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みらいスクール

準備の途中ですが、ここで開校式について少し紹介します。

投稿日:2016年10月24日 更新日:

カンボジアに戻って来て一週間が経つ。

 

一週間とは思えないほど濃密な時間が流れている。

 

本音を言うと、何もしない1日が欲しいと思ってしまうくらい。

 





みらいスクールの開校式を5日後に控えた今。

 

一個片付くと、次にまた新しい気付きがあって、その気付きに対して無い頭をまた使ってアイディアをひねり出す。

 

知らないことは知っている人へ情報を求め、見たことないものは見つけに、必要なものの数と値段と目的と、協力してくれるみんなとの打ち合わせというか相談というか、押し付けというか・・・

 

開校式まで一週間を切っているのに、式典に来る村人の人数もわからない。

授業開始までおよそ一週間なのに、正式に入学する人数も、教師の数も不明確。

 

そんな奇跡のような現地のマイペースぶり

 

 

そんな中で、陰ながら応援してくれている在住の日本人たちからいろんなサポートをもらう。

 

開校式で提供する食事の面を「お祝い事だから」と快く協力をしてくれる人たち。

参加人数もわからないのに。

 

「開校式に行けないから学校で必要な時に使ってくれ」と御祝品が届く。

入学人数もわからないのに。

 

「力になれることは言え!」と言って、スタッフやお客さんを引き連れて学校の掃除をしに来てくれる。

彼自身のダイエットのために・・・。

 

一方日本では、チームのみんなが中心になって、学校や子どもたちにとって意義のあるカタチを模索してくれている。

来てくれるだけでも嬉しいのに。

 

妹分たちのBboothメンバーは、教室に飾ることができるアートを製作してくれている。

みんな学校に、バイトに、デート?に忙しいはずなのに。

 

 

別にそこに関わった証が欲しいわけではないと思うし、何の見返りも求めていないと思う。

 

でも、目の前にあることを大切に動いてくれている人たちばかりで、結局僕はいつになってももらってばかり。

 

僕が建てた学校ではなく、僕らが建てた学校だからこそ、みんな自分ごととして考えてくれる。

 

僕らを繋げてくれた場所を、僕と同じようにみんなも大切にしてくれる。

 

僕はみんなに何を返せるのか。

 

考えても考えても返しきれないほどの恩を抱えている今、真っ先に考えなくてはいけないのは、やはり開校式のあり方、そして学校を建てた意味をきちんと理解してもらうこと、ではないかと思う。

 

開校式に関しては、なかなか普段会うことのできない村人も含めて、顔を見てもう一度約束をする場所だと思っている。

僕らは何があっても、みんなの大切なものをこれからも大切にするということを。

 

そのために学校があって、でも、大切にするって、こっちから何でもかんでも与えたり押し付けたりすることじゃなくて、寄り添って生きていく、同じ目線で生きていくってことだと僕は思う。

 

だから、無理もできないし、背伸びもしたくない。

 

「これが必要」「これが壊れた」そう言えば、何でもホイホイやってくれるって思われるのも癪だけど、開校したての時は何でも揃っていたのに5年後は物どころか、来る人もいなくなってしまったなんて、そんなことも嫌なんだ。

 

ノート一冊、鉛筆一本だって、いつかもらって当たり前、余り過ぎて粗末にされる。

 

そうなってしまうのが嫌だから、僕らの仲間の気持ちはきちんと村人に伝えるべきだし、いつ来ても温かく迎えてくれる村人の思いも僕ら日本人は理解するべきなんだと。

 

思い通りにばかり行かない場所で、まともに伝えることができない拙い言葉のやり取りで、何のために?っていう一番大事なことを、時に置き去りにしてしまいそうになりながら、それでも毎日動き続けることで、景色はどんどん変わっていく。

 

でも、変わりたくないのは、人が人を思う気持ち

 

いつまで経っても、みらいスクールという建物を通じて、村人が僕ら日本人を、僕らがカンボジアの村の人たちを思い返したくなる場所にしたいと僕は思うんです。

 

これから物心つく子ども達は「学校があることが当たり前の村」に生まれて来る。

 

でも「学校がなかった時代」の村っ子達が、学校建設を通じて生まれた僕らとの日々を、村っ子達が大人になって、より若い世代に引き継いでくれたら。

 

そしてそうやって若い世代に引き継がれるものが建物だけじゃなく、自分には何ができるかを考えて行動することができる意志まで残すことができたら、一つの成功例として胸を張ってもいいのかなと。

 

一つだけ完全主観の妄想を言わせてもらうなら、僕らの仲間の子ども達が、村の子ども達と一緒に新しい未来を創る、そんな場所にもなる日を夢見てたりもします。

 

 

そうやってこれからも変わらず寄り添っていくことで、教育の成果っていうものは、ほんの少ーーーーし見えて来るものなのかなと。

 

僕たちの思い通りに運営していくことが決して正解ではないんです。

 

うまくいかないことも含めて、全て責任を取る覚悟があるからこそ、本当に大切にできる。

 

就学率とか進学率アップとか、村の出稼ぎを減らすとか、雇用を生み出すとか、そんな大それたこと僕はできません。

 

でも、それができなくても、人を大切にすることはできると信じています。

 

それが裏切らないこと、嘘をつかないこと、そして続けることなのだと。

 

そして、簡単にホイホイしたくないけど、本当に必要な時に何でもできるように、当たり前の基準だけは上げておきたいなと。

 

まずは2016年10月29日を、関わってくれた人たち全てにとって特別な1日になる努力をします。

 

不手際、至らぬ点多々ございますが・・・

 

村人と応援してくれる人たちと、笑って飯を食いたいと思います。

 

また報告します。

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