2022年12月末から日本で暮らし始めて、最初の3ヶ月は生活のためにあれこれ揃えてお金を使いまくっていたら銀行の残高がみるみる減っていきました。稼いだお金は全部使っていくぞと決めているとは言え、このままだと収入と支出のバランスが釣り合わなくて破産するかもしれないと思っていろいろ見直すことにしました。
二人暮らしの生活費
我が家の生活費は以下のとおりです。
- 家賃:100,000円
- 食費:65,000円
- 水道光熱費:20,000円
- 通信費:10,000円
- 日用品:5,000円
生きているだけで毎月20万円くらいお金がかかります。
家賃:100,000円
3LDKの戸建て賃貸に暮らしています。築浅、間取り、設備、ペット可等を考えるとお得な物件だと思います。希望の物件に入居できたので、満足度高く暮らせています。
食費:65,000円
夫婦揃って3食しっかり食べたい派の人間です。よっぽど予定がない限り、基本は自炊。無駄遣いをしている気はないですが、あまりに我慢ばかりの節約もつまらないので、食べたいものを食べて毎月このくらい。どんなもの食べて、どんな食材にいくら使っているかは奥さんがわかりやすくまとめてくれています。
食費を見直したいけど
- 朝はプロテインしか飲みません
- 1日1食で十分です
- 週末に一週間分の作り置きをして毎日同じものを食べます
みたいな節約が全く参考にならないって人は、ぜひご覧ください。
水道光熱費:20,000円
ここ数ヶ月の平均と大まかな内訳としては
- 水道:3,500円
- 電気:6,000円
- ガス:10,000円
くらい。水道は2ヶ月に一度の請求なので、毎回6,000〜7,000円くらい支払っている感じです。
- お湯を溜めて毎日お風呂に入る
- 洗濯は毎日回す
- 風呂の水を洗いに利用する
- 乾燥機も毎日使う
- 家でよく自炊をする
- エアコンは暑い(寒い)時は普通につける
という生活でこんな感じです。
真冬はガスファンヒーターを使うので、ガス代がもうちょっと高くなったりします。
通信費:10,000円
この記事を書いている2023年6月現在は自宅に光回線でフレッツ光、外出用のポケットWi-FiでBroadWiMAXを契約しています。
インターネットを爆速にしたい人はNURO 光とか、東海地区に住んでいるならコミュファ光が良かったりするんじゃないの?って思うかもしれませんが、
- NURO 光:自宅が穴あけ工事不可だったので断念
- コミュファ光:自宅が穴あけ工事不可でも大丈夫と言われたので契約しようとしたら「穴あけが必要ですがよろしいですか?」と言われてお前は何を聞いていたんだと思ったので却下しました。
ポケットWi-Fiはもう少し様子みて、不要そうなら解約する予定。
日用品:5,000円
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、サランラップ、歯ブラシ、シャンプー類、猫のエサとかトイレ関係など。まとまって買い足しが必要になる付きもあれば、買わなくてもいい月もあるので平均して毎月このくらい。
二人暮らしの生活費で見直したこと
日本で暮らし始めて3ヶ月経った頃から、改善したり実践したことなどです。
家計簿レビュー
以前から行っていた奥さんとの月1ミーティング。最近はミーティング時間の確保ができなかったりしたので、議題に「先月の家計簿」を加えて再開。先月のお金の出所を確認しながら、それを踏まえて今月以降何をしたいか、何がほしいか、どこへ行きたいかなどを作戦会議するいい時間。要するに、突発的に「これ必要じゃね?」「うん、買おう!」ってやっていたことをやめて、近未来のお金の使い方を話し合ってから買うようにしています。名古屋らしくモーニングを食べながら。
スマホキャリアの見直し
LINEモバイルから楽天モバイルに変更しました。楽天モバイルには料金プランは一つしかありませんが、LINEモバイル時代のプラン(月3GB)までの利用なら、今までの半額近くの税込1080円にできます。しかも楽天ポイントを支払いに充てられるので、通信費が実質無料になりました。楽天モバイルならスマホの料金が超お得!めでたい。
貯金口座を決めて先取り貯金
収入が10あったとして「8から9くらいに支出を抑えて、残った1を貯金しよう」としても絶対使ってしまうし、残ったとしても適切に管理しないと次の収入と合算されて、使わずにとってあるお金がわからなくなってしまう。なので収入を得たら貯金口座を決めて先にそっちに振り分けておくようにしています。
ただ、むやみに現金貯金だけをししても仕方がないので
- 積立投資
- 触らずにとっておく現金
の合計が毎月25%になるようにしています。バビロン大富豪の教えとか本多清六さんの「私の財産告白」などでよく言われている金額ではなくパーセンテージによる先取り貯金おすすめ。
貯金口座はあおぞら銀行。積立投資は楽天証券でやっています。
年会費のかかるカードの見直し
年会費を払っていたけどその恩恵をほぼ受けていないカードに関しては、年会費無料のカードに切り替えたり解約をしたりしました。
月払いより年払い、短年払いより複数年払い
加入しているサブスクや、日本で暮らす以上支払わないといけない社会保険などの支払いはなるべくお得になるように支払いをしています。
例えば国民年金の支払い方法は2年前納にしました。これによって月々払いで支払うよりも14,830お得になります。でかい。
ぼくと奥さんで支払うタイミングが1年ずつずれているので、夫婦でも毎年無理なく2年分をお得に前納でき、浮いたお金で毎年結婚記念日においしいお寿司が食べられます。
スマホアプリの見直し
- YouTube
- Amazon
- 楽天市場
などの娯楽アプリをiPhoneから消しました。目的もなくネット上でウインドウショッピングすると、ほしくもないものまでほしく見えてきてよろしくない。
YouTubeは一見節約とは無関係そうですが、広告や他人の様子が見えたりすると物欲が刺激されたり人と比較したりするのでよろしくない。アプリを消した結果、ダラダラ動画見る機会も減る→浪費も減る→そして時間が増えました。
残した方がいいアプリはヤフオクもしくはメルカリなど、要するに不用品をお金に変えることができるアプリ。落札目的ではなく出品目的で使っています。
ネットショッピングのメインをAmazonから楽天に変えた
これまで買い物の9割くらいをAmazonで行っていましたが、ここ最近は楽天メインに切り替えました。Amazonの方が画面が見やすい、操作しやすい、すぐ届くなどメリットがいっぱいあるのですが、楽天の方がポイントバックが大きかったりするので、トータルお得になるからです。
かと言って、もうAmazonは使わないわけでもないし、楽天よりもお得な購入方法が合えばそちらを使います。しかし先述したとおり、夫婦ミーティングで議題に上がった欲しいものを、お買い物マラソンやスーパーセールなどのタイミングに合わせて変えば、急ぎじゃない限りお得になるので今後しばらくはこのスタイルでいく予定。
買い物の基準を見直し
何か買おうと思った時に「それは本当に生活のために必要か?」を考えるようにしました。逆に考えていなかったんかい。
ほしい!!!って思ったものを思ったまま買っていると理由なく物欲のまま散財するので、意味のある散財をしようと思いました。過去にも同じようなことを記事にしていたので、気を緩めたらいかん。
一生物を増やそう
どうせ何かを買うなら、一生使うものを買うようにしています。物によってはどう頑張っても買い替えが必要になったり、もう手に入らないものも出てきますが、
- なるべく長い年月をかけて愛用できるもの
- 壊れても同じものがまた欲しいと思えるもの
- 触れるたびにご機嫌になれるもの
- 修理してでもずっと使いたいもの
が見つかるまでは、「とりあえず」や「間に合わせ」でものを買いません。とびきりの一個を買おう。以下はそういった買い物の例です。
やっぱり酒はやめよう
お酒代を節約というより、お酒そのものが人生にもたらす影響を考えると、やっぱりなくてもいよねと思ってお酒をやめています。酔っぱらわずに帰る飲み会=全力でその飲み会に向き合っていない=一緒に飲む人にもお店にも失礼という価値観で生きて生きた結果、酩酊するまでハシゴしたり、自宅で気絶したりしているのですが、そういう時間の損失はやはり無駄。お酒がなくても楽しめる人間関係を大事にしたい。最近は零イチとお友達。
二人暮らしの家計を見直した成果
実施してまだ数ヶ月なので、「毎月〇〇円の節約に成功!!!」みたいなデータはありませんが、感じたことなどをまとめておきます。
無計画な支出が減った
一番大きな変化としては「今度これを買おう」と話していなかったものを、急に買うことが少なくなったのは大きなメリットだと思います。もちろん生きていると状況が常に変わるので、話していないものを全く買わないのは無理ですが、それでもお金を使う際の意識が変わって、使う目的や使ったお金を二人でシェアできるのはいいことだと感じています。
みんなで家計を管理するの大事
結婚すると財布は夫が握るか、妻が握るかなど分かれると思います。個人的にはどっちが握ってもいいけど、何にいくら使っているかを二人がわかっていることが重要という考え。我が家では食費は主に奥さんが管理してくれていて、それ以外はぼくが管理して定期的に情報交換しています。「お金のことは相手に任せっきり」というのは楽かもしれないけど、自分たちがどんなものにお金を使っているのか実感できていないのは、長い目で見ると大きなデメリットに思えます。
みんなで管理するなら楽にできるやつがおすすめ
クラウド型会計ソフト マネーフォワード クラウド会計なら、日頃の支出管理も情報共有も簡単で、そのまま確定申告も楽にできるのでおすすめ。ぼくのような個人事業主はもちろん、節約を考える人には確定申告は避けて通れない道なので、早いうちから導入して家計を見やすく管理しておくのがおすすめ。
まとめ
そんな感じの我が家のお金事情。今後また見直したり変化があったら書きます。皆さんのおすすめ節約術なども教えてくれると嬉しいです。
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