コロナウイルスの影響によりシェムリアップの学校も休校しております。そんな中、最近荒れ気味のみらいスクールは人が来なくなるとどうかなと思い見に行ってみたところ花壇がわっしょいでした。
カンボジアに建設した小学校の最近の花壇
こちら。2017年につくったMIRAI花壇です。
非常にわかりにくいと思いますが、花壇が5区画に別れていて「MIRAI」という文字になっています。こちらの花壇では焼畑農業でも始めるんでしょうか。
別アングルかもご覧ください。
まぁ100歩譲って焼畑は目をつぶったとするじゃないですか。でも完全にレンガが崩壊しています。世界フィギュアの時の織田信成の涙腺より崩壊しています。
小学校の花壇の対策は未だ検討中
よく「学校が荒んでいるとそこで生活する生徒の心も荒む」っていうじゃないですか?言いませんか?学校教員になった頃先輩に口すっぱく言われたので、桜木花道の体育館掃除くらい使うのが嫌になるような環境を作りたかった。
その考えはカンボジアに来てからも心の中で生きていて、その一つとして「みんながポイ捨てしたくなくなる焼却炉づくり」をテーマに作ったハート型の焼却炉は今でも大活躍中。学校で出たゴミは全てここに集められるので作って大正解。
みんなが大切にしたくなるような花壇を作ったら話が早いと思うじゃないですか。で、きれいな花を植えるとですね、まず牛さんがやってくるんですよ。で、キレイに食べていくんですよ。やってくるというか校庭に放つのは村の人なんですけどね。
このように。でもこんな花壇寂しいじゃないですか?子ども達や村のお母さん達が言うんですよ。「もう花は植えないの?」って。
そうだよね、あった方がいいよねって思って植えるじゃないですか?ひっこ抜いて持ち帰るんですよ。理由は「キレイだから家にもほしい」だそうです。まじかよ。俺も誰かのBMWを家に持ち帰ろうかな。
そんな感じで、環境を整えるための対策は未だ迷子です。
まとめ
ということで最近の学校関連の問題は「どうしたもんかな〜」という日々。以前だったら村人に「何で花壇が燃えてんだー」って問い詰める感じでしたが、今は「何か事情があったんかな?しばらく様子みるか」って感じの心持ち。なんとかしなきゃって躍起にならなくてもなんとかなることをぼくは知っています。
もう一個別件で、村の中のガタガタ道もなんとかしたいな〜とも思っていました。
画像だと伝わりにくいですが、こんな感じの結構なデコボコが十箇所くらいあって子どもが転んだら危ないよな〜なんとかしたいな〜って思って村の人に聞いたら「あああ、悪い道だよねwww」みたいなリアクションだったので、まだ当分いいかなって思いました。こちら側の「こうしたい」だけではやらない主義。
あと何らか対策するにしても、自分の頭とお金で考えようと思っています。昔みたいな募金とかは大声あげてやらないかなぁといった感じ。くれるものは拒みませんけど。いつまでも人様のお金に頼る活動は全然支援活動になっていないし、支援されてるの誰だよって思うのでできればやりたくないですね。支援するとか言う前に自分の生活をもっと潤わせたいので引き続き楽しく頑張ります。ブログもYouTubeもお店もあたたかく見守っててくれると嬉しいです。
まだ世界はちょっと落ち着きませんが、終息に向かったらぜひ一度遊びに来てくださいね。その目で見てほしい。