2016年8月16日
みらいスクールの校庭に新しい花壇をつくります。
この呼びかけに、早速多くの方が答えてくれています。
16日で確定しました。
参加者は行く途中に好きな花を一つ選べますよ〜!
みんなでつくるガーデン!楽しみっす。
ミニバンの定員あるので、参加希望お早めに! https://t.co/iL7U1zqQNr— YUSUKE (@yusukeworld_) 2017年8月6日
参加者は当日の朝、みらいスクールへ向かう道中で花屋に立ち寄り、お好きな花を選んでいただき、ご自分の手で植えていただきます。
また、この日は花壇の制作から行うので、モルタルを練ったり、レンガを積んだりという作業があります。
何で新しい花壇を作るのか?
みらいスクールでは課外授業の取り組みとして「アートの時間」を取り入れています。
目的は子ども達の想像力の育成と、自分たちの手で自分たちの未来を切り拓くきっかけの場を提供することです。
やっと村にできた小学校ですが、作れば終わりではないからこそ、子ども達が通えなくなってしまう理由が潜んでいるのも事実です。
その対策としてものづくりを行い、そこで生み出された費用で「遠足」という名目で街へ出かけていろんな景色を見たり、卒業後に必要な資金を貯めています。
そんなものづくりで生まれた収入は、子ども達のために使いたい。
だからこそ「もっと花が欲しい!」と言ってきた子ども達に「ものづくりを頑張ったお金で花を買い足そう」と約束をしました。
ですが、建設時につくった花壇は交流のある孤児院の子ども達からプレゼントしてもらった花でいっぱいです。
そこで今回は、新しい花壇づくりから始めることにしました。
子ども達が頑張った成果を目に見える形で
別に今もう花壇がすでにあるので、あえて作らなくてもいいのかもしれません。
ですが、ものづくりに関して子ども達が積極的に楽しんでやっているとは言え、自分たちが取り組んだ成果を目に見える形で表現してあげることも次への原動力かなと考えています。
「ほしい」と言ったものを簡単に与えたり、お金を出したり・・・
それって本質的じゃないなって思います。
だからこそ「みんながものづくりをして売れたお金があるから、それで花を買おう」って提案ができるわけです。
『あの時の取り組みで花が買えたんだ。』
そんな小さな達成感が、子ども達の次への想像力と行動力へ繋がるのだと信じています。
「与える」から「自分たちの手で作り出す」へ
少し話が変わりますが、先月、交流のある孤児院の教室づくりを行いました。
モルタルの練り方、レンガの積み方を孤児院の子供達へ教えて自分たちの手で作り上げる、という挑戦の場に関わってきたのですが、「ないからもらう」という考え方同様、「与えればいい」という考え方に貧しさが孕んでいるのだと思います。
子ども達のレンガ積みはデコボコになったり少しゆがんだりもしました。
ですが、それでいいのだと思います。
今回は、レンガ積みを覚えた孤児院の子ども達が、花壇づくりのお手伝いに来てくれます。
みんなで作り上げる。
それを実感した子ども達が、今度はそれを必要としている別の誰かの元へやってくる。
そんな素敵な連鎖が今、生まれようとしています。
参加型の企画を増やしていく
ぼくらの活動場所はカンボジアなので「手伝いに行きたい」と思っていただけても、簡単に来れるものでもありません。
ですが「力になりたい」と思っていただける方々の気持ちも、できるだけぼくらは大切にしたい。
「応援しています」ってどこか温かいようで切なくて、自分とは少し離れた場所にいるような気がしてしまいます。
だったらいっそのこと、来れなくても参加できる企画にすればいい。
そう思います。
だからこそこの企画があるわけです。
実際に現場へ来れない人でも、好きな色の花がみらいスクールの一角に植えられる。
そしてその様子が届く。
物理的な距離は離れていたとしても、近くにいる。
そんな温かな企画にしたいと思います。
参加方法
現場に来れない方、限定企画「マイフラワープロジェクト」
ネットで決済
以下の商品ページから、希望数をご購入ください。
お振込みの場合はこちら
一口:500円(振り込み手数料はご負担ください)
参加方法:一口あたり一色お好きな花の色をご指定いただけます。(見合う色がない場合にはなるべく近い色の花を探します)
振込先
新生銀行 本店(400)
2401344 キタガワユウスケ
※振り込み後、ご連絡をいただけますと助かります。
同時に、ご希望の花の色をお知らせください。
8月16日以降、ご指定いただいた花の写真や、花壇づくりの様子、植えた後の様子などをお送りします。
楽しみにお待ちください。