必要はなくて、自分のままで。
踏み出せるかどうかは、勇気とか能力の問題じゃなくて、自分に責任を取れるかどうかだけ。
それまでどんな生き方してきたかで、決断の時の迷い方は変わります。
責任取ることから逃げてきた人は、きっとまた逃げる。
ぼくはそう思っています。
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