カンボジア生活最後の記念にアンコールワットハーフマラソンに出場しました。
ハーフマラソンに挑戦することになった理由
長い距離を走ることに一切の魅力を感じないので、当然マラソンにも全く興味がありませんでした。野球部の練習でも長距離は苦痛でしかなかった。
そんなぼくがなんで今回ハーフマラソンに出ることになったかと言うと、それは仲良くしている友人たちが閉店間際の彼女のお店を訪れた時のこと。
友人「お二人(ぼくと彼女)に会えなくなる寂しいですね。次は12月のマラソンでシェムリアップ来るので、その時にぜひまた会いましょう」
彼女「お、マラソン!これはカンボジア生活最後の思い出に私たちも参加するしかないのでは?」
ぼく「出ましょう!!」
と酔っ払った時のノリです。完全なる悪ノリ。そんなことを言った自分を自分で責めたい。
ハーフマラソンに出場するためにやったこと
前回の一時帰国時にぼくと彼女のギアを揃えました。まずは道具から。
原宿のNIKEショップ、洗練され過ぎてて物色しにくかったので、ぼくは結局地元のスポーツゼビオでいろいろ揃えました。
「昔運動やってたんですけど、長距離走るのは久しぶりで、突然ハーフマラソンに出ることになったぼくにおすすめの靴どれですか?」と聞いて店員さんが教えてくれたNIKEのエアズームペガサス39。インソールが低反発な素材で、履いた瞬間に「これだ」と思いました。これから走り始める人はぜひどうぞ。
で、これまでの人生は高校生の頃のマラソン大会で走った10kmが最長。そんなぼくが21km走れるのか不安でしたが、15kmくらいから左膝がロックされた感じで全然足が前に出なくなりました。
ハーフマラソンを走ってみた感想
キツイ。もうやりません。ゴール2m前の顔に走り終わった達成感や笑顔はありません。
ぶっちゃけ走る前とかはキツさよりも、21km走れるんだろうか…という不安ばかりで、走り切れたらマラソンの魅力に取り憑かれて今後いろんなマラソン大会にエントリーし出すかもしれないなど考えていましたが、今のところそんな気持ちは1mmも湧いてきません。
ただ趣味としてのランニングはありなので、今後も定期的に3〜5kmほどは健康のために走っていきたい。先日読んだ本にも、ランニングすることで体にいい影響があることがわかりました。
ハーフマラソンまとめ
ということで初めてのハーフマラソンでしたが、なんとか21km完走できました。タイムは2時間10分49秒。もうちょっと頑張れば2時間切れたのに…などとは思いません。よく頑張った。3km地点くらいからやめる理由ばかり探して走っていたので、走り切っただけでかなりえらいと思います。
あとスタート前のお偉いさんたちの話がみんな長い。5時半スタートって言っているのに全然みんなの話が終わらなくて10分以上スタート地点で待ちました。
先月の挑戦
先月はムエタイに挑戦しました。こちらもかなりキツかった。
今年も毎月新しいことに挑戦してみて
さて12月も終盤です。毎月やっている何か新しいことに挑戦する企画を今年も1年間継続しました。この企画ももう丸4年。48個の何か新しいことをやってきました。これをしたことで人生が何か劇的に変化したわけではないですが、やったことないことを意識的に選び出して日常に取り入れることの良さは実感しています。
今年やった項目は以下でまとめていますが、別にどれもやらなくても生きていくのに困らないし就職で不利にならないしやったことない空腹感で死にもしません。でもやったことないことをそのままにしておくより、「やったことある」に変えていくことが人生を豊かにする一つの要素でもあるとぼくは思うのです。
体の使い方が変わればパフォーマンスが変わるし、何かを習慣づけるためには何も難しいことからやらなくてもいい。自分や家族を守るための勉強は楽しいし、勉強したことが実際の生活で生きてくるとなお学ぶ欲が高まる。自分でやるのも楽しいけど、自分でやらなくていいことは人にお願いをして自分はもっと他のことやったっていい。
いろいろトライしてみた結果、全てがやってよかったとは限りませんが「やってみた」という事実の積み重ねがあるのとないのとで、人生の密度はグッと高まると思います。いつか体が動かなくなってベッドの上にいるような日々になったとしても「あー、あれは昔やってみていい思い出だったわ。やっといてよかった」とか「あれはあんま大したことなかったわ。でもまあそう言えるのも実際にやってみたからなんだけどね」などとニコニコしながらこの人生を振り返ることができる。そのために今やったことないことをやっています。来年は何していくのか、今から楽しみです。日本で暮らし始めるので、カンボジアではやれなかったことにも挑戦できる。「これはやっておくべき」みたいなのあれば是非教えていください。