カンボジアから日本へ一時帰国した時のこと【2022.2】

普段暮らしているカンボジアのシェムリアップから日本へ一時帰国した際の様子です。

今までならこんなこと書いて何になると思われがちなネタも、今のご時世を鑑みるとやったこと必要なことをまとめておくことはちょっと後の誰かを救うかもしれないし、何年かした後にこの記事を読んで「みて!日本帰るだけでこんなことして意味わからんよな!完全に無駄よな!ウイルスに2年以上も振り回されててやばくない?」と笑いたいので書いておきます。

この記事内の情報は2022年2月末時点のものです。各種ルールの変更、緩和等によって内容は随時異なりますので必ず各自でご確認ください。

フライトの決定

帰るとなったら真っ先に決定するのが帰国日です。いつからいつまで日本で過ごすのかを決めたら、その期間にフィットする飛行機を探します。

フライト確定後の一週間後にフライト変更のお知らせが届きました。韓国からの乗り継ぎが丸一日に遅れることになりましたがいいですか?的な連絡が普通に来ますが、ただでさえ入国前72時間の陰性証明が必要みたいな決まりがあったり、ワクチン未接種者は入国できないルールとかあるのによくこういうこと聞けるなって思います。

で、変更手続き。なぜか変更手数料が発生。航空会社都合なのに。

帰国前にやったこと

フライトが決まってから出発までにやったことです。

PCR検査の予約

陰性証明をゲットするためにPCR検査を受けます。カンボジアではいくつか場所が選べるようですが、ぼくらは「Institut Pasteur du Cambodia(通称パスツール)」という施設に申し込みました。場所はここ。

メールで申し込みをします。直前だと予約がいっぱいで希望日に受けられない可能性があるよってことを聞いていたので航空券を買った後にすぐ予約しました。

これから申し込みをする人のために、実際に送ったメール文を載せておきます。2人で申し込みをした場合のやつです。英文法が間違っている自信がありますが、気にしないでください。

タイトル:Please make an appointment 2 persons for go to Japan

本文:Dear Institut Pasteur du Cambodia

I would like to make an appointment on 21st February(ここは検査を受けたい日付) for 2 persons to go to Japan.


First Name : NAMAE
Last Name : MYOUJI
Sex : M or F
Date of Birth : dd / mm / yyyy


First Name : NAMAE
Last Name : MYOUJI
Sex : M or F
Date of Birth : dd / mm / yyyy

Best Regards.

このメールを送るときに

  • パスポートの顔写真のページ
  • 予約した飛行機のe-チケット
  • 問診票

を一緒に添付します。

問診票は公式HPの「Laboratory request form」からダウンロードできます。

数時間後に返信が来て、検査日と陰性証明の受取日を知らせてくれます。あとは当日行くだけ。通常は検査日の翌日に陰性証明を受け取る流れですが、飛行機の日程によっては検査を受けた日の夕方に受け取れたりもするそうです。

必要なアプリのインストール

厚生労働省が指定するアプリを3つ用意します。

  • My SOS:健康移住確認アプリ
  • COCOA:接触確認アプリ(設定は日本に帰ってから)
  • GoogleMaps等:位置情報設定、保存等

これらのアプリで位置情報をオンにして隔離中に、申告した場所にちゃんといますよーってことを伝えます。

質問票に答えてQRコード準備

厚生労働省のHP(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00251.html)から質問に答えて、解答後に表示されるQRコードをスマホに保存しておきます。入国時に必要。

誓約書にサイン

ルールを守ることを誓う誓約書。入国時に提出します。ルールを破るといろいろ晒されるそうです。

→誓約書のダウンロード(厚生労働省のページに飛びます)

ぼくらは事前に印刷してから飛行機に乗りましたが「これプリンター持っていない人どうするんだろうね?」とか話していたら、飛行機内でもらえました。

プノンペン行きの車の手配

いつもなら乗合バスで行くのですが、こんなご時世なのでシェムリアップからプノンペンまでの車をチャーターしました。対応してくれたのはHappy Tourという旅行会社。日本人経営なので旅行に来られてお困りの際は問い合わせしてみてください。写真のような車両は配車されませんのでご安心ください。

プノンペンでの滞在場所の確保

既述の通り、通常はPCRの検査日と陰性証明の受け取り日が異なるのでプノンペン在住者以外は滞在場所を確保しておく必要があります。普通にホテルとかゲストハウスでOK。

PCR検査&陰性証明受け取り

日本入国条件に適した時間や内容で陰性証明を取得するため、PCR検査を受けます。

Institut Pasteur du Cambodia(通称パスツール)は予約日の朝(7時半〜9時)、検査会場に入ってすぐ左手に張り出された一覧表の中にある自分の名前と割り振られた番号を確認して受付の人に伝えると順番待ちの紙をくれます。

施設内にはいくつか電光掲示板があるので、自分の番号が鳴ったら指定されたカウンターへ行って検査を受けるという流れ。検査後はそのまま帰って大丈夫です。

で、陽性の場合はその日のうちに電話が来ます。もちろん陰性証明は発行されません。逆に陰性の場合は電話は来ません。電話が鳴らなかったら検査日の翌日(8時〜10時)に再度検査会場へ行き、一番奥にある建物の入り口で陰性証明を受け取りに来た旨を伝えると、再度順番待ちの紙が配られるので自分の番号が表示されるまで待ちます。

受け取ったら内容を確認して支払いをして終了となります。お疲れ様でした。

空港

今回はアシアナ航空を利用して韓国・仁川経由で成田空港へ。

チェックインには通常よりも時間がかかるので早めに空港へ行って正解でした。チェックインカウンターではパスポートと陰性証明とWeb質問票のQRの提示が求められます。あとワクチンカードも言われますが、打っていない場合は打っていないと言えば大丈夫です。これ以降はこれまで通りの流れと一緒。手荷物検査して出発を待つだけ。

夜遅かったこともあるのでハッキリとはわかりませんが、手荷物検査後の制限エリア内のお店は空いてるお店と閉まっているお店が半々くらい。ラウンジはやっていました。

夜12時5分に搭乗開始と言われていましたが平気で遅れます。遅れますとも言われません。

なんやかんやで登場したのは12時40分くらい。

機内は3席×2列。正確な搭乗率はわかりませんが、周囲はほとんど横一列に6人並んでいたので、結構混んでいるなといった印象。ソーシャルディスタンスのかけらもなかった。座席にはモニター付き。離陸前に爆睡するので不要。

機内で配られたポーチ。スリッパと歯ブラシが入っていました。座席には枕とブランケットも用意されています。

起きたら仁川でした。お約束。

仁川空港での乗り継ぎはとてもスムーズ。陰性証明等の提示もありませんが体温は測られます。それ以外は通常通り手荷物検査だけ。

朝7時頃の到着でしたがさすが大きな空港。ほとんどすべてのお店が空いていました。各ラウンジも営業中でしたが、一部改装中でシャワーが浴びられないなどありました。

お腹が空いたので朝食。旅行気分なので朝からビール。

こちらは仁川から成田へ向かう際の機内食。後述しますが、奥のお菓子を機内で食べずにカバンに忍ばせた彼女がスーパーファインプレー。

日本に到着してから

成田空港へは昼12時頃に到着しました。到着予定は12時20分となっていたので、20分ほど機長がフライトをまいてくれたことになります。

飛行機内でしばらく待たされるという情報もありましたが、ぼくらが乗った飛行機はそんなことなく、いつも通り空港へと通じる通路が飛行機のドアに接続されたら前から順に降りていく感じでした。

空港内へ入ってしばらく歩くと、パイプ椅子が一定間隔で並べられており、そこに順番に座っていきます。ここでは書類が揃っているかなどの確認をして、しばらくすると前の人から順に部屋に通されて、書類のチェックと聞き取り調査を受けます。空港からどうやって帰るのか、待機中の居場所確認用アプリを入れるスマホは持っているかなどです。

我々のようなカンボジアからの帰国者は、厚生労働省指定ホテルで3日間待機が必要だったのですが、隔離後の何時に解放されるのか知らないのに「お帰りはハイヤーとなっておりますが、既に予約はとられていますか?」と謎の質問が飛んできます。アプリはダウンロードさえしておけば、必要な設定とかは親切な人がやってくれます。

その後、唾液によるPCR検査、アプリの使い方などの説明、事前に答えたWeb質問表のQRコードの読み取りなどを経て、検査結果を待ちます。めっちゃ長い。ここで機内で食べなかったお菓子が役に立ちます。

結局、空港検疫での検査結果が陰性だとわかるまでに到着から4時間ほどかかります。その後、待機ホテルへの移動のためのバスを1時間半ほど待って移動。ホテル到着後は必要書類が書けている人から順に下されて、ホテルでのルールや過ごし方について説明を受けます。で、部屋に入れたのが夜7時過ぎ。ここまで特に食べ物や飲み物は支給されません。いろいろ言いたいことはありましたが、同じような帰国組の集団にいた子どもたちが本当にいい子にしている姿を見て、大人も頑張れた感じ。みんな本当にお疲れ様でした。ところでこの紙を作る必要ある?

厚生労働省指定の待機ホテル

ぼくらは江東区の東京ベイ潮見プリンスホテルで三泊四日を過ごしました。

  • 部屋からは一歩も出れない
  • 毎朝体温を測って連絡(体温計は支給される)
  • 飲酒&喫煙不可
  • 食事は1日3回館内放送が入ったらドアの前に置かれているのを取る
  • その時に水(500ml)ももらえる

といった感じでした。ぼくらは平気ですが、アル中の人やヘビースモーカーの人は大変な三日間だと思う。

ちなみに食事はすべて冷たいです。冷めちゃったとかではなく普通に冷たい。味はおいしいのですが部屋にレンジがないので温め直しは不可です。いくらおいしくても毎回冷たいものを食べていると気分も上がらない。温かいってだけで幸せなんだなって思いました。

で、4日目の朝に唾液によるPCR検査。朝6時50分頃に館内放送が入って検査キットを受け取り、7時過ぎにノックされて回収されます。結果が出るのは14時過ぎ。それまで部屋で待機しています。

その後、バスが到着した連絡が入ったら荷物を持って一階へ。エレベーターは一家族ずつなので時間がかかります。エレベーター内での蜜は避けられてもロビーが密です。

一階に降りたら体温計と部屋の鍵を返してそのままバスへ乗ります。個人のチェックとかありません。バスに乗っている人たちは全員陰性なはずなのに、なんでマスクしなきゃいけないんだろう?などの疑問を持ちながら空港へ戻ります。

次の待機場所へ

空港に着いて荷物を持ったら解散です。ここでもチェックはありません。国内線含めて公共交通機関には乗れないので、

  • 家族や友人に迎えにきてもらう
  • レンタカーを借りる
  • ハイヤーを手配する

などして次の待機場所へ向かいます。ぼくらはハイヤーを使って都内のウイークリーマンションへ行きました。

で、予定では3月2日まで待機するはずでしたが、水際対策のルール変更によって本日3月1日で待機解除となりこの記事を書いている次第です。

一時帰国が決まってからどんな手順でどんな手続きが必要か不安だったので誰かの救いになればと思って書き始めここまで書いたものの、結局ルール変更によって内容も変わりもっと楽になると思います。もしかしたら一番めんどい時期に帰ってきてしまった疑惑もありますが、人生全てネタなのでこんな年もあったなって思えればいいかな。

このルールに関して文句を言いたいことや不満を言いたくなることもありましたが、現場で対応してくれている人たちは全く悪くなくてルールに従って我々に対応してくれていただけです。それよりもこんな中途半端な規制が1日も早く無くなって、帰国するだけでしんどい思いする人が減ればいいなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。