カンボジア在住リモートワーカーの日常VLOG

家から出ないことと家から出られないことは全然違った

こんにちは。ぼくが暮らすカンボジアのシェムリアップ市内中心部では9月17日の13時からレッドゾーン指定が入り、外出ができなくなってしまいました。厳密にいうとオレンジゾーンだとしても外出は原則できず、買い物等も週○回、一家庭○人までみたいなのがありましたが、誰に確認されるわけでもなく、みんな普通に出歩いて買い物していました。

ベランダから眺める街の様子は、少なく感じていた人の気配がさらに少なくなり驚くほど静か。夜なんて無音の闇が広がっています。SNSに投稿される街の写真は至る所でシャッターが降りており、区画の境目には軍隊が配備されたり、下記のように出歩いていると網で捕まえられて消毒液をふりかけられる刑に処すぞみたいな画像も出回っており、明らかにこれまでとは違った雰囲気。

画像参照元:Twitter

当初一週間の予定だった規制は23日で一部エリアがオレンジゾーンへ変更されましたが、ぼくの家は赤いままでした。以前も感染が確認された市場へ立ち入ったことで自主的な隔離を二週間行いましたが、今回は自主ではなく強制です。同じ期間でもどう違うのか、引きこもりのプロが解説します。

自宅のダイニングテーブル

家から出ないのと出られないのは全然違う

ということで強制的な引きこもりを二週間受けましたが、やはり人から強制されてやるものと、自主的にやるものでは全く違うものだと感じました。

運動不足問題

今までも必要以上に外出をしていなかったのですが

  • 朝の散歩ができた
  • 食料品や日用品の買い物ができた

ので生きていく分には何も困りませんし、適度にリフレッシュできていました。それが今はできません。

家から一歩も出られないので、日々の歩行量が圧倒的に減っています。運動不足そのものはなんらかメニューを組めば解消できるのかもしれませんが、筋トレやストレッチの時間を確保しようが、家から出られなければ座っている時間が長くなる傾向にありました。

個人的な考えですが歩くことで得られるメリットは大きいと感じているので、好きな家であろうとあまり広くない家にずっといるという環境はあまり良くないことだと感じたからです。

幸い自宅がエレベーター無しの4階なので、毎朝下までゴミ出しに行くことで歩数を稼いでいます。

在宅ワークにおすすめの健康器具
下半身強化のポーズ

食料・日用品不足問題

家から出られないことで、生きていくために用意しなくてはいけない物が足りなくなる恐れがありました。

これまでは過剰ストックが好きではないので、必要な物を必要な分だけ買って、無くなればその都度買い足すようにしていました。しかし今回は厳正な外出制限になるとの噂を聞いたことで、前日までに食料や日用品を確保しておく必要がありました。

当初一週間の予定でしたが「これはさらに一週間延長ということもあり得るぞ」と思って二週間家から出られないことを想定したので、ギリギリではありましたが何とかやり切れました。特に食料は彼女がうまいこと活用してキレイに使い切ってくれて過不足なくって感じです。感謝。

日用品をストック管理する収納ケース

お金の問題

見落としていた点としてお金の問題があります。

当初は引きこもるからお金使うことないし大丈夫かって思っていたのですが、途中で家賃の支払いがあることを忘れていました。

普段はキャッシュレス決済が便利なABA銀行に必要なお金を入れておくのですが、ロックダウン前にお金を入れておいたり、現金で持っておかなかったし、ATMにも行けないので家賃の支払いを数日待ってもらいました。

事情をわかってくれているので嫌な対応はされませんが、やはりお金も時間も人を待たせるというのは気持ちの良いことではないので、外出しなくても事前の準備項目に含めておきたい。

カンボジアの自宅リビング
カンボジアの街の様子

現状

今日付の発表では、本日30日を持って市内の地域封鎖は解除となります。アルコールの提供や夜間の外出制限まで解除とは言われていないので、移動範囲だけだと思いますが助かりました。

今回の教訓は通達も解除も急に出たことです。つまりそのくらい明日はどうなるかわからないという国でぼくは暮らしていることを再度痛感しました。

このような国でも楽しく快適に生きていくために必要なことは三つ。情報収集と準備と対策です。

情報収集

自分が暮らす国や地域の情報収集をせずに「知らんかったわ…」はナシですよね。自分に関わることを調べないなんて危なすぎる。カンボジアでは在留届を出しておくと大使館から丁寧なメールが届きますし、Twitterではカンボジア太郎さんをフォローしておけば基本的には大丈夫。

現地メディアのオンライン版などを読めば速報が届くのはもちろん、英語や現地語の勉強にもなり一石二鳥どころじゃないです。自分を守りながら自分を高められる簡単な方法なので絶対やろう。

準備

情報を集めたのに「家の中に何もないわ…」「買い物行けない…」はナシですよね。規制が出るとわかったら即引きこもりの準備です。情報を知ったら最悪の状態を想定して動くようにしています。基本的に物事は段取り八分の仕事二分です。

また「情報は変化するので油断大敵」。これはゴルゴ13の名言です。情報を得るのは大事ですが、最初に得たことだけを鵜呑みにせず自分の頭で考えたり、二次情報に注意したりする必要もありますよということをお伝えして、さいとう・たかをさんのご冥福をお祈りいたします。

対策

準備と対策どう違うの?って思うかもしれませんが、ここでは準備は「情報をもとにどうしたらいいか推測して行うこと」、対策は「準備や事実を踏まえて今後どうするべきかを見直し行うこと」としています。

要するにこのような体験を一回したことで、次また同じような状況に巻き込まれたとしても、今回同様に困ったり慌てたりすることなく豊かに暮らしていくためには?ということです。

そこで出た一つの結論として「必要なものには迷わず投資する」ということを今回は学びましたので、近いうちに冷蔵庫を買い直そうかと検討中です。

先述の通り、当初一週間と言われていた規制でしたが、長引くことを見越して我が家では二週間を想定して食材を確保。今回は事なきを得ましたが、もし三週目も制限が続いていたら完全に物がなくなっていました。

しかし事前に三週間以上用意しようにも、我が家の冷蔵庫は二週間分の食糧を確保しただけでパンパンになってしまったのです。

小さく暮らすことにこだわりを持ってきましたが、そんなことを言っても肝心な時に難を凌げなかったり、快適性を失うようでは目指すべき暮らしではないのでただのエゴです。

海外生活、いつどうなるかわからんからと生活に投資するの躊躇いがちになります。ぼくは過去に洗濯機を持たずに街のランドリーに出したり手洗いしていましたが、買ってからは何で早く買っておかなかったんだという気持ちになりました。

LGのドラム式洗濯乾燥機

日本とは異なる海外生活だからこそ、いつどうなっても不便にならないように整えるの大事だと感じます。痩せ我慢なんかせずに自分がしたい暮らしをしっかり作ろう。投資したのにその後すぐ日本に帰るとなったら、まだ残る仲のいい人に譲るか安く売れば良いのです。損したくないと思って暮らす方が結果いろいろ損すると思うので、この地で暮らすぞって以上、この地で必要なものには引き続き課金しようと思います。

まとめ

ということで非常に良い経験でした。明日からは久しぶりに外に出て散歩したり、必要な食糧を買い足したりしようと思います。

規制が解除されたからと言って気を緩めずに、引き続き安全第一で楽しんでいきましょう。

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ABOUT US

Yusuke Kitagawa
カンボジアの農村部に建設した小学校を遠くからサポートしながら、楽しいカンボジア生活を文章、動画、写真にして暮らしています。