ちょっと用があってタイとの国境の街のポイペトへ行ってきたんですが、その帰りに彼女が「行きたい」と言っていた遺跡に立ち寄ってきました。世界遺産候補らしいです。
世界遺産候補のバンテアイ・チュマール行ってきた
こちらです。カタカナで書くと「バンテアイ・チュマール」という遺跡。クメール語でバンテアイとは砦、チュマールは猫という意味。英語表記だと「Cat Temple」とも書かれたりしますが、このチュマールは猫って意味ではないらしいという話も聞きました。
ここの遺跡は千手観音のレリーフが有名らしく、至る所に手や頭がいっぱいある人たちが見受けられます。
昔から思っていたことなんですが、手とか頭がいっぱいあっても自分は上手く使えるんだろうか?という疑問がすぐに湧いてきます。ヤマタノオロチとかいろんなこと考えまくって一人でモヤモヤしそう。飛影とか天津飯みたいに3つの目があったらどういう視界なんだろうとか思いませんか?
ネット情報では「バンテアイ・チュマールは修復が進んでいないので足場も悪く危険」みたいな表記がありましたが、このような遊歩道が設置されていたのでとても歩きやすかったです。崩れ方や歩道の感じがベンメリアみたいでした。
結構傾いている。ジェンガだったらヒヤヒヤするレベル。
なんとか持ち堪えてそうな感じ。
なんか意味深。
手と顔がいっぱい。
真ん中から崩れそうな感じ。
崩れ方がベンメリアのそれっぽい。ベンメリアの方が崩れたってよりなんか隠したっぽい感じがする。
切り取られた顔面。
遺跡と木の共存もあるある。
木によって支えられてるのか、木によって押し込まれているのか。
中は結構広いのでよく歩きます。水分補給をお忘れなく。
高い木。写真だとこういう迫力が伝えきれないのが残念。もっと上手く撮れるようになりたい。
四面仏。
デバター。
細かな彫刻。
カーラ。
こういう顔のおじさん、近所にいませんでした?
修復中の様子。
鉄線でぐるぐる巻にされている。
手がいっぱい。
本当広いです。行った時間は一番暑い時だったので結構へばりました。
散らかりまくってる。
みんなでお祈り。
遊歩道の道順に沿って西門を出るとこのような。
大迫力の千手観音さんがいました。
動き出しそう。
外濠の大画面にはいろんな彫刻が施されているので、これらをみながら勝手に物語を推測して歩くのも楽しい。
みんなでワイワイしている。
バンテアイ・チュマールのあれこれ
場所はここです。
ぼくらは前日にポイペトに泊まっていたので、そこからバイクで向かいました。時間にして3時間くらい。帰りはまっすぐ何かしてシソポンという街でもう一泊。シェムリアップから向かうなら、車で向かった方が絶対早いし楽。
入場料は5ドルでした。チケットとかはなくて、入り口にいる軍の制服っぽい格好をしたお兄さんに支払いました。
あと帰り道に学生みたいな人に話しかけられて、アンケートに答える羽目になりました。しかもめっちゃ長い。でもまあいろんな人がそうやって関わりながら、世界遺産として認められるように動いているんだと思います。
ということで、今まで行ったことない遠方の遺跡へ行ってきました。
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