牛タンを炭火で焼いて死ぬほど食いたいなぁと思っていたら気付いた時には市場にいました。で、聞いたら普通に牛タンが売られていましたので自宅でさばいてフェスを開催。至福のひとときでした。
なお、今回の記事には割と「おいしそう」と「きもちわるい」という写真が混在します。ご了承の上、画面を下までスクロールしてください。
生まれて初めて牛タンを買った
ということでいきなり失礼します。こちら何の加工もされていない牛の舌です。閻魔様に嘘でも見破られたんかってくらいそのまんま切り落とされた舌。みらいスクールの花を食うやつらもこの刑に処したい。
サイズ感です。隣にあるのはiPhoneSE。タン先は概ねiPhoneと思ってくれて問題ないと思います。
裏側です。うなぎの顎みたい。これで7ドルしないくらい。焼肉屋さんで頼む牛タン一皿分くらいのお値段と手間暇かけたら大量の牛タンを味わえます。
牛タンを自宅でさばこう
ということで牛タンをさばいていきます。まずは全体を塩水で洗うと臭みがとれるとのことでそのようにしました。濃度とかはだいたいです。
続いて牛タンの下の部分をカット。焼肉屋さんで出てくる牛タンをイメージして「ここはちがうだろ」って思い当たる節を切り落とします。写真でいうところのは包丁の刃先より下の部位。
ここをスパッと!切り落とせたらかっこいい。絶対モテる。ぼくは手こずりました。
続いて表面の白い皮みたいな部分を削ぎ落とします。こちらはさらに手こずりました。ロスなく皮の表面だけを切り落とせたらいいですね。ぼくは結構無駄にしてしまいました。
左右と上の部分三回にわけてやりましたが、タンを抑えている左手が滑りまくる上になかなか皮も固いので難しい。YouTubeだとあんなに簡単にやっていたのに。
タン先がうっとおしいので切り落とします。
皮を剥いだらひっくり返して裏に通っている二本の筋を切除します。筋に対してV字で包丁を入れてから引っ張りながら切り落とすといいという情報を得ましたが手こずりました。
切り分けが完了しました。左の丸皿には
- 最初に切り落とした舌の下
- タン先
- 最初に切り落とした部位から取り出したタンカルビと呼ばれる部分
右のまな板には
- 剥いだ皮
- 牛タン(今回のメイン)
という布陣です。
牛タンフェス@自宅 開幕
このままでもいいんですが、牛タンを綺麗に切り落とすために軽く凍らせる作戦に急遽変更。皮を剥いだ牛タンは思っていた以上に柔らかく下手に切るとぐしゃっとなりそうだったのでこのような決断に至りました。
冷凍庫で数時間寝かせた牛タンです。完全に固まっているわけではないですが切りやすそう。持つとちょっとシャリっとした感触。
で、こうなります。絶景。目の保養。ずっと見てたいけど早く食べたい。
切り落としている間に七輪に火を起こしておきました。段取り上手かよ。
ライブハウス(七輪)周辺はこの日一番の盛り上がりを見せます。普通にうまい。特に舌の奥の部分(タン先とは逆)の上タンの部分の脂の乗り方が絶妙。臭みも全然ないし塩とライムでガンガンいける。
ビール飲んでなかったら白飯五合は食べたと思う。
牛タンフェス@自宅 第二部
炭火で牛タンを食べるだけではありません。フェスですから。
先ほどの「タンカルビ」を覚えていますか?最初に切り落とした部位の中に埋もれていた宝石のことです。
こちらは生でも食べられるらしく、おすすめはタタキやユッケにするといいとのことでした。我が家も自己責任で生でいただきます。今回は醤油とごま油で味を整えたてタタキ風に。お腹は痛くなりませんでした。よかったですね。
牛タンフェス@自宅 第三部
宴の余韻は冷めやらぬ翌日の夕食には残っていたタン先がカレーに化けてやってきました。
皮を剥いで、ネギとか、人参とか、玉ねぎと一緒に煮込んでみんな大好きカレーに。うまい。ここは新宿のねぎしですか?
圧力鍋、硬めの肉とかも短時間でほろほろにできて素晴らしい。時間かけたくないけどおいしく調理したいって人は絶対持っておくべきアイテム。
まとめ
ということで初めて牛タンを買ってさばいて自宅でおいしくいただきました。思っていた以上に手間がかかるのが唯一の欠点。数やってさばくの上手になるしかない。
日本だとコストコで売っているのが自宅で食べる際に人気らしいですね。めんどくさい人はお取り寄せでもいいと思います。