1年半ほど日本に帰れていない間に
- 急に利用したらロックかかったり
- 不正利用でカード再発行することになったり
などいろいろあって、お金を引き出す手段がPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)のデビットカードしかない北川勇介です、こんにちは。
ということで最近は月に2回ほどPayPay銀行のデビットカードでお金を引き出してなんとか生き長らえているのですが、困ったことに現金が出てこないのに、銀行口座からはお金が消えていくという現象が相次いだんですね。それも二回も続けて。
結論としては、お金は後日戻ってきましたので無事解決です。しかしこのような現象が相次いだことでATM使うのがトラウマになりました。問題が起きてからとった行動と解決策を紹介します。何らかの事態にお役立てください
記事の後半では、カンボジア旅行の際におすすめしたいATM機も紹介します。
PayPay銀行のVISAデビットカードを海外ATMで利用
10月22日(金)
いつも通りATMで引き出しを試みました。場所はここです。
手数料が安くて銀行併設なのでもしカードが吸い込まれるようなことがあっても安心だからです。詳しくは以下記事で書いています。
いつも通りの操作で、何ももたつきなく操作して出金を待っていたら急に「タイムオーバー」の文字が出ました。取引が中止され、カードが排出。
もう一回トライしてみましたが、今度は単純にお取り扱いできません的な文字が出ました。
「まあたまにあるよな、こういうこと」と思いながら、仕方なく帰宅。で、何気なくアプリ開いたら引き落とされているではありませんか。
手元にお金は出てきていないのに口座から、約95,000円が消えて震えました。
すぐに「PayPay銀行のカスタマーサービス(03-6739-5000)」に電話かけましたが、自動音声で大変混み合っていると言われて全然繋がりません。
待っていると要件に応じて番号入れろというのでそのようにしました。専用のチャットリンクをSMSで送るから電話番号を入力するよう言われましたが、海外の電話番号は認識してもらえず、電話が切れました。この待ち時間はなんだったんだ。
で、その後チャット(AIじゃないやつ)を見つけたのでそちらに連絡すると、すぐに担当者が返信をくれます。ここまでの事情を伝えたところ、「お取引のレシートはありますか?」と聞かれて「不要のボタンを押したのでありません」と答えながら内心は「やべえ…」と焦ったりしました。次回からはめんどくさいけど毎回レシート必要だってボタンを押すことを心の中で決意。
その後、「使った銀行に直接問い合わせをするように」と言われたので使用したATM機に併設されている銀行窓口に問合せに行きました。
しかし窓口で事情を話しても、銀行とATMは別だから対処できないので日本の銀行に問い合わせてそちらから返金申請をするようにお願いしてほしいと言われたので、帰宅して再度その旨をPayPay銀行のチャットで連絡しようと思いましたが、日本時間17時を過ぎておりできませんでした。
10月23日(土)
翌日、またアプリを開いてみたら利用履歴のところのタグが「利用」から「確定」に変わっている。いやいやいや全然確定していないし、昨日お金が出てきていない旨をPayPay銀行には伝えたのに、何の答えももらわないうちから「確定」に変わっていて、変な汗が出ました。
なので受付時間を過ぎたらすぐチャットをして、前日に銀行窓口で言われたこと(日本の銀行経由で返金申請してほしい旨)と、確定していない出金が確定に変わっている理由を尋ねました。
聞いたことにはあまり答えてもらえず「では返金対応しますが返金の可否まで1〜2ヶ月かかります」と言われ、「何?船便か何かで申請しているの?お客さんからこういう問い合わせを受けたのですが、出金履歴を確認してくださいとカンボジアの銀行に電話なりメールなりで連絡してもらえれば済む話では?システム調べりゃすぐわかることだろうが」と心で思いながらも「ご対応いただきありがとうございます」と言って、チャット終了。
そうは言っても生活費も必要なので、恐る恐るもう一度ATMで出金チャレンジ!!!
この日は同銀行の別ATMにて。場所はここです。
そして同じ現象が起きて嘆き悲しみました。ちなみに昨日の反省を生かして、取引中に聞かれたレシートは必要か?という問いにすぐYESを押したのに、レシートは出てきませんでした。なんで。
ATM機の呼び出しボタンを数回押してみましたが反応がないので、証拠のためにカメラに向かって「お金が出てこないよ〜」のジェスチャーを何パターンかしてATMの個室から退出。その場ですぐPayPay銀行のアプリを開いてみたら即座に引き落とされている。返金の問い合わせは2ヶ月かかるのに引き落とすのは一瞬。
二日で19万円が消え、絶望の眼差しですぐPayPay銀行にチャットしました。
ぼく「昨日と今朝お問い合わせした北川勇介です。昨日同様にお金は出てこないのに口座からは引き落とされる現象が起きています。時間は日本時間の15時40分頃、使用したATM機は〇〇です。」
PP「さようですか。使用したATMの銀行にその旨はお伝えされましたか?」
ぼく「していません。なぜなら昨日のチャット担当者にも同様のことを言われて窓口へ行きましたが、日本の銀行を経由して返金申請してほしいと言われたからです。」
PP「お調べしたところ昨日とは違う支店の機械を使っていますので、再度銀行に連絡をしてください。」
ぼく「銀行に連絡するのはいいのですが、昨日と同じ対応をされたらどうしたらいいですか?」
PP「再度その旨をこちらのチャットにご連絡ください」
ぼく「それやる意味ありますか?」
PP「では返金申請をします。しかしこの手続きは長期的なものになるので、1〜2ヶ月ほどかかります」
ぼく「(何?船便か何かで問い合わせるつもりなの?お客さんからこういう問い合わせを受けたのですが、出金履歴を確認してくださいとカンボジアの銀行に電話かメールで連絡してもらえれば済む話では?システム調べりゃすぐわかることだろうが)ご対応ありがとうございます」
チャット終了。
なんだかすごく疲れたなと思ってぼーっとしていたら、そういえばと急に思い立って使った銀行のサイトを見たら、ジャパンデスクがありました。やったぜ、日本語で問い合わせができる!
即座にこの旨をメールで連絡。「でもまあ土曜日だし、営業時間外だしすぐに返事はないかもな〜月曜くらいまで気長に待つしかないか」と思っていたら、すぐ返事きた。すごい。文面も丁寧。担当者は日本人でした。日本語が話せるカンボジア人から連絡来ると思っていたので期待値を超えて嬉しい。
丁寧に対応で数通のメールやりとり後に、使用したカード番号の最初の6桁と下4桁聞かれてこの日は終了。ちょっと心が軽くなりました。
10月24日(日)
営業日ではないからか連絡なし。
10月25日(月)
J Trust Royal Bankのジャパンデスクより、途中経過を報告したいので電話したいとの連絡を受け、時間を合わせて電話で話しました。
ATMの利用履歴を確認したところ、間違いなく出金が行われていないのでお金をお返ししますと言った内容で、心でガッツポーズをし、今年いちばんの笑みがこぼれました。
対応してくれた方は丁寧な言葉遣いで謝罪や今後のこともわかりやすく説明してくれて感謝。
メールには、日本語ができるカンボジア人スタッフの方も加わり3人で情報共有するようになりました。
提示された返金方法は以下の2点。
- J Trsut Royal Bankのシェムリアップ支店で現金を受け取り:手続きに数日かかる
- VISAを経由してPayPay銀行に返金:めっちゃ時間かかる、ドルから日本円に両替する際の交換レートの差額は自己負担になり為替によっては満額返らないかもしれない
迷わず1番を選択。
そのために必要な手続きを行なってくれることになりました。
10月26日(火)
メールにて、シェムリアップ視点での受取日の日程希望を聞かれていくつか答えました。
10月27日(水)
シェムリアップ支店での受け取り日時が確定しました。
書類作成や当日の受け渡しをスムーズにするために、パスポートのコピーをメールで送るように言われましたので、そのようにしました。ぼくは何かあったときのためにパスポートの顔写真のページを写真で撮ってDropboxに入れてあるので、送付はスムーズ。こういう個人情報をメールで送るときのためにもVPN接続があって良かったとほっと旨を撫で下ろしました。
10月28日(木)
指定された時間にシェムリアップ支店まで伺い、2回分の$1600を受け取ってきました。
ここに至るまでご尽力いただいた関係者の皆様に深くお礼申し上げます。
J Trust Royal Bankのいろんな品々ももらいました。
まとめ
ということで一度は失ったと思った現金$1600が戻ってきましてゴキゲンです。
今回の教訓から学んだことは
- 海外ATMを使用する際はジャパンデスクのある銀行があると何かあったときにより安心
- カンボジアならJ Trust Royal Bankのジャパンデスクは迅速丁寧な対応でもっと安心
ということでカンボジア旅行の際に現地ATMを使いたくなったら、J Trust Royal Bankを使おう。
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