カンボジアに来るようになってから、今でも胃袋掴まれっぱなしのローカル食堂がいくつかあります。今回は、ベトナム人女性が営むヌードル屋さん。これまで何度も店舗を移転して場所が変わっていますが、その味はずっと変わりません。
シェムリアップで人気の麺料理屋さん
こちらです。この記事を書いている2021年9月現在は、ステンタマイストリート(シバタストリートからMAJORという映画館のある通りを入ってすぐ)に移転したばかり。
店内です。通ったことある人ならわかると思いますが、いつも通りの内装という感じです。扇風機が各テーブルの頭上に設置されているので涼しいです。
一つ前のお店は白い壁に、お客さんたちが残していったメッセージが壁いっぱいに書き込まれていました。とても愛されているお店です。ここの壁もそうなっていくのでしょうか。
シェムリアップで人気の麺料理を食べよう
メニュー表です。メインのメニューはライスヌードル、イエローヌードル、フォーの3種類でそれぞれ豚・牛・鶏・野菜からトッピングが選べます。以前は肉類を選ぶだけでしたが、欧米系のベジタリアンなお客さんが増えたことで、肉を食べない主義の人にも対応するようになりました。
並盛りは一杯2.5ドル、大盛りにすると3ドルです。安すぎる。
こちらは席に座ると無料で出してくれるジャスミン茶。うまい。カンボジア生活初期からよく来るお店なので、いつ飲んでも「あの頃」の味がします。
無限に注ぎ足してくれるので、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちが入り乱れる。この際言っておきたいのですが、無料の飲み物が出るお店と出ないお店がこの世にはありますが、出ないからって全く飲み物を頼まないで食事だけする人を見ると「いつも何も飲まずに食べているのかな?」とか「喉に詰まったり口の中乾いたりしないのかな」と思います。
こちらはイエローヌードル。肉は豚を選びました。このお店ではこれしか食べたことがありません。
ずっと変わらない味ってすごい。
麺はこのような太めの平たい麺。昔はもうちょっと厚みのある麺でしたが、いつからかこのような麺になりました。
肉や野菜が結構どっさり載っていて食べ応えがあります。ラーメン二郎ばりにひっくり返して食べよう。
こちらは彼女が頼んだフォーです。お肉はビーフを選択。彼女は彼女でこのお店ではこれしか頼みません。どちらも頑な。
フォーに使われている麺はこのような感じ。同じく平たくて太めの麺です。
このフォーはベトナム在住歴の長い友人がカンボジアに遊びにきた時に「フォーでも食べに行かない?」と聞いて「行かんわ!何で普段から食ってる国のもの食わせようとすんだよ」というので「いいからとりあえず行ってみよう」って言って無理矢理連れて行ったお店。
友人曰く、ベトナムで食べてきたフォーを含めてもトップクラスでうまいと言っていました。
冒頭にも書いた通り、このお店の店主はベトナム人女性です。だからカンボジアで食べる本場ベトナムフォーなのです。20代半ばくらいの娘さんが一人おり、この娘さんが生まれてすぐくらいに二人で移住してきたらしい。結構大変な時期だっただろうにすごい。
こちらは東南アジアお馴染みの卓上調味料たち。好きに味変をして君だけの一杯を作ろう。
こちらは食後に頼んでおいたベトナムコーヒー。ベトナムコーヒーって特徴的なドリップ方法なのか、豆の特性なのかわかりませんが独特な風味があって割と好きです。
カンボジアに来始めた頃に、コーヒーにコンデンスミルク入れて飲むなんて何考えているんだって思っていて、今でも思っているのですが、このお店のコーヒーは変に後味引く甘さがなくてすっきり飲めます。ベトナムコーヒーとの相性がいいのかもしれない。ブラックコーヒーもあるので、甘ったるいの嫌いな人はそちらをどうぞ。
場所以外に変わったものといえば、決済方法。ABA銀行のQR決済システム「ABA PAY」が導入されておりました。この決済方法、街に普及してまだ1年ちょいとかなのですが、確実に市民の生活にいい影響を与えていると思う。便利な世の中。
シェムリアップで人気の麺料理まとめ
ということで以前からよく食べているベトナムヌードルのお店の紹介でした。これからまた場所が変わることがあっても、ぼくは応援します。
シェムリアップで旅行に来た際は、ぜひ一度行ってみてください。
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