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みらいスクール

「ポイ捨てするな」ではなくてポイ捨てしたくなくなる環境を作り出す

投稿日:

先日カンボジアにいる1人の女の子から連絡をもらいました。

 

「話を聞きたいって言っている人がいる」ってことだったので、せっかくなので村まで一緒に行ってみらいスクールの様子見たりしながら話す方がイメージが湧きやすいかなと思ったのですが。

 

人手を求めているみらいスクールにはもってこいのタイミングで6人も来てくれるってことだったので、一緒に何かを作れたらいいなってことで悩みのタネでもある「ゴミ集積所」を一緒に作って来ました。





指示を出すのではなく役割を与える

その日は朝から小雨が降っていて「セメントとか使えないかもな〜」って感じだったのですが、村へ着くと小雨がさらに弱くなったし、来てくれた子たちの姿勢も前向きだったので実行することに。

 

村へ着く直前に「ゴミ集積所ってどんなのつくるんですか?」って言われたので「それをみんなで考えてもらいます!」と笑顔で返しました。

 

これがぼくのスタンス。

 

せっかく遠くまで来てくれるので、指示だけ出して「ぼくが思うもの」を作らせてもおもしろくないし。

 

ただし、お金をかければいい訳でもないし、ただ作りたいものだけ作っても意味がないよってことも学んで欲しいので、ヒントをちりばめながらなるべく参加してくれた人たちの想いにそう形でみんなで作ることをぼくは大切にしています。

 

使えるレンガとセメントを考慮してデザインを考えています

 

指示を受けると思考が停止して役割を与えるとクリエイティブになる

「言われたことしかできない」っていうのは、言い方の問題かなって考えるようになってから、問いかけ方も少し工夫しています。

 

「これやって」だとまさにそれしかやらない。

 

言われた通りにやるので、どうしたらより良くなるか?とか工夫しなくなると思うんです。

 

思考が止まるから。

 

 

昨日任せてよかったなって思った瞬間の一つに「どうせ作るならポイ捨てしたくなくなるようなものがいいよね」って言い出した子がいて「お〜いいぞいいぞ!その発想!」って思いながらおじさんは眺めていました。

 

その結果、彼女たちが考案したのが「ハート形」のゴミ集積所。

 

もちろん、おじさんにはない発想です。

 

やり方さえわかれば自然と工夫していく想像力

レンガの数、セメントの量、バケツなどの道具の数には限りがあるので「今ある全て」で作り出すためには工程の工夫も必要になります。

 

もちろんモルタルを練ることも、レンガを積むことも初めての彼女たちに「やり方」は教えます。

 

でも、役割分担はもう各自で。

 

人数に対して十分ではない道具の数。

 

人数に対して狭い作業場。

 

だからこそ、彼女たちには役割分担なんてしなくても「モルタル班」と「レンガ班」に自然と別れて自分の役割を全うしていました。

モルタル班

 

レンガ班

 

そして、体験させてもらっているって言う目線があるからなのか、その役割も途中で交代しながら文字通り「みんなで作り上げる」ということを達成しました。

 

みんなで作った証として、みんなしっかり爪痕残していきました。

 

それから、作って終わりではなくて、みんなでゴミ拾いもしてくれました。

自分たちで作ったゴミ捨て場にゴミを捨てる参加者のみんなの心意気には感謝です。

その左手は何?

 

意味があるかないかなんてどうだっていい

もしかしたら・・・

 

ゴミ集積所があっても、作っただけではゴミはまた散らかるかもしれません。

 

ハート形にしたところで「ポイ捨てしたくなくなるかどうか?」はわかりません。

 

初心者で作ったものが本当に長く使えるものかどうか?はわかりません。

 

それを「意味ない」と言う人もいるかもしれません。

 

でも、ぼくはこれでいいと思っています。

 

「自分たちで考えたことが形にできた」って自信を持てる子が増えたなら。

 

別記事でも書いていますが、正解かどうかなんてやってみなきゃわからないし、ダメだと思うなら軌道修正すればいい。

 

壊れたらまたみんなで作ればいい。必要なら。

 

関連記事:選択したこと決断したことに間違いはない。必要なのはそれを正解に変えていく行動力

 

やってみて「失敗だったね」ってことがあったとしても、やっていない人にはわからない「学び」と「発見」がある訳なので。

 

自分たちが続けていく覚悟があれば、どんなことやっていても最終的にはうまくいくしかないのだと思います。

 

まとめ

そうはいっても、何でもかんでもやってみたいを形にできる場でもありません。

 

今必要だった「ゴミ集積所」という課題に基づいて、興味を持った人たちに投げかけた結果、このようなものが増えました。

 

これを生かすも殺すも、結局は自分次第であって「ポイ捨てするな!」って言っただけでは、言われた時しかやめなくて本質の改善に繋がらないからです。

 

このゴミ集積所を活用して「ゴミが一箇所にまとまっていると学校が綺麗だね」って子ども達が言い出すようになるまでぼくはゴミ拾いを続けようと思います。

 

そこになかった文化や習慣を取り入れさせるためには、言っただけでは変わらない。

 

見せ続けた結果「必要なこと」だという認識を持てれば、あとは自然と派生していくので。

 

彼女達が考えた「ポイ捨てしたくなくなるゴミ捨て場」。

 

結果、思いの外ハートの形が綺麗に作れすぎてしまい「かわい〜!ここにゴミなんて捨てたくない。花壇にしたい!」って言いだしましたが予定通りゴミ捨て場として活用します。

 

ポイ捨てしたくなくなるきっかけを作ってもらったので、今後も引き続き一緒にみらいスクールを綺麗にしてくれる人たちも募集しています。

 

いい仲間にまた会えました。

 

みんな、またいつでも遊びに来てね。

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