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MacBook Airの液晶画面に縦線が入る不具合が出たのでカンボジアで修理した話

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MacBook Airの液晶画面に縦線が入る不具合

ご覧の通り、MacBook Airの液晶画面にPaul Smithみたいな縦線が入りました。右側6分の1くらいが何も見えない。

ぼくが暮らすシェムリアップにはApple Storeなんてないのでどこに頼んでいいのか全くわかりません。周囲の人には「カンボジアでMacBook直すのは絶対やめた方がいい」などと言われましたが、そんなこと言ったっていつ日本に帰れるかもわからないし、このままでは仕事にならないのだから直すしかない。

そもそも、やめとけという人は、カンボジアでMacBook預けたことがあるのだろうか?「やったこともない大人のやめとけって一言が嫌でここまで突っ走って来たんじゃないのか俺?」という感情に任せてMacBook Airもお任せすることにしました。要は勢いです。内心はめちゃめちゃ不安だった。

MacBook Airの液晶の縦線を直した カンボジアで

MacBook Airの液晶画面に縦線が入る不具合をカンボジアで直した

そんな時に「Apple製品得意です」感を出しまくっているショップを発見。

MacBook Airの液晶画面に縦線が入る不具合を直したカンボジアのお店

ソクサンロード沿いにあるiServicesというお店。オープン記念日が4年に1度しかこないお店。

権威性を示すボード

信用できるのか全くわかりませんが店頭には権威性を示すようなものが置いてあります。

MacBookの裏蓋を外す

MacBook大好きなんだろうなぁって感じのする熱心なお兄ちゃんが対応してくれます。今回のように預かり作業になる場合は、裏蓋を開けてHDDを入れ替えて代用機を貸してくれるので、修理期間中も滞りなく作業できるので安心です。

MacBookの裏蓋

買ってから初めて開けた裏蓋。きたねえ。こりゃ調子も悪くなるわ。裏蓋開けるドライバーを買って定期的にブロワーでこの中のホコリの除去をしようと思います。ネジ外すだけの初心者でもイージーな作業なので大切なMacBookを長く使いたい人はやっておきましょう。

MacBook Airの液晶に縦線が入った修理費用

裏蓋を外したMacBook

修理費ですが最初の見積もりは335ドルとのこと。日本でもApple以外の業者で直すと相場的には3万円くらいだったので妥当かな〜と思いました。で、見積もり後に一旦帰ったら営業電話かかってきて何も言っていないのに295ドルまで下がり、預ける時には290ドルになりました。小芝居しないで最初からそうしてほしい。

ちなみに300ドル出したところ「お釣りがないから直ったら10ドル返す」と言われました。お釣りも用意しないで普段の営業どうやってんの?お釣りはちゃんと返ってきました。

MacBook Airの液晶に縦線が入った場合の修理期間

MacBook Airの液晶画面に縦線が入る不具合を直したお店の看板

見積もりを取った時「3 days」
いざ預ける時「3 or 4days」
昨日(6日目)「tomorrow」

想定内すぎるので呆れることも怒ることもないのですが、連絡もなしに平気で自分が言った期限を守らない価値観を自分の中では当たり前にしたくないので、いくら好きな国に住んでいると言っても感覚までは染まりたくなくて定期的に離れるようにしている事例の一つです。

アンコール国際空港

ちなみに「遅れるならなんで電話くれないの?」と聞いたところ、一時停止されたゲーム画面のスマホを片手に「I am busy」との回答をいただきました。今日も1日お疲れ様でした。

まとめ

液晶画面に縦線が入る不具合が直ったMacBook Air

ということでカンボジアでMacBook Airの液晶を直すと、300ドルくらいで一週間で直ります。超綺麗だ。念のため保証期間を聞いたら「1 month」とのこと。

感想としましては、作業の仕上がりに全く文句はない(むしろ良い)(視界良好で最高)(直してよかった)けど、日本に帰る予定やその他の国のApple Storeに行く時間の余裕があるならそっち行ってもいいかもね、でも別にここでも問題はないと思うよって感じ。ぼくは次回はバッテリー交換に出すと思います。(追記:出しました)

MacBook Airのバッテリー

非正規店での修理は場合によってはメーカー保証などから外れる可能性もあるのと、カンボジア人とのやり取りに不慣れだとイライラして精神衛生によろしくない場合もございます。5年前のぼくなら多分喧嘩してた。

もうだいぶ古いの使っているし、カンボジア人の反応は想定内だし、とにかく大至急直したいって人は行ってみるといいと思います。クメール語を話せなくても英語が通じます。

おまけ

ちなみに修理に出す前の話ですがMacBookをカンボジアで修理に出すか、MagicKeyboardを買ってiPhone XSで仕事するかで悩んでいる旨をSNSでアップしたところ、元在住者のタイゾーくん(ベトナム在住・彼女募集中)がいろいろ調べて情報提供をしてくれました。

SNSの本来の使い方の一つは多分こういうものであり、誰かを批判したり貶したり罵ったりするのではなく「こんなことで悩んでいます」「困っています」と声を上げた人がいたなら、「こうしてみたら?」「こんなのはどう?」と、できる人ができる範囲のことをする温かい場所であるべきはず、との再認識を得ました。これからも誰か一人でもポジティブな感情を持ち帰れるようなサイト運営を心がけていく所存です。

明るい花

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