この夏(2017)、カンボジアに第三の世界遺産が登録されました。
その名はサンボー・プレイ・クック。この遺跡が世界遺産登録されるもっと前からこの遺跡を愛してやまない友人がいます。
その友人の名は吉川舞。
サンボー遺跡が好きすぎて、コンポントムという田舎町で旅行会社を立ち上げちゃうくらいの変態です。
で、せっかくなので見に来てほしいって言うもんだから、舞さんがそこまで言うなら仕方がないな〜と行って来ました。
二泊三日カンボジア国内旅です。めっちゃ楽しかった。
サンボー・プレイ・クック
アンコールワットが有名なカンボジアですが、アンコール王朝が栄えるもっと前から文明が栄えたと言われています。
なんか森全体が静かで、その中にひっそりと佇む遺跡はなんか遥か古代から現代まで生命をつなぎ、遺跡そのものが今でもゆっくり呼吸しているかのような錯覚がありました。わかります?この感覚。
何がいいかって、この人がめちゃくちゃ楽しそうに説明しているのが楽しい。
そしてわかりやすい。ガイドブックで基本的なことはわかっても、そこにかける情熱が違う人が語るともっとその時代のこと知りたくなる。
案内人が一番楽しそうにしているツアー。
サンボー・プレイ・クック行くなら、その辺の旅行会社ではなくて、舞さん1日レンタルして案内してもらった方がいいですよ。
この土地の歴史を知っているガイドさんは数少ないらしくて、テキトーなガイドさんかどうかは遺跡の説明でわかるらしい。
シェムリアップとプノンペンのちょうど真ん中くらいにあるので、カンボジアに少し期間的ゆとりを持って訪れた際はぜひ行って見てほしい。
サンボーの遺跡とともに暮らす人々
カンボジアに住み続けるなら絶対飼いたい動物ダントツ一位の水牛。
かわいすぎ。
近隣の農村部にホームステイさせてもらいました。
この日は村全体で奉仕作業(草刈り)があって、村長の一声でみんなが集まりそれぞれ作業に散っていく。
村全体の連携を感じ取れました。
みんな一生懸命。
声かけあって協力しあって。
見たらわかる。みんないい雰囲気で暮らしている。
作業の手が伸びて学校の校庭内にまで。
日陰で一休み。
暑い国に暮らす人々は、休み方も知っている。熱中症になる人とか聞かない。みんなその前にちゃんと休む。水飲む。
クメール語が通じない少数民族クイ族の村
同じカンボジア国内なのに言葉が通じないクイ族の村。
純粋なクイ族はもう少ないんだとか。
一つ一つ手で作られたカゴなどの伝統的なものづくり。
この作り手もまた少なくなって来ている現実。
野菜を育てる庭の畑。
どこの家にも高くそびえるバナナの木。
猿が飼われていた。
家の門の開閉はまぁまぁめんどくさい。
伝統舞踊みたいなのを披露してくれました。
農耕民族の力強さがすごい。
同じカンボジアにいながらまた違った世界観。
このおじさんが手に持っている弦楽器は自作らしい。
しかもこの人、耳が聞こえないのに奏でる音がめちゃくちゃ綺麗で鳥肌立った。また聴きたい。
クイ族の村。来れてよかった。
サンボーの村の学校
最終日は近所の学校訪問。
シャボン玉や縄跳び、サッカーなどで楽しみました。
日本から送られて来たと言う文房具類を配布して終了。
まとめ
正直行くまでは、本当舞さんが言うからって感じでしたがすごい楽しみながら、いろいろ知って知見がほんの少し広がった気がします。
どこへ行くかよりも誰と行くか?ですね。
サンボー・プレイ・クックへ行くなら、絶対Napra Worksに連絡をして舞さん連行して行ってください。
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