タイトル通りです。両親と一緒に福岡旅行へ行ってきました。期間は2泊3日。
両親と福岡旅行1日目
今回の旅は、地元富士山静岡空港からスタート。
ところで今回はなぜ福岡なのか?というと「飛行機に乗れるようになりたい」「福岡で水炊きが食べたい」という両親の願いを達成するためです。
パック旅行で添乗員さんに誘導されるがままでしか、飛行機に乗ったことない両親にとっては、新幹線やバスなどと比べると、予約や搭乗手続きが難しいのでは?という思い込みがあるらしい。そんな先入観を払拭してもらって、今後は二人で惜しみなく老後を楽しんでもらえるよう教えてきました。
どうでもいいけど、機械操作しながらその位置にスーツケース置いて目を離したら持っていかれるぞ親父。
持っていかれることなく、無事に預け入れができました。日本はいい国ですね。
展望ロビーからは富士山が拝めました。幸先のいい旅の滑り出し。
飛行機も遅れることなく乗り込むことができました。
今回はFDAの飛行機。左右2列ずつのシートとなっています。
足元はこのくらい。決して広くはないけど、窮屈感もないのは3人並びではないからかもしれない。
割とお腹の大きなウチの父親も普通に座れていたので、標準体型の人は問題ないと思います。
空の上から見る静岡の大地。
コモのパンとハラダ製茶のお茶が出ました。お茶は間違い無いのですが、このパンがめちゃうまい。
イタリア北部で受け継がれる伝統のパネトーネの元菌を定期的に持ち帰って、製法を守りながら作っているらしい。しかも保存料無添加なのに、常温で35日以上保存できる優れもの。非常食として保管して、災害時にもおいしいパンを食べたい。
空港到着後は、レンタカーを事前に予約していましたので迎車待ち。
ミニバンで迎えにきてくれて、一度オフィスへ向かいます。
今回はワンズレンタカーというところでお願いをしました。
アルファードが3日間で3万円ほど。他のところはノアとかボクシーとかセレナなど同じようなミニバンが5〜6万円くらいだったので、1日1万円で借りられるのはめっちゃお得。
レンタカーをゲットした我々はまず糸島へやってきました。母親が買った「るるぶ」が開かれないまま自宅に転がっていたのを、ウチの奥さんが前日に読み込んであれこれ探してくれた場所。
そこに掲載されていた海沿いの「TIME」というところでランチ。紙面上では肉か魚のコースが選べる、海の見えるカフェダイニングとのことで足を運んだのですが…
メニューが一種類しかない上に、好みがめっちゃ分かれそうなワンプレートしかありませんでした。しかも出てくるまでにめっちゃ時間がかかる。お店の名前の由来は、それ故か?と思うほどでした。
糸島の夫婦岩付近には別の店もちらほらあり、そちらの方が賑わっていたのですが、賑わいすぎてて駐車場はどこも満車。そこにイカの活き造りのお店「なみへい」という看板が見えて、そっちにすればよかった…と軽く後悔しながら車内は思い空気で市街地へと戻ります。
続いてやってきたのは福岡城跡。跡なのでお城はないのですが、構わないそうです。
ウチの両親の趣味は御城印集めなので、城を拝めなくても登れなくてもいいらしい。
福岡城の御城印。デザイン違いで3枚ほど買っていました。
続いてやってきたのは福岡タワー。予定には入っていなかったのですが、急遽登りたくなったらしい。
オフィスビルっぽい。
チケット。空と海が出会う場所ってコピーがなんかいいですね。
出会っていました。
こちらは出会った人たちが結ばれていました。結婚式場らしい。
街側の景色。高いところはおもしろいですね。
ちなみに福岡タワーには1回500円の大人なガチャがあり、母親がやっていました。華丸大吉の大吉のフィギュアを引き当てて喜んでいたけどあれからどうしたんだろう。
ホテルへチェックイン。今回は三井ガーデンホテル福岡中洲というところ。部屋が広くて快適。
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そして大浴場があります。お風呂大好き一家なので、チェックインしてすぐに風呂場へ向かいました。誰もいなくて久しぶりに父親と二人で風呂。
夕食は「水炊きが食べたい」というリクエストにお答えしてとり田というお店を予約しておきました。
個室でお願いをしたのですが、スタッフさんがあれこれやってくれて至れり尽くせり。個人的にはこの水炊きの出汁がめっちゃ好み。もし自分の将来の死因が溺死だとするなら、この鍋の出汁で溺れて死にたい。
「食後は中洲の屋台でラーメンを食べたい」と言っていた父親でしたが、水炊きの〆でいただいた雑炊を食べて「もう無理お腹いっぱい帰って寝たい」とホテルへ帰っていきました。
ということで奥さんと二人で中洲を散歩。
さすがにぼくらもラーメンを食べる余力はなかったのですが、どこの屋台も行列ができていました。空腹だとしても列に並んでまで食べたいとは思わないので、満腹でよかった。
特に何も考えず歩いていたら、歩いた先にキャナルシティというショッピングモールが登場。これからプロジェクションマッピングが行われる雰囲気でしたが、別に興味ないので見なくていいよねって素通り。
店先の生簀を見ながら、タコの顔に衝撃を受けてホテルへ帰りました。
両親と福岡旅行2日目
ホテルでの朝食はあえて付けず、少し歩いて「めんたい重」というお店にきました。前回の福岡旅行で食べて自慢したら「行きたい」と言われたので、今回もここで朝食を食べます。
朝7時オープンで6時50分に向かいましたが、すでに何組か並んでいたので早めに行くとスムーズに入店できます。
明太子が丸々一本乗った贅沢な明太重。明太子には昆布が巻かれ、惜しげもなく散らした海苔と控えめに乗っている大葉の香りがたまらない。
母親は明太子があまり好きではないのでしゃーなしで来た感じでしたが「こんなにおいしいとは思わなかった」「ぺろっと食べれちゃった」と言っていたので連れてきた方としても安心しました。
朝食後は車を走らせること1時間ちょい。柳川市までやってきました。みやま柳川ICを降りてちょっと行くとある「道の駅みやま」で一旦休憩。
食べ物に目のない父親のセンサーに引っかかったのがこちら。テレビ番組でも紹介された玉めし。「食べたい」ということでトイレ休憩のはずが普通に休憩。
サイズ感。
食べかけ。普通にうまいです。うまいですが、想像の域は超えません。味のついたご飯と味のついた半熟卵を一緒に食べたらそりゃうまいよねって味がしました。
本日のお宿は白柳荘というところ。チェックインには早すぎますが、先に顔を出して荷物の預かりと車を停めさせてもらいました。
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少し歩いた乗船場から川下りをします。荷物を預かってもらう際に川下りをしたい旨をお伝えしたところ、提携先を紹介していただき、しかも地域旅行券ももらってお得に乗船できました。ありがとうございます。
乗船場で傘が借りられます。一個100円。
女性陣二人がレンタル。猫の柄がかわいい。
枝垂れ柳を見たり
狭い水門を抜けたり
梅の花を見たり
川沿いにあるいい感じのお宅を拝見したりしながら、45分くらいの行程。
川下り自体は非常にいい体験でしたが、船頭さんがずっと喋っています。まあそれも仕事だし仕方ないとは思いますが、ウケ狙いの話し方とかが中高年の女性ウケしそうなやつで、笑わなかったり拍手しないとしつこくて、ちょっと途中から黙ってくれって思ってしまったのはここだけの話。
で、下船したエリアでランチ。本当は狙っていた別のお店があったのですが、なんと定休日。ということで急遽代案で「うなぎ」が採用されました。
柳川はうなぎが有名ですが、一般的な鰻重ではなく蒸籠蒸し。蒸された蒸篭の香りもいいし、何よりずっと熱々で食べられる。なんなら猫舌の人は最初手がつけられないくらい熱々。
肝吸いもついてくる。
おいしいのですが、オペレーションが成り立っていなくて、ホールには足の悪そうなおばさんが一人だけ。注文取ったり、メニュー表やお茶出したり、お会計したり、料理運んだり一人で行ったり来たりしていて大変そう。しかも呼んだら呼んだで「あーはいはい、お茶でしょすぐ出します」って感じの対応がちょっと残念。今回の旅はランチ選びミスっている気がする…
食後は一度車を取りに行って、柳川城跡へ行って御城印がほしいとのことでしたが、柳川城跡は福岡城跡以上に跡形もありませんでした。ちなみに御城印売り場は、この日は定休日ということでやることなくなってしまった。車内は再び不穏な空気に包まれましたが、青看板の「むつごろうランド」に飛びついて目指してみることに。
ナビが言う「目的周辺」を何度見ても見つけられない。むつごろうランドを発見できず、有明海を見るだけになりました。
15時を回った頃、宿にチェックインをしました。いい感じの宿を抑えたので、宿時間も楽しみたい。今回は藤と柳という部屋。
こちらはぼくらが泊まった柳の部屋。めちゃめちゃ広い。
窓からの景色も最高。俺はここに住みたい。
ちょっといろいろ疲れてしまって、いてもたってもいられず宿の自販機でビールを購入。
部屋風呂に浸かりながら3本飲み干しました。
夕食。個室で有明海の幸をいただきます。
この辺が有明海で獲れる珍味たち。初めて食べたものばかりでした。
食後は再び散歩。この日は母親も行きたいってことだったので3人ではち切れそうなお腹をさすりながら、のんびりと1時間ほど。昼間に川下りした辺りの夜の雰囲気がこれまた格別。
その川下り中に見かけたおたふくが飾られた神社を見に行こうと言うことになったのですが、夜見ると怖すぎ。子連れなら泣くと思う。
大きさはこのくらい。
コンビニで水買って各々部屋へ。夜の庭の感じもこれまたいいねえなどと言いながら疲れ果てて眠りに就きました。
両親と福岡旅行3日目
朝食は公共の食事会場にて。
おひなさんが盛大に飾られていました。
朝食が入った鞠の器。
広げるとこのような。一気にお殿様みたいな朝食になりました。
給仕してくれるおばさんがこの器を気に入りすぎてて、熱く語られましたが、話が長すぎて食事の印象が薄れるくらい。こっちが「この器素晴らしいですねー」って言ったならともかく、聞いてもないのに「この器素敵でしょー」と語れるのマジ勘弁と思いました。黙ってご飯を味わいたい。
チェックアウト後、我々は再び道の駅みやまにいました。
前日の玉めしで隠れてしまった「八女茶ソフト」が食べたかったからです。
高速道路を走って太宰府へ。
両親はやまやで明太子を購入して、親戚各家に配送。
そのまま山道へ向かって途中で梅ヶ枝餅をつまみ食い。
その横の和傘屋さんで、母親と奥さんは色違いの傘を買っていました。仲良くしてくれて何より。
御神牛の像。撫でておきました。
本堂へ。制服着た学生や、春休みなんだろうなって言う大学生が多かったです。
そしてなんと!本堂は建て替え中!イメージ画の看板が置かれていました。これはこれでレアなのであり。
帰り道。枝垂れ梅とシーサー的な像。
物乞いチックなおじさんの像。ちょっと焦った。
お昼は福岡といえばのうどんチェーン「資さんうどん」。ゴボウ天ぷらのサイズがすごい。資さんうどんに頻繁に行けるだけで、九州に住むメリットあると思う。うまい。
食後はさらに市街地へ。お土産を求めて天神地下街を散策しましたが、お土産というよりは普通にショッピングモールで外した感じ。さらにショッピングに興味のない父親が明らかに不満そうなので、地上に出て岩田屋へ。
無事にお土産を購入した後は、母親が甘いものを食べたいというので岩田屋の近くにあったカフェに入ってカフェイン休憩。いちごパフェを平らげていました。
やることない&時間が微妙になったので、早めに空港へ行きましょうってことでガソリン入れてレンタカー返して送ってもらって空港へ。
両親はここでもお土産を物色していましたが、ぼくらは疲れたので時間まで椅子に座って休憩したり、ちょっとだけパソコン広げて作業したりしていました。
帰りも遅れることなく搭乗開始。
帰りの飛行機はシャトレーゼの梨恵夢が出ました。疲れていると食欲暴走するよね。
そんなこんなで無事静岡へ帰ってこれました。
両親との福岡旅行まとめ
ということで両親との2泊3日の福岡旅行が終了。最初は「3泊4日で行きたい」「福岡だけじゃなくて大分や熊本に足を伸ばしたい」などと言っていましたが、さすがに全員クタクタ。
とりあえず当初の目的であった飛行機の乗り方は教えたので、あとは二人で行きたい時に楽しんで行きなよと伝えましたが「旅行は大人数の方が楽しいのでまた一緒に行こう」とのことでした。わかっちゃいたけど、最初からそういえばいいのに。
なんて言ってられるのも今のうちですね。親が元気なうちにチャンスがあればいろいろ連れ回して、残りの人生の思い出作りに食い込もうと思います。
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