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今更一眼レフカメラってどうなの?これからの時代に逆行する?

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『これからカメラを買いたいけど今更一眼レフってどうなんだろう?』

『一眼レフの本体を買っても「いいレンズ」を買わないといい写真は撮れないんだろうな…』

このような悩みや疑問を抱える初心者カメラマンへおすすめの記事となっています。

カメラ。

それはぼくにとって、子どもの頃からの楽しみの一つでした。

中学・高校時代はカバンの中にインスタントカメラが常備されていて、気の向くままに写真をバシャバシャ撮っては現像に出し、アルバムにまとめていたくらい。

何てことはない、男子学生の青春の日々を。

写真越しに臭ってきそうな部室での仲間の笑顔。

ラッカースプレーをブチ撒いた文化祭の彩り。

修学旅行で初めて乗った飛行機から見た雲の上の景色。

ぼくの思い出は、写真として今でも見返しながら思い出すことができる。

だからこそ、今の時代でもカメラを持つということへこだわりを持ちたいのです。

一眼レフカメラを使えばいい写真が撮れる!は幻想

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最近一眼レフカメラを買った人、もしくはこれから買おうと思っている人に知っておいてもらいたいことがあります。

「一眼レフカメラさえ持てばいい写真が撮れる」

コレハ、幻想デス。

あんまりカメラに詳しくない人からは、「やっぱ一眼レフちがうな〜」って言われることもあります。

一眼レフカメラがあればきれいな写真が自然と撮れてしまう訳ではなく、きれいな写真を撮る事ができるカメラってことです。

きれいな写真を撮るためにいろんな操作設定ができる一眼レフカメラは、ちょっとした操作ミスで一瞬のシャッターチャンスを逃すことにも繋がります。

そう考えると、スマホとかコンデジの方が撮影ミスが少ない分、使う人によっては「いいカメラ」なのかもしれません。

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レンズは何個も買わなくてもいい

「レンズ沼」という言葉を聞いた事がありますか?

一眼レフを手にしたカメラマン達が、次第にそのレンズでできる限界を知ってもっと性能がいいレンズを求めて、いくつものレンズを購入してしまう現象のことです。

これを防ぐ方法を方法があります。

それは「自分が何を撮りたいか?を自分が知っていること」です。

「なんだ、そんなことかよ」って思うかもしれませんが、せっかく大金叩いて買った一眼レフが触られなくなる原因の多くはこれが原因だと思っています。

ぼくの周りでも、結婚や出産を機会に一眼レフカメラを購入して、自分の子どもの写真とか家族旅行の様子を残そうとする友人たちがいます。

ですが、買っていざ撮影してみると、思っていたのと違うと言う人が多いです。

「もっと明るい写真が撮れると思った」

「もっと背景がボケると思った」

「全然遠くの様子が撮影できない」

といった具合に。

自分が何を撮りたいかもわからずぽんぽん買って、カメラの使い勝手の悪さと思い込むのはちょっとナンセンスだと思いませんか?

背景をボカした写真が撮りたいだけならf値が小さい単焦点レンズを買えばいいし、離れた応援席から子どもの運動会を撮りたいなら望遠レンズが必要かもしれない。

一眼レフカメラはシャッターを切れば、何でもかんでも撮りたい写真を叶えてくれる魔法のカメラではないのです。

だからこそ、自分が撮りたい写真は何か?を考えて、そのために必要なレンズを用意する必要があります。

関連記事:単焦点レンズとは?一眼レフ初心者に単焦点レンズがおすすめな理由

本当に一眼レフが必要なのか?

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レンズの話を先にしてしまいましたが、なぜ一眼レフが必要なのでしょうか?

手軽にサクッと撮りたいのなら、ミラーレスやスマホだっていいじゃないか!と。

せっかく安くないお金をかけて購入したにも関わらず、設定の多さから使いこなせず、オートだけで使用しているという非常にもったいない例も聞いています。(コンデジと変わらないじゃん

重たい、大きい、設定がややこしい。

もうここまで言ってしまうと、なぜそこまでしてみんな一眼レフを買いたがるのか、意味がわからなくなりませんか?

一眼レフのメリットはその大きさゆえの操作性のしやすさでもあります。

コンデジやミラーレスには、あまり多くの設定ボタンがありませんが、一眼レフカメラには多くのボタンが存在します。

このボタンが絶妙な役割を果たしてくれていて、いちいち画面上で設定を変更しなくてはいけないミラーレスなどと違って、ファインダーを覗きながら操作する事が可能なのです。

初心者には「f値?ISO?ホワイトバランス?」と聞きなれない設定も、慣れてしまえば被写体見ながら秒で変更できます。

これに慣れれば、むしろミラーレスよりもシャッターチャンスを逃しにくかったりするのです。

まとめ

いろいろ書いてきましたが、この記事の内容をまとめます。

  • 一眼レフカメラを使えば誰でもいい写真が撮れる!は幻想
  • だけどいい写真は撮りやすいカメラでもある
  • 大きくて重たいけど操作は覚えたら超ラク
  • 自分が何を撮りたいか?がわかっている人には絶対おすすめ

こんな感じです。

一眼レフはこれからの時代に逆行しているか?

と言われれば、そんなことはない。というのがぼくの回答です。

好きなものを使えばいいし、カメラなんてぶっちゃけなんだっていい。

「かっこいい」とか「かわいい」っていう使用動機だって十分です。

大切なのは何を選ぼうと、機能を知り、そのカメラが持つ性能を使い倒すだけの知識を得てとにかくシャッターを切りまくる事です。

持っているだけではどんなカメラを使っても、いい写真は撮れっこないので。

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