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最低限の暮らしではなく「最低限度の幸福を感じる暮らし」とそのためのコストを知っておくの大切

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フリーランスになってからというもの、お金とそれに付随した将来の心配は尽きないのですがそんなこと言っていても未来は明るくならないし、誰も助けてくれません。自分で頑張ろう。

で、そのためには無駄なコストを削減しましょうってのはよく聞く話ですが、切り詰めまくった先に幸せは待っているのでしょうか?

ぼくの場合はフリーランスに固執はしていなくて、やめたくなったらやめればいいという思考も持っているのですが、やめるための線引きとしましては

  • 食っていくのが困難
  • 最低限の幸福度が満たされない

というのが基準です。

要するに「食ってはいけるけど、我慢したりQOLが低い状態を良しとしない」ということです。そこで「自分にとっての最低限度の幸福を感じる暮らし」と「そのために必要なコスト」を知っておくのがいいのですよというお話。

最低限の暮らし

たまにネットで見かける「月いくらで暮らせます選手権」。こちらが開催されると、こぞっていろんな人が似たようなことを言い出します。「タイなら月5万円で暮らせる」という人がいれば「カンボジアなら月3万でいける!」みたいな人がいて非常にユーモラス。

その3万円や5万円にどこまで含まれているかも不明ですし、人がいくらで生きていこうがその人の自由ですし、そもそも「最低限」も人それぞれなので他人がどうこう言うことではないですし、ぼくだってそりゃ月々の支払いが少なくていいなら少ない方がいいですが、以下の通りだとちょっとヤダ。

最低限暮らせていけるかもしれないけど、自分にとっての「最低限度の幸福」は確保できていないからです。

ドミトリー:共同生活する人が常にいい人とは限らない
1日の食費:ある程度好きなものを選んで食べたい

もちろん、ドミトリーを批判する気もドミトリーに宿泊する人を批判する気も食費を切り詰めている人を批判する気もありません。個人の見解。

最低限度の幸福

「最低限の暮らし」同様に「最低限度の幸福」も人それぞれです。人と比べるものでもないので、自分が幸福だと思えればそれでOK。大切なのは最低限度の幸福を言語化しておくことです。なぜなら欲求はキリがないから。追いかけたら追いかけただけ欲しくなる。でも我慢はNGで贅沢でもないけど不満もない自分にとっての最低限度の幸福を知っておくことで、それを実現するためには月々いくらあれば足りるのか?がわかり、稼ぎのハードルが明確になります。

  • 周囲が気にならない個室で暮らしたい
  • ホットシャワーを使いたい
  • 食べたいものを食べたい
  • 人から誘われたらお金を理由に断りたくない

など。それを踏まえて、ぼくのカンボジアでの生活は以下でまとめました。

カンボジアの道路で運転中

まとめ:ハッピーミニマルコストを設定しよう

ということで生活費を必要以上にかける必要はないし削れる部分は削ればいいし、東南アジアで暮らすことで抑えられる部分もあるけれど、逆に高くつく場合もある。見た目上の金額を抑えたからって自分に嘘ついたり我慢が続くようでは豊かな暮らしだとは言えない気がするので、自分にとっての最低限度の幸福を感じるハッピーミニマルコストを知っておくと無理なく不安なく暮らせていいですよというお話でございました。

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