仕事とかスポーツとかでよく成績不良な時に「最近不調だ…」とか「スランプかも…」みたいな言葉を聞きますが、個人的には「不調だな」って感じる時が本当の自分の実力だと思っています。
仕事の売上とかで考えると一番わかりやすいですが、例えば営業のサラリーマンが月平均20件の成約があるとします。月平均が20件なので、30件取れる月もあれば、10件しか取れない月もあると考えられますよね。
この場合の実力は10件である、という考え方です。これを勘違いして実力が20件で、10件しか取れないことを不調だと言うのであれば、自己評価が甘すぎる。今日はそんなお話です。
それは不調か?実力不足か?
仮に月20件という平均を実力としたら、10件しか取れない時には実力を出しきれない理由があるわけです。
それは手抜きかもしれないし、コンディション不足かもしれない。
いずれにせよ、もっている実力(20件の成約力)に対して、その半分しか出せない理由があるわけです。
それを不調と片付けるだけ準備や対策をしたのか?と自分に聞いてみてください。
「不調」とか「スランプ」って言葉で片付けるのは簡単だし、なんだかそれっぽく聞こえるから、成果が伴わなくても仕方がないみたいな感じになって安心するかもしれません。
でも現実は、成果は出ていないのだからそんな自己暗示で安心している場合ではないと思うんですね。
実力を底上げしよう
で、この10件しか取れないことを実力とすれば、この実力を底上げしていくだけです。
10件しか取れない現実を、最低12件にする、15件にする。というイメージ。
実力は底力とも言い換えることができると思っていて、底力は言葉通り底(一番低いところ)の力なので、自分の力の底をどのラインに置くか?です。
そこが10件の人、5件しかない人、100件ある人で、それぞれ底が違うわけです。
底力を、土壇場で発揮される火事場の馬鹿力みたいなものと勘違いする人がいますが、基本的に実力以上のものは出せないと思っていた方がいいです。
いろんな外的環境によって、ラッキーが重なって、思わぬ結果を招くことはあっても、基本的に自分が持っていないものは出せません。
だからこそ、底力の底上げこそが、自分のステージを変えていく方法であるのです。
実力と実績
ここまで読んでくれた人には、実力と実績の違いが理解してもらえると思います。
今回の例えで表現するなら、実力は月10件の成約力で、30件成約した実績もあるということです。
世の中は、この実績を実力と見せてくる人がいるので、超注意した方がいいです。
月間50万PV(を達成したことがある)ブロガーなのか。
(平均したら)月間50万PVブロガーなのか。
月間50万PV(は下回らない)ブロガーなのか。
()の中はハッキリ言わなければ、上記の人たちはみんな月間50万PVブロガーということになります。
でも()の中があると、受け取り方も変わってきますよね。
あと、「月商1000万」は「月収1000万ではない」し、実際にいくらが月収になるかはわからないけど、これから稼ぎたいって思っている人にとってチラつかせる数字としては1000万は十分大きなものにも感じますよね。
実態はわからないけど、「なんだかすごそう」「なんか稼いでそう」みたいな見せ方はたくさんあるので、気をつけた方がいいです。
まとめ
とはいえ、他人ばかり見ていても、ラッキー案件ばかり待っていても仕方がないので、結局は自分の実力(底力)の底上げをすることが大切です。
余談ですが、コラボとかも実力が伴わないとできないので、いろんな人と繋がって広がっていくためにも、自分の実力を高めることを怠っていると、誰もコラボしてくれません。
実力を高めるには、主体的な学びしかなくて、大人になると自分から学ぼうと思わないと、本当に学びの機会がないです。
学ばない理由なんてそこら中にころがっているので、自分の実力高めたかったら、学びを買うしかないです。
Udemyとかなら、 多種多様なジャンルの中から自分の興味や取り組んでいる分野の講座が見つかりやすいし、オンラインで自分のペースで学べるのでおすすめです。
学んで、自分を高めて、自分のステージをあげたい人は、一度公式HPをのぞいてみることをおすすめします。
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