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海外で一人暮らし中のぼくが考える家具家電を持たない暮らしのメリット6つ

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カンボジアで自宅を構えてから3ヶ月目が終わろうとしています、北川勇介です。

入居当初こそ足りないと思われた生活用品。

なければないなりに、なんとでもなるものですね。

むしろ今では買わなくてよかったとさえ思っています。

生活しながら徐々に買い足していこうと思っていたのですが、3ヶ月経った今、当初に描いた必要なものリストから買い足したものは1つだけでした。

この記事では、

  • 海外生活者が入居当時に買い足そうと思った物と
  • 3ヶ月経って買い足さなかった現状と
  • 家具家電を日強以上に持つ必要がない理由

について書いています。

便利は不便の先送りと言いますが、入居したての頃に感じた不便さは気付けば一切なく、今はむしろむやみに便利な生活用品を買い足さなかったことで感じる豊かさがたくさんあります。

今回は、家具家電を買い揃えず身軽に生活することについて考えてみました。

入居当初に買い足そうと思ったほしかったものリスト

ほしかったものリストは以下の通り。

  • ホットシャワーの給湯器
  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • Wi-Fiルーター
  • 作業用デスクと椅子

実際に買い足したのは、一番上で書いたホットシャワーの給湯器だけです。

あと、作業用のデスクは買わずに作ろうかなと思ったのですが、カンボジアの仲間が使っていないものがあるってことだったのでもらいました。

家具家電を持たない暮らしのメリット

あって当たり前と思ったものを持たない暮らしで感じたことをまとめます。

メリット1 無駄なストックが増えない

家の中もカバンの中も必要以上にモノを所有したくないぼくにとって、ストックが増えるというのはストレス以外の何物でもありません。

冷蔵庫を買えば「あれもこれも」と食材を買い込んではストック。

洗濯機を買えば「明日でいいか」と洗濯物を何日間もストック。

加えて、洗剤や柔軟剤も買い足すことにも繋がります。

メリット2 維持費がかからない

家具家電を設置すれば当然電気代が必要になります。

Wi-Fiを契約すれば月額使用料が必要になります。

ケチっていると言われるかもしれませんが、別に買い足そうと思えばいくらでも買い足すことはできます。

ですが、自分の生活を快適で便利にするためにそこまでコストをかける必要があるか?と言われたら、ぼくはそうは思いません。

基本的にカンボジアでの生活は自炊をしていないので、食材をストックする冷蔵庫は必要なくて、飲みたいものは飲みたい時に飲みたい分だけ買ってくるようにしています。

Wi-Fiはカンボジアではメジャーなキャリア「SMART」が月額8ドルで40GB使えるのでテザリングで問題ないし、洗濯物は運営しているFelice Coffeeの横のランドリー屋さんに1kg1ドルでお願いしています。

入居当初からファンがついているので、エアコンがなくても快適です。

3ヶ月住んでみて、電気代は月10ドルくらい、水道代は月2ドル弱です。

メリット3 家具家電のための広い空間は必要ない

家具家電を置かないので、それらを維持するためのスペースも不要になります。

モノが多いとそれだけ広いスペースを確保しなくてはならず、スペースが広がれば単純に空間にかかる費用(家賃)も高くなります。

また広い空間に住んでも、人は何かが満たされないと、空間を埋めたくなってしまう生き物なので知らない間にモノは増え、自分が住むための空間はいつしかモノを維持するための空間へと変わってしまいます。

そうなると誰のための家なのか、もはや不明になってしまい、モノで空間を必要以上に満たすことで幸せや満足を覚えるようにもなりかねません。

メリット4 掃除がめちゃくちゃ楽

床にモノがないので、掃除がすごく楽になります。

毎日朝起きると、身支度を整えながら掃き掃除をしますがメンドくさがり屋なぼくも一切煩わしさを感じず、むしろ毎朝若干の楽しみ変わって来ています。

快適な空間て、便利なものが並ぶ場所ではなく、過ごしやすい場所のことなのだと思います。

メリット5 フットワークが軽い

実は、今借りている家はとりあえずで契約した家で、もう少ししたら別の場所へ正式な事務所兼自宅としての引越しを考えています。

引越しをするとなると、所有しているものを全て移動させなくてはいけなくなるので、手間もかかるしそれだけ余分な労力も増えます。

家具家電だけでなく、自分が日本から持って来たものも大して多くはないで、もし明日急に引っ越すことになったとしてもものすごく身軽に退去の準備ができます。

メリット6 探し物・なくし物がない

生活に必要なものしか家の中にないので探し物やなくし物もなくなります。

仕事へ出かける際は、大概のものがデイパックの中に収めらることになるので、家に残るのは着替えとか日用品とかそれくらいです。

家の中を見渡して見当たらなければカバンの中にあるし、外出先でカバンの中になければ家の中にあるのだとすぐにわかります。

日常の余分な時間の使い方をしなくて済みます。

実際に生活してみての感想

生活し始めて3ヶ月目が終わろうとしている2017年12月現在。

これまでの暮らしの中で困ったことが思いつきません。むしろ快適すぎて、引きこもりたくなるくらいです。

ホットシャワーを取り付けた理由は、ちょうどこの時期のカンボジアは冷え込みが激しいからです。

常夏の印象があるカンボジアも12月から2月前半までは肌寒く感じることも多く、夜帰ってからの水シャワーは風邪引くと思ったので、体調管理の一つとして購入に至りました。

備え付けられていたベッドと棚が一つ。その棚もあまり必要性を感じないくらい何も置いていません。

まとめ

実際に、家具家電などこれまでの暮らしの中で当たり前にあったものがなくても、何ら困ることはないのだと実感しています。

もちろん、生活スタイルは人ぞれぞれかもしれませんが、ぼくの今の人生には必要ないものばかりでした。

入居当初、これまでの常識であって普通だったものを簡単に買い足さなくて本当によかったと思っています。便利は不便の先送り。

なくてはいいけどあったら便利なものに頼りすぎると、いろんな感覚が麻痺して本当の豊かさはなかなか手に入らないのかもと思ってみたり。

お腹もモノも、少し足りないくらいがちょうどいい。

そんなことを感じて、最近はさらなる断捨離に励んでいます。

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