これは今からおよそ10年前のお話。北川勇介は20歳の誕生日でした。大学の野球部の仲間たちからプレゼントでもらったPaul Smithのパンツ。大学生にはもったいないほどの高級パンツ。
ぼくのテーマカラー「ネイビー」のそいつは、抜群の履き心地と玉持ちの良さを発揮していました。暑い日も寒い日も、蒸れる日も痒い日も、共に過ごしてきたまさにぼくの影の立役者!
そんな長年の相棒でもあるポールスミスのパンツくんが今瀕死の状態なので、今のうちにレビューを書いておこうと思います。
ポールスミスのパンツは10年履ける?
幸い(?)目立つ傷(穴)ではないので、このまま10周年を共に迎えようか、それとも10年の勤務に多大な感謝をしてサヨナラしようか絶妙な悩みポイントだったんです。
2006年11月からの9年半。(2016年5月現在)
こんなにコスパのいいパンツありますか?
何か物を購入する時の「高い・安い」は人によって異なる感覚であると思います。
それもこんな大量生産・大量消費の時代。
今やパンツなんて1,000円で3〜4枚セットで買える時代です。なんなら百均にだってあるし。
ブランド力を持ってしても1枚数千円のパンツは、『たかがパンツ』という目線で見るとそこそこ値が張る買い物なのかもしれません。
ですが!
こいつは約10年履けるパンツなんです。(わかったよ)
ポールスミスのパンツは、鬼のパンツの次くらいに強いんじゃないかって思うほど使い倒しました。
ぼくが女の子の前でもパンツを脱ぐという経験を迎えてから約11年(2016年現在)なので、こいつはぼくの次に、ぼくとぼくのいろんな歴史を知っていると言っても過言ではない。
何の話だ!
10年間の感謝の気持ちを込めて
ということで非常に迷いどころではあったのですが。
この状態で無理やり10周年を迎えてもパンツも喜ばないと思う。
そもそもこの記事すら誰も喜ばなそうな記事なんですけどね。
穴が開いてしまったということはそういうことなんだ。(どういうことだ)
穴が空いてしまった歴代パンツを、ぼくはこれまで容赦なく捨ててきたのに、10周年目前のベテランだけえこひいきされるのは他のパンツくん達にも申し訳がない。
ということで、9年半ありがとう。
生まれ変わってもまた会おう。
こんなしょうもない記事を読んでくれてありがとうございました。
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