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支援でもボランティアでも同情でもない、新しい関わり方を目指して

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MIRAIブランドを立ち上げて商品を創り出す時、と言うかその前から「カンボジアの子ども達を見世物」にしてお金を受け取ることはしたくないとずっと思っていた。

 

それは今でももちろん変わらないし、変えていく気もない。

 

MIRAIブランドの商品は、子ども達がデザインしたものであり、それは課外授業として取り入れたアートの時間で育まれた「想像力」から生まれたもの。

 

MIRAIの全てがそう。

 

そしてその収益は、子ども達が生活する学校や孤児院の施設維持費に変わるし、子ども達の未来のお金としてセーブしていくことにも繋がる。

 

支援でもボランティアでもない共存共生を目指しているからこそ、ぼくらは「ものづくり」という手法を選んだ。

同情から生まれる行動は長続きしない

商品を売ることに関しても同じで、「カンボジアの子ども達のために」っていう入り口でものを売りたくない。

 

もちろん結果として「子ども達のため」は同じなんだけど、同情で買われる商品に次はないと思っているから。

 

ネックレスに始まり、ブレスレットやアンクレットなど身につけるアクセサリー類を扱うMIRAIブランドは、身につける喜びや誰かに届けたい気持ちを大切に始まった。

 

だからこそ、まずはその商品を「欲しい」と思ってもらえる商品を作り出さなくては、わざわざ異国の地でものづくりに励む意味がない。

 

結局のところ、魅力ある商品を生み出さなくてはいけないのだ。

 

百聞は一見にしかずとはまさに。

2017年3月から販売が開始された初回生産のネックレスも残すところあとわずかになった。

 

同じ商品の追加生産・販売は今の所未定。(この理由はまた別で書きます)

 

一時的に滞った販売数も最近は伸びてきたからこその残りわずかの在庫数。

 

その理由は、訪問者の数にあるとぼくは思っている。

 

みらいスクールや孤児院まで足を運んでくれた人たちがそこで見るリアル。

 

それは教科書やネットで知るカンボジアとはまた違う。

 

ぼくらが関わる子ども達は決して貧しくない。

 

だけど、どれだけ同じ時代を同じタイミングで生きていても、生活する国や地域が違うだけで簡単に運命が変わることもある。

 

本当にちょっとしたきっかけで学校に通えない、家族と一緒に暮らせないこともある。

 

だけど、そう言った現実は、必ずしも経済的貧しさから来るのではないということ。

 

生産者の顔が見える商品

子ども達と出会った人たちがMIRAIブランドの商品をお土産として買って行ってくれる。

 

ぼくらが関わる施設やコミュニティを知った上で、そのデザインに惚れ込んで手に取ってもらう商品が与える価値はきっととても大きくて値段や素材などで測ることなんてできないのだと感じる。

 

子ども達から元気をもらい、刺激をもらい、そんなエネルギーから生み出された商品に魅力を感じる。

 

わかりやすく言えば生産者の顔が見えたということ。

 

きっとそこには同情がなくて、自身が気に入った商品を手に取る度に、身につけるワクワクと、海の向こうの子ども達のことを思い返す時間も増える。

 

作り出したストーリーと自然と生まれたストーリーは違う

『カンボジアの人たち貧しそう。

だったら自分がやりたいことを一緒にやって何か売ろう。』

 

そんな考えよりも

 

関わっていくうちに、この人たちにはどうしようもなく大きな問題を抱えていることを知る。

『だったら一緒にできる何かを探して、お互いの存在がお互いの未来をほんの少し豊かにしていく。』

 

やってることは似ていても想いが違うだけで全く異なる。

 

ぼくらは、カンボジアでものづくりをしたくてやって来たのではない。

 

たまたま縁のあったコミュニティと手を取り合って少しだけ運命に抗う方法として、ものづくりを選んだ。

 

子ども達と共に立ち上げたブランド「MIRAI」。

 

アジアの農村部から世界広がっていくものづくりを通じて、これからも共に歩いていこうと思う。

 

MIRAIのいろいろ

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