タイトルの通りです。カンボジア生活に区切りをつけ、日本で暮らすことにしたので一時帰国中に物件をいくつか内覧。新居は港区で間取りは3LDKの一軒家です。港区、いい響きですね。名古屋市港区で始まる新生活が楽しみ。
なんで名古屋?
まず報告すると全員に突っ込まれる「なんで名古屋?」という質問。特に理由があるわけではなくて、ぼくも彼女も共通して住んだことない場所に住みたいと思っていました。
本当はもっと田舎の古民家を買って、リノベーションしながらのんびり暮らしていけばいいかと思っていたのですが
- 12月に古民家で住み始めたら寒すぎて死ぬ
- 猫がどっか行ってしまうかもしれない
- 助成金もらったりするのにいろいろ条件が揃わない
- そもそも一時帰国中の限られた期間で好みの古民家探し出すの無理
ということで一旦日本に住みながら気に入る古民家をゆっくり探せばいいよねってことで今回は賃貸を選択。
名古屋にしたのは
- 新幹線が通っているので地元の静岡に帰りやすい
- 名古屋を出たら次は新横浜なので彼女の実家のある関東方面にも帰りやすい
- 中部国際空港があるので飛行機も乗りやすい
- それなりに都市なのに家賃安い
- 一緒に仕事することもある大学野球の友人将太も近くに住んでいるので絶対楽しい
という理由です。
今回のアイキャッチ画像は、将太の家の近所のお店でビールを買って飲みながら帰る様子。やっていることが完全に大学生の頃のまま。あの頃は発泡酒でしたが、今は大人になったのでビールが買えます。秋味おいしいよね。
物件の見つけ方
一時帰国前からネットに出ているいろんな物件を検索しました。「〇〇市(住みたい町) 賃貸 ペット可」で検索した後、さらに部屋の間取りを2LDK〜3LDKに条件設定して絞り込み。
ちなみに名古屋市以外で検索かけたのは長崎市、高知市、野田市、静岡市清水区など。
で、気になる物件の初期費用をオンラインで見積もり依頼を出して、返事が早く対応が良かった不動産屋さんに内覧の予約をしました。
オンラインで物件を探す時の注意点
注意点というか今回の発見として、ネット上に物件情報が出ているからと言って即入居可能だったり、内覧ができるわけではないです。ぼくらも実際に内覧希望を出した物件のいくつかはその時点で退去予定であり、一時帰国中のスケジュールでは内覧できないものが多くありました。
あとペット可の物件にすることで、かなり対象件数は少なくなります。一方でペットと暮らしたい人は多いので競争率は高め。そのため不動産屋さん曰く「部屋が空いたら内覧せずに抑えてしまう人も多いのでペット可能の人気物件はすぐ埋まってしまいます」とのことでした。見ずに部屋決めるとか本当かよ。
あと不動産屋さんからのぼったくりを回避するために、賃貸に関する知識武装をして挑みました。一番効果的だったのは仲介手数料。これは借りる人と貸す人から家賃の50%ずつしか取れないのですが、大家さんが拒否したからと言って借りる人にその分を上乗せ請求することはできません。
それがテンプレ通りにこちらに上乗せされており、質問の答えも「大家さんが支払わないので借主にご負担いただきます」とのことでしたので、丁寧に反発したところ「では今回は北川様のご意向通りに50%でやらせていただきます」との回答をいただき、初期費用を5万円下げることに成功しました。浮いたお金で寿司を食おうと思います。
部屋の間取りと予算
当初、家賃の予算は7万円くらい、間取りは2LDKで十分と思っていたのですが、友達夫婦(旦那在宅ワーク・奥さん主婦・子ども2人)が「俺たちも最初2LDKで考えていたんだけど3LDKマジおすすめ」「多少予算超えても部屋数は増やしてよかった」「部屋が少ないと自分時間確保しにくくてストレスが溜まりやすいから注意して」などと言っており完全に鵜呑み。予算を3万円超えて家賃10万円の3LDKにしました。
審査
家を借りる上で最も心配していたのが審査。なんせこちとら、海外行きっぱなしの個人事業主(自称ブロガー)&住民票の入っていない無職の彼女。貸す方としたら間違いなく「大丈夫かこいつら」と思うはず。不動産屋さんからも「失礼ですが、住民票が入っていないってどういう状態ですか…?」と聞かれたりしました。
『審査に不安がある人が通るためのコツ』とは言えませんが、実際にぼくが心掛けたこととして
- 前年度の収入にやや不安がある場合は正直に伝えておく
- 家賃の相場は月収の3分の1程度が上限らしい
- 今年度はちゃんと収益が増えている事実を伝える(最初は確定申告書のコピー等が必要と言われましたが見込み年収でも大丈夫でした)
- ただし虚偽は絶対ダメ
- 貯金額も大事
- 年収が多少少なくても家賃2年分の貯金があれば大丈夫みたいな記事も見たので、銀行が発行する残高証明書も準備した
- 少なからず見た目も大事
- ただでさえ人相の悪い見た目をしているので、服装だけでもちゃんとして行きました
- 礼儀も大事
- 入店、退店時にはしっかり挨拶したりお礼を伝えたりする
- 内覧時にはしっかり靴やスリッパを揃える
- メールや電話でのやり取りでも言葉遣いは丁寧に
などをやった結果、くるみの結婚式のために行っていた宮古島旅行の帰りに審査通過の連絡をもらって狂喜乱舞。本当にありがとうございました。
まとめ
ということで正式に日本で暮らすことが決まりました。家は決まりましたが、家具家電が何もないので一式揃えるのにめっちゃお金がかかりそう。生きるって大変。最後に例のアレ置いておきます。
(追記)日本で暮らし始めて散財しました。
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