2016年2月25日
建設79日目
昨日合宿(ホームステイ)が終わったばっかだったんだけど。
はるかは今日から1人で村に泊まるらしい。
なんせこいつは、昨夜のシアヌークビル行きのバスチケット破ったからな。
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ってことで、明日日本へ帰るアキくんとやましょうは、はるかと今朝お別れ。
ぼくらはシェムリアップでやることがあるので、今回は一緒に村に泊まれずはるかはひとりぼっちで村。
と見せかけて。
今日からははるかの友達ユッカ from オランダが参戦。
もうね。
はるかのお友達は国境を越えすぎててよくわからん。
迎えに行った空港では、なんとかランド人連れて出てくるしよ。
ってことで2人で仲良くトゥクトゥク乗って村へ。
仲良し。
ユッカはまだ19歳。
これから大学へ進学するらしんだけど、その前に東南アジア一人旅なんだって。
すげ〜。
ぼくが大学上がる時なんて、東京行くだけでビビってたのに。
通路にモルタル敷く時に破損した、スロープと花壇の一部を補修。
今回の学校建設はBuild and break and build againって感じ。
作っては壊し、また作る。
要領悪いな〜なんて思いながらも黙って見てる。
ホンさん不在の現場は、いつにも増してゆったりしてて。
昨日よりも作業するスペースが少ないくせに、通路を完成させるのにえらい時間がかかった。
女子軍団は少し飽きてて、遠近法撮影会を始めていた。
両手から木が生えてみたり。
小さな箱からはるかが出てきたり。
学校で跳び箱してみたり。
元体操部の方は意地の開脚披露してみたり。
(納得のいく開脚まで何度も撮り直していた。)
何かイラッとする表情で軽やかに弾んでみたり。
まぁ何にせよ自由に和気あいあいとしていて楽しい現場です。
ほんで。
「今日は早めに上がろうか〜」って時になって。
カンボジア人軍団がスロープの仕上げをやり始めた。
遅いよ。
固すぎる土を掘り返して敷き詰めたところで日没を迎え、今日はタイムアップ。
カンボジア人達よ。動き出しをもっと早くすれば、もっと早く進むのでは?
そういえば最近は、村の青年テラーが再び現場で働いている。
何か作業は雑だし、フラフラしてるし、変なヤツでロムさんに怒られっぱなしなんだけど。
ロムさんたちもなんだかんだ文句言いながらも仕事を与えるし、新しいことを教えるんだよね。
テラーは別にロムさんたちの同僚じゃないし、教えなくてもいいんだろうけど。何か優しいよね。
カンボジア人はみんなクワの使い方上手だし。
モルタル練るのも慣れてるし。
何でも自分たちでできる人が多い。
ムンさんなんか、この間自分でバイクのタイヤ交換してたし。
そうやって持っている技術を、大人たちが若い世代に伝えているのかな〜なんて考えてた。
ちゃんと聞いてないからわかんないけど。
テラーもイライラしながらも黙って作業するし。
自然と教育って行なわれているんだなって思ったら、何だか人と人のつながり感じた。
やっぱりカンボジアって温かい場所だわ。
追伸
アキくんとやましょう2人の打ち上げでカラオケのあるお店に連れて行ったら、大学野球のバッテリー会恒例の「サライ」をやましょうが台無しにしました。
ぼくが古谷さんの卒業式で、先輩への思い出を語った時の曲。
これまた大学野球恒例の罰ゲームあっちっち喰らわせてやろうと思ったのにできなかったので、帰ったらやってやります。
やましょう、覚えてろ!
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