おいしいパスタを自分で作れるようになりたいと思ったので、6月のランチはほぼ日でパスタを作りました。
これまでのパスタ人生
日本に住んでいた時は、パスタを作ると言ってもスパゲッティを茹でて近所のドラッグストアで88円とかで買ったレトルトソースを温めてかけるだけでした。
こういうレトルト食品は便利で美味しいので決して否定しません。しかし、こういったレトルト物がないとパスタが食べられない、ではちょっと寂しいなって思いました。レトルトに頼らないぼくのパスタレシピは明太子パスタのみでした。まさか自分でミートソース作る日が来るなんて。
あとキノコチャレンジの記事でも書きましたが、季節の旬のものを選んで調理したり、冷蔵庫にあるものから今できるものを導き出したりする知識や能力も高めたい。体は食の記録。人生を豊かにする食生活を送りたい。
これからのパスタ人生
パスタは割と何を入れても楽しめるレシピが多いし、思い立ってからできあがりまでも早いし、保存も効くのでレパートリー増やしておけば大いに役立つと思いました。
見栄えもいいので急に友達が遊びに来た時にも「ごめん、パスタくらいしか用意できないや」とか言いながら、鮮やかに調理して出せたらかっこいい。
チャーハン作る感覚で、おいしいパスタを作れるようになるぞ。
パスタ修行の成果と気付きと感想
作例の一部です。トマト系、クリーム系、スープ系などいろいろ作ってみましたが、個人的にはパッと作るならスープ系が得意。
準備 is 命
スパイスカレーを作った時もそうだったのですが、料理の基本は下準備。いや、人生何事も段取り八割。
「〇〇しながら△△の準備をする」みたいなことを初心者がやると大抵しくじるので、
- 必要なものが全て揃った状態
- 調理場には余分なものを置かない
という状態にしておけば、失敗することはほぼなくなります。あと慌てないのでじっくり火を通したりもできて、味がぼんやりしなくていい。
お湯と塩の量をしっかり量る
パスタを茹でる時のお湯に溶かす塩の濃度が1%になるようにします。2人分で2Lのお湯で茹でるので20gの塩をしっかり量ると「塩、思い切って入れるとパスタそのものがうまくなるんだな」「かと言ってたくさん入れりゃいいってもんじゃないんだな」という気づきがありました。
温かい皿で食べる
今回の1番の発見は、盛り付ける直前にお皿をレンジで10〜20秒温めるという方法。こうすることでパスタがずっと温かいので最後までおいしい。
上達のコツは取り組む量
何かを上達させたいと思ったら、短期間でガッと集中して量をこなせばそれなりにはなります。大した量やらずにうまくできませんってセリフは無しという価値観で生きています。これからも自分で自分を喜ばすスキルの習得のための時間と労力は惜しまず投下していきたい。
パスタいいよ
ということで1ヶ月間パスタを作り込んだことで、冷蔵庫にあるものを見渡してパスタを作るという選択肢が加わりました。こうなると「今日のお昼どうしよ…」ってウダウダ悩む時間も削減できる。
大量に買っておいても困るものではないので、我が家は5kg単位でパスタを備蓄しています。今後はパスタ専用の鍋とかお皿とかも用意していきたい。