
「ぼくらの世代」でくくるのものどうかと思いますが、同級生とかで飲んでいると結婚した友人達からはみんな家事を上手に分担している話が聞けて、一昔前の「家事=女性の役割」という概念が完全崩壊している現代になっても割と柔軟に対応できていてよかったなと感じます。とはいえ家事の話になると「家事やってんのすごくね?」「家事辛い無理」「めんどくさいやりたくない」などの話も時折出るわけです。
家事
で、ぼくも家のことはひとしきりやるんですが「家事」といってもその作業内容を掘り下げると大したことはしていません。
- 料理:節約になるし一度覚えたスキルはずっと使えて自宅で美味しいもの食べられて楽しいこと
- 掃除:汚れにくい工夫を施したり機械にお願いしたりするだけ
- 洗濯:スイッチ押すだけ
これらをするだけで「すごい」「ありがとう」「助かる」などの会話と平穏な日々が家庭の中で生まれるのです。なんて簡単な世界。絶対やろう。
家事を円滑にこなす対策
我が家で取り入れていること、もう少ししたら取り入れようとしていることです。
料理
- テンションが上がる調理器具とか容器とかお皿とかを買って楽しむ
- やったことないこと、お店でしか食べたことないものを作ってみる
- 各地のグルメをお取り寄せしたりして食卓をグレードアップさせる
- まとめて作り置きなどをしてやる気が出ない時にもさっと食べられる工夫をする
などしています。毎回全力の100%でキッチンには立てないし、失敗することもあるかもしれないけど、料理は一度覚えたら死ぬまで自分好みの料理を食べたい時に食べられるので覚えておいて絶対損はないスキル。毎日おいしいものを食べよう。
洗濯など
洗濯機があれば衣類を突っ込んだらスイッチ押して干すだけです。家事の中でも比較的難易度低めで初心者にもおすすめ。退職したウチの父親が最初に覚えた家事。
ただ、干すまで待つ、干してから乾くまで待つ、たたむなどが怠いので我が家では去年、念願の洗濯乾燥機を自宅に導入。洗濯の負担が一気に減りました。スイッチ入れたら乾いて出てくるのでハンガーで吊るせばめんどくさい作業が全て排除できる。
で、同じ原理でいくと食べ終わった後のお皿も人の手で洗っている場合じゃないなってなりませんか?ぼくはずっと思っています。これはまだ実現できていないのですが、なるべく早く食洗機を導入して食べた後の食器洗いの時間をなくして彼女とゆっくり話をしたり、猫を愛でたりする時間を増やしたい。
掃除など
- 床掃除:クイックルワイパーで超きれい
- トイレ掃除:汚れがつきにくいいスタンプ押しておく
- ゴトクとか換気扇とかの汚れ:毎月1日のタスクとしてリマインド
クイックルワイパーは電気も使わず重たい掃除機をひっぱり出さなくてもサクッと掃除ができる、いわば床掃除の革命児。音もなく静かに掃除が可能なので小さなお子さんやペットがいる家でも安心。ただ、こちらも食洗機と同じ理由でそろそろ機械にお願いしたいところ。次回の日本帰国時に速攻ルンバを買います。
(追記)いろいろ考えて、床しか掃除してくれないルンバより家中掃除できるコードレス掃除機の方がいいなってなりました。
トイレ掃除はアイテムを工夫しておくことが大事。汚れにくい施しをしてくれるアイテムで日常の手間を省きつつ、汚れたらサクッと掃除して簡単に流して捨てられるものを用意しておけば、使う度きれいで汚れが目立った時にサッとやるだけという簡単な雑務に早変わります。
コンロのゴトクとか換気扇のパーツとかは月に一回まとめて重曹×熱湯の最強タッグでピカピカにしています。こういう作業は忘れがちで、気付いた時には掃除する気が失せるほどの油汚れで取り返しのつかないことにもなります。自炊内容にもよりますが一般家庭なら月一くらいでやっておけば汚れもひどくならず簡単に勝てます。
月が変わった1日にスマホに通知が来るように設定しておけば頭の悪いぼくでも思い出せて便利。あとやることを二人で共有するのもおすすめ。
まとめ
ということで家事が大変だって思う人はぜひ自動化・効率化を工夫しながらいかに楽しむか・いかに楽をするかを考えてみたらいいと思います。
こういった工夫をしたり心持ちが足りないと「家事が大変」と思うかもしれませんが、逆を言えば少しの工夫で負担も減らせるし「どっちが家事をやるか」とかで揉めることが絶対減ると思う。
あと、自動化したり効率化したり楽したからと言って「やってあげた」「(やってもらって)当たり前」という思想はよろしくない。どっちもできるようにしておけばどっちかが仕事が立て込んだり、不調だったり、不在だった時にも安心だし、カバーし合えることで感謝の気持ちが強くなったりしていいものです。
家事やってないなって人はぜひこの機会に何かしらの取り組みを始めてみてはいかがでしょうか?