久しぶりの海外旅行に心踊らせ、意気揚々と向かった空港でへし折られた旅の出端。
航空会社の都合で飛行機が変更になり、その挙句に空港では乗れないことが発覚した今回の旅。
備忘録として、予約から搭乗までに起きたことやったことを時系列にしてまとめておきます。
Trip.comで航空券予約してから変更になるまでの流れ
割と信用しているTrip.comでベトナム航空の航空券を購入しました。
航空券予約
最初のフライトは以下の通りです。
- 18:20 シェムリアップ空港発
- 19:35 ホーチミン空港着
- 21:50 ホーチミン空港発
- 23:10 ダナン空港着
翌日フライト変更通知
予約から一日経ってTrip.comからフライト変更通知がきました。
21:50ホーチミン発→20:00ホーチミン発
乗り換え時間25分…乗れなくね?
Trip.comのアプリには「この変更に同意しますか?」と表示されるので「するわけねーだろ!」と変更手続きへ進むと、航空券の差額は17円程度なのに変更手数料が一人当たり4,700円くらいかかると。
ってことで、Trip.comへ電話して、なぜ航空会社の都合で乗れなくなるフライトの変更手数料をこちらで負担しなきゃならんのだってことを伝えて、同日の振替可能なフライトに変更して来れと懇願。
4.3 フライト変更手続き完了
およそ一週間後に無事に無料でフライト変更された胸のメールが届く。
新しいフライト
- 11:35 シェムリアップ発
- 13:10 ホーチミン着
- 16:10 ホーチミン発
- 17:30 ダナン着
よかった一安心。しかも変更前より早くダナンに着けて超ラッキーじゃん!
ちゃんと変更されている証明もかねて、eチケットを印刷して持参することにしました。
出発当日に空港チェックインカウンターで乗れないとわかってから
当日、ウキウキしながら彼女と一緒に空港のチェックインカウンターへ。パスポート二冊とeチケットのコピーを提出。ちょっと表情が曇る係員。
当日空港での様子
「お前(ぼく)は乗れるけど、お前(彼女)は乗れないよ」と。
「彼女のフライトは夕方18時のフライト(変更前の予約のまま)になっているからこの便ではない」
そんなバカな。変更したよね。だってこのeチケットには変更された2人分の、新しいスケジュールが書いてあるじゃないか。嘘だろ?
嘘だと言ってくれよ。
「なんで変更されていないの?」
と聞いてみても受付のおんちゃんは、
「Oh〜!! I don’t Know〜」
陽気か!
ぼくのフライトは変更されたけど、彼女のフライトの変更手続きはされていなかった。
Trip.comに電話をしよう
おいおい、どうするよ。とりあえずTrip.comに電話。ネット環境があれば通話料がかからないので安心です。
出ない。
………。
………………。
全然でない。
Trip.comにメッセージを送ろう
アプリからチャットを開いてメッセージを送信。今起きている事実を伝えると「2人分の変更は適正に行われています」との返信が。
だから!!!できていないの!!!できていないから連絡しているのよ!!!
こちとらもう空港なうですよ。チェックインできていないのですよ。
変更手続きは適正に行われていないのよ。なんでいつも現場のリアルを会議室はわかってくれないの。
急いでよ、時間がないのよ。おねがい。血の気の感じられない機械対応が続く。
結局変更はできずに、翌朝のフライトに振替て手数料が$50みたいなことを言い出した。
おい。もう一度言うぞ。
フライトを変更したのは航空会社都合ですよね。
その変更手続きをしたのはあなた方代理店ですよね。
ぼくらは言われた通りにしたんだ。
なぜそれでいて希望のフライトに乗れない上に、手数料を払うんだ。
ぼくらが下した決断
明らかにおかしい。100人いたら150人がおかしいっていうくらいおかしい。
でももうこれ以上やりとりしている時間がない。ぼくらは決断を下した。
- ぼくは予定通りのフライトで飛ぶ
- 彼女はチェックインカウンターで言われた夕方の便でホーチミンまでは行く
- ホーチミンからダナンのフライトは捨てて、別で取り直す
仕方がなくこれで別れて出発。まさかの現地集合の旅。
空港で別れたその後
ちなみに、その後18時のフライトに合わせて再度チェックインカウンターへ出向いた彼女が言われた驚愕の一言がこちら。
「あなたは午前中のフライトでしょう?」
「なぜ今ここにいるの?」と言わんばかりに、さっきと言っていることが違う。
いやいやいやいやいやいや…
あんたらね。事の成り行きを全て話す彼女。
それは大変ね!と係員。
予定通りシェムリアップからホーチミンまでは18時のフライトで。
そこから先は当日別で取り直したベトジェットの便。
無事に遅延もなく乗り継ぎもでき、夜23時にホテルで合流できました。
帰りの空港
そして帰りの空港にて試練は続く。チェックインカウンターで再び、係員の表情が曇り始めた。
「あなた(彼女)は、13日にダナン行きの飛行機に乗っていないでしょ?」
とお姉さん。
「乗れなかったのよ!あんたたちの身勝手な変更と行き届いていない伝達のせいでね。そのおかげで私は別でダナン行きのLCCを予約して追加料金払ってここまできたのよ。」
みたいなことをもっと丁寧に伝えるとチケットオフィスへ行くよう指示される。
再び説明。
結論としては行きのホーチミン発ダナン行きのフライトをキャンセル扱いにしないと、ダナン行きに乗っていないのにダナンにいるから、ダナンからホーチミンへ帰る飛行機には乗れない仕組みらしい。
そのキャンセル手続きが$50。
乗れなかったのはこちらのせいではないのだよ?再び事情を説明。
説明するたびに対応してくれる人たちは「あ〜そういうことね、了解」と優しく対応してくれるものの、対応するカウンターが変わればその事情は引き継がれず、また一から話さなくてはいけないのが海外あるある。なんで違う部署に引き継ぐ時に内容も引き継がないの。
結局粘り強く話したら話が通って、手数料も払う必要はないと言って来れて、予定されていた帰りのフライトで二人揃ってカンボジアに帰ってこれましたとさ。あ〜疲れた。
変更されたフライトに乗れなかった場合のまとめ
今回の経験を生かして思うことは2つです。
「語学力」と「予約サイトの見極め」。
途中も書いたけど、話す相手や場所が変わると、事情がわかっていない人にまた一から説明しなくてはいけない。そしてそれが海外であれば、そのやりとりは全て英語になります。
特に今回のように、こちらに問題がないのに手数料を求められる場合に、適正に事情を説明してそれはおかしいと言い放つだけの語学力が必要。
ただでさえ厄介な事情に巻き込まれて疲弊している状態で、日常的に使用していない語学を使うことへの労力は本当ハンパないです。
自分たちを守るために、語学は持っていて損はないと再度認識した経験でした。
そしてもう一つは、航空券予約の際に利用する予約サイトの見極め。
今回利用したTrip.comはそこそこ信用していたけど、肝心なところで電話がつながりにくい&カタコトの日本語対応はやはりスムーズではなかったです。
日本語が通じても、細かななニュアンスが理解されにくいという意味では、先ほどの語学力と一緒で適正に伝える力が求められます。
そういう面でこれからもドラフト1位で利用したい航空券予約サイトは、ぶっちぎりでSurprice!(サプライス)です。
主な理由は
- 大手旅行会社のHISが運営なのでサポートが万全
- 日本人が日本語で対応してくれる
- サイトが高速で使いやすい
- 定期的な割引クーポンの配布
と、これ以上ない要素がそろった優良サイトです。
Surprise!(サプライス)は最低価格保証を謳っている上に、割引クーポンを定期的に配布しているのでお得なフライトも見つけやすいです。
海外旅行を予定していて、これから航空券を探すよって人はぜひ一度公式HPをのぞいてみてください。
本当使いやすいですし、万が一の時も安心ですよ。
ということで、旅(TRAVEL)には困難(TROUBLE)が付き物だと言いますか、当日は焦ったなんてものじゃないほどパニックでしたが、なんとかできたという経験値は思った以上に大きいです。
トラブルなんてなければないほうがいいんですが、万が一同じような状況に陥ってしまった方を救えればと思い記事にしています。
推測ですのであえて最後に書きますが、今回のトラブルはおそらくTrip.comもベトナム航空も悪くなくて、シェムリアップ発ホーチミン行きのフライトがアンコールエアーとの共同運航便だったために、ベトナム航空から引き継いだ変更譲歩がアンコールエアーで適正に処理ができなかったのではないかと考えています。
今回のようにeチケット上は変更されているのに、航空会社のシステム上は変更されていない場合があるので、チェックインカウンターで弾かれた場合には、航空会社のチケットオフィスに行ってフライトレコードを印字してもらいましょう。
特にフライト変更があった場合の、共同運航便で、予約した航空会社とは別の期待で飛ぶ場合にはぜひ注意してみてください。
そんな感じで。
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先日のダナン旅行。
実はフライト予約後に変更があり、出発から帰りの便まで何度も試練が訪れました。
確かに予約完了はされているのに空港のチェックインカウンターでは弾かれてしまう。そんな場合の対策とは?https://t.co/cAXfnTvPdk pic.twitter.com/DXaZPU1gU6— 北川勇介🌏世界旅行7年目4カ国 (@yusukeworld_) 2019年4月19日
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