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【101日目】最終回!みんなありがとう!カンボジアにまた一つ小学校が建ちました

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2016年3月19日

建設101日目

小学校を建設してくれる大工さんが決まったのが昨年(2015年)の11月12日、そして何にもなかった草っ原にクワを振り下ろしたのが11月20日。

今日で約4ヶ月。

大工さんが当初「期間は2ヶ月!長くても2ヶ月半」とか言っていてかなりオーバーしましたが、実働101日目にして、ロンデン村への小学校建設が無事(?)終了しました。

この4ヶ月で何が一番大変だったかと言われれば、伝えたいことが伝えられないもどかしさや、建設作業が思うように進まないことへのイライラくらいしか浮かばず。

本当は多分、その時々でメッッッチャしんどいことや、キツイことはあったんだろうけど。

振り返ってみると蘇ってくるのは、大変さ、加工さ、しんどさではなくて。

そこにはいつも、誰か人がいてくれていたという喜びが、記憶の大半を占めています。

何の目処もないところから、3年前に突然生まれた1つのプロジェクト。

3年越しに果たした村との約束。

形にできた達成感と安心感と、この先の子ども達の未来への責任。

いろいろな感情がぐちゃぐちゃに入り混じりながら、形になった校舎をゆっくり眺めていた。

カンボジアの小学校建設の振り返り

カンボジアの学校建設初日の様子

何もなかった大地にクワを振り下ろして穴を掘った。

そんな地味で、何も先の見えない作業を手伝ってくれた人たちがいた。

手伝ってくれている人

その穴をしっかり固めてくれる人たちがいて。

校舎の基礎になる部分

その穴に土台を作った人たちがいて、建物の基礎ができた。

建設の手伝いに来てくれた人たち

その基礎周りをさらに頑丈にしてくれた人たいがいて。

建設に来てくれた人たち

その土台は徐々に上に伸びていき。

モルタルを流し込む様子

その鉄筋の周りには日々コンクリが流し込まれ。

建設に加わってくれた女性作業員

その流し込むコンクリをせっせとこねてくれる人たちがいて。

学校建設に来てくれた人

文句を言わず運んでくれる人がいて。

カンボジアの学校建設予定地の30日目の様子

そのコンクリは基礎や土台、そして柱や梁となり、この辺から、毎日目まぐるしく変わっていく様子がハッキリと見てとれた。

レンガを積む人

その周りにまた別の誰かがレンガを積み上げてくれた。

裏方してくれる人

そのレンガを、積みやすいように並べてくれたり、運んできてくれる人もいた。

作業後の集合写真

レンガはいくつも重なり合うことで壁に変わった。

建設後の作業風景

壁は広がって部屋になって行った。

ペアルックな人たち

地面には無数の岩を投げ入れて、みんな朝から晩まで泥まみれ。

モルタルを練る人たち

終わらないモルタルづくり。

ビブスたち

エンドレスバケツリレー。

編み続ける鉄筋。

人がたくさんいるといいんだけど。

一人だといろいろきつい。

頑張る修一くん

この鉄筋は柱だけでなく、梁にもなった。

鉄筋を持ち上げているところ

 

作業台も増えてきて。

作業風景

作業スペースも高くなる。

下ではスロープ作ったり。

校舎前の階段

階段作ったり。

手伝いに来てくれた人

花壇を作ったり。

教室内を左官したり。

レンガだった壁は、モルタルが埋め込まれて一気に部屋っぽくなってきた。

この頃から「チケット破り」も流行りだした。

完成したミニゴール

お手製のサッカーゴール作ったりもしたな。

作業風景

教室の中には、教団スペースとか作ってみたり。

窓枠の設置

窓埋め込んでみたり。

窓を塗る様子

窓を塗ってみたり。

上では屋根の骨組みがついて。

あ、そこも命綱なしなんすねって作業が増えた。

屋根の資材が到着

そして、押すに押して念願の屋根が到着。

屋根がつくのをみたくても見れずに去っていった仲間も多数。

作業風景

壁に色をぬって。

子供達との集合写真

最後の最後まで賑やかな作業現場だったからこそ。

静かな校舎内

今日は余計に静かに感じたのかもしれませんね。

カンボジアの小学校建設終わったよ

完成した校舎

たくさんの人の想いと作業が連鎖して形になった小学校建設。

たった1人じゃできるはずのなかったものが形になるまで、一体どれほどの人たちの力を借りたのだろう。

最終日の今日は静かな1日。

大工さん達がやり残した作業を黙々とこなしていく。

校舎内

建て付けの悪かった扉や窓がすんなりしまるようになった。

電気がないので締め切ると昼間でも真っ暗な教室。

ドアと3つの窓を全て開放すれば、明るい色の部屋の中に、陽の光がめいいっぱい降り注ぎ、心地よい風が吹き抜けていく。

途中手伝いに来たり、遊びに来たり、時に邪魔しに来たりしていた子ども達がここで学ぶ姿を想像しながら、1つのプロジェクトが終わると同時に次の課題がスタートするんだなという実感。

いろいろあったけどホンさんロムさんありがとう。

手伝ってくれた村のみんなもありがとう。

現場に足を運んでくれたぼくの大切な仲間たちもみんなありがとう。

もちろん、この写真に写ってない人たちもね。

いい写真が多すぎて選びきれない。

本当にありがとう。

この場に来れなくてもずっと応援してくれていた人たちもありがとう。

燃え尽き症候群ってこういうことかな?

すごい、虚無感?脱力感?がぼくを襲ってます。

使い古した手袋

4ヶ月間使い続けた作業用手袋は滑り止めも取れちゃってズルズル。

ズタボロの足袋

足袋はかかとがずりずりで足が丸見えになるまで履きつぶした。

異臭がする足袋

ちなみに最後の方は、足が臭くなりすぎて、昼ごはん時に脱げないほどの威力を持っていた。

 

とにかく終了した学校建設。

現場に足を運んでくれた人123名。

お金集めたりしてた時から関わってくれてる人、助けてくれた人数えたら多分1,000人超える。

そんな大勢の人が周りにいてくれたことはこれからも誇りだし、嬉しいことなんだけど。

そんな人にお世話になることが当たり前になると、それはそれで怖くなってくる。

うまく言えないけど、この記事ではたくさんの方々にたくさんのありがとうを届けたいです。

この寝顔を見るのもまた3ヶ月後。

また会いにくるね。

ということで一旦日本に帰ります。

HADA800号

HADA800号もありがとう。

洗車

きれいに洗車して、次の活動でも走ってもらいます。

本当にみんな、ありがとう。

カンボジアの学校建設地完成の日

 

カンボジア小学校建設日記【完】

差し入れでいただいたもの

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