カンボジアに建設したみらいスクール(@mirai_school_)に手洗い場をつくることになりました。
みらいスクール勝手に応援団長の北川勇介(@yusukeworld)です。
2015年から建設工事が始まったみらいスクールは、2018年1月現在開校から2年目を迎え、変わらず子ども達は元気に勉強しています。
開校からこれまで1年余り、みらいスクールの様子を見届けて来る中でいろんな課題を目にしました。
その一つが、衛生問題です。
手洗いの習慣がなく、慢性的にお腹を壊していると言われるカンボジアの農村部で暮らす人々の生活環境を改善しようと、この度小学校に手洗い場を設置することになりましたので、今回はそのお知らせと仲間を募集するお知らせです。
記事の最後に、YouTubeでも学校や村の様子を公開していますのでぜひご覧ください。
みらいスクールがあるロンデン村の暮らし
みらいスクールは、カンボジアで有名な世界遺産アンコールワットのある街「シェムリアップ」からおよそ車で1時間ほど、距離にして約60km離れたロンデン村という小さな村の中にあります。
この村には電気、ガス、水道など日本では当たり前のライフラインは整っておらず、電気は車やバイクで使用するバッテリーから必要な分の電気を使用しています。
水道は井戸水や雨水を利用して生活し、ガスの代わりに毎回火を起こして料理をしたりしています。
ぼくはこの村と2013年から関わりを持っており、これまで井戸掘り、道(通学路)づくり、小学校建設、トイレ・貯水タンクの設置などを行って来ました。
建設した小学校は現在は公立学校としてカンボジアの教育省によって運営されており、ぼくらはこの小学校を中心に村における各種課題解決に向けて活動を展開しています。
この手洗い場の設置もその一つです。
多くの感染症は手洗いで予防ができる
予期せぬ感染源からの防ぎようもない病気ももちろんありますが、多くの感染症は手洗いによって防ぐことができます。
ただの腹痛や下痢、放っておいて重篤化するケースもある中、治療費を確保できない家では病院にかかることも容易ではありません。
手洗いの習慣がなく感染、治療費が払えず重篤化、働けずに生活が困窮するというケースは稀ではありません。
では、感染するたびにぼくらが医療費を負担することは本当の共存・共生と言えるのでしょうか?
ぼくらは現金ではなく現場で、課題の本質改善に向けた取り組みをすることを心がけています。
そのための手段として、今回は水道(手洗い場)の設置により手洗いの欠如によって引き起こされる感染の確率を下げることができるのではないかと考えています。
活動に向けて仲間を集う意味
正直、この村で起きていることに向き合うと決めたのは、他の誰でもないぼく自身の人生の選択と決断です。
ですが、ぼくには関わっている村の生活を知ってほしいという願いがあります。
興味があるかないか、力になれるかなれないか、ではなく現地で実際に起こっている世界の一部の物語を感じてほしいのです。
仲間というのは、実際に現場へ足を運んだり資金面で援助するだけが全てではありません。
それも含めて、ぼくが見て来た世界を共有できる人をぼくは仲間であると解釈しています。
だからこそ、こうして言葉にしてインターネットを通じて情報を出しています。
実際に初めて村でアクションを起こした井戸掘りから、道づくり、学校建設、トイレ建設など、多くの方が「はじめまして」の状況の中、「ブログ読みました」「Twitterフォローしています」と集まって来てくれて、一緒にこの村のために一緒に汗をかいてくれました。
そこで感じてもらえたリアルは、今も一人一人の財産となり、実際に関わったロンデン村は、それぞれの心の中で大切な場所として残り続けてくれています。
メディアによって誇張されたり歪んだ事実ではなく、今ここで起きている世界観を共に見て、感じてもらえませんか?
参加するとこんないいことが
- 地図にも載っていないコアな農村部での活動ができます
- メディアによって歪んでいないリアルな世界を知れます
- 一般的なツアーでは体験できないことが味わえます
- 情報誌には載っていないような現地のグルメを味わえます
- 海外で働く様子や方法を惜しみなくお教えします
- 一生の思い出と仲間ができます
- 臨機応変に予定を組んでやりたいことがやれます
- 海外に大切な場所が増えます
- 海外に大切な人が増えます
活動の詳細
今回の水道(手洗い場)の設置に関する情報は、こちらをご参照ください。
そして、何かを感じてくれた方はぜひ力を貸してください。
期間
2018年2月16日〜23日
16日 シェムリアップ集合
17日〜 ロンデン村で作業開始
予定は3日間での完成を目指していますが、作業の進捗状況によっては変動もありえます。
20日〜 予備日
作業が長引けばロンデン村での活動を継続し、予定通り終了すればシェムリアップ市内の観光をしたりする自由時間とします。
23日 解散
一度全体の解散日として設定していますが、この日程以降もシェムリアップに滞在してもらうことも可能です。
滞在中にしたいことや行きたい場所への案内も出せますので、お気軽にお申し付けください。
参加費用・定員数
企画の催行に関しては、参加者同士の濃密な交流や情報交換ができるように、人数を限定しております。
参加人数は8人を定員とし、現地で余分な出費を気にしなくていいように宿泊費、村までの交通費、滞在期間中の食費を込みの価格設定にしています。
参加費用は8万円となります。
現地で何かを感じたい方、村の力になりたい方、北川勇介とお友達になりたい方、ぜひご参加ください。
ご参加を決めていただいた方には別途詳細をお送りしますので、mail@yusukekitagawa.comまでご連絡ください。
参加に対してよくあるお問い合わせ
初めての海外旅行なのですが大丈夫ですか?
シェムリアップ空港到着から出発まで、全て一緒に帯同するのでご安心ください。
実際にこれまでの参加者も「カンボジアが初海外」という方が大勢いらっしゃいました。
航空券の手配はどうしたらいいですか?
航空券費用は参加費に含まれていないので、各自で手配をお願いします。
不慣れな方には、LINEやメールで購入方法をお伝えもしていますので、お気軽にお問い合わせください。
海外旅行保険は加入した方がいいですか?
参加に関しては必ず海外旅行保険への加入をお願いしております。
現地で万が一トラブルが発生した場合には対処法などを一緒に考えることができますが、原則自己責任での参加になるので多大な損失や損害に備えて必ず加入をお願いします。
子どもを連れて行きたいのですが大丈夫ですか?
問題ありません。
これまでの最年少参加者は3歳ですが、無事に全日程を終えています。
また、小学校低学年程度の子どもはみらいスクールに通っている子ども達と同年代なので、子ども達のためにも素晴らしい体験が待っています。
予防接種はどうしたらいいですか?
予防接種に関しては強制はしておりませんが、ご自身の判断で必要性を感じる方は受診してから参加をお願いします。
カンボジア国内で考えられる感染症に関する情報は、外務省のHPをご覧ください。
2017年8月に井戸掘りに参加してくれたみなさんの声はこちらからどうぞ。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
海外で何かしてみたい、現地の生活に触れてみたい、自分を変えるようなアクションをしたいなどなど、参加理由はもちろん自由です。
現地でしか味わえない体験は、ぼく一人ではなくこのブログやSNSを通じて繋がった人たちの人生にも影響を与えるものであってほしいと願っています。
そして、そんな行動の積み重ねが、世界のどこかに大切な人や場所を増やし、その思いが集まれば世界はもっと温かく丸くなるのだと信じています。
この企画を通じて繋がることができるご縁を心待ちにしております。
リピーターやもともとの友人・知人の方ももちろん参加可能ですので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
北川勇介
mail@yusukekitagawa.com
お気軽にフォロー・お友達申請ください。
こんな関わり方もあります
「興味はある」
「行ってみたい」
だけど・・・
「どうしても都合がつかなくて」という方へ、次回の企画のご案内や様々な関わり方が知れる情報を提供しております。
「差し入れ」と「お土産」で繋がる現地での思い出共有企画
現地での参加はできないけど、力になりたい方へは資材費を購入する「差し入れ」を受け付けております。
以下の口座に任意の金額を振り込みをお済ませになりましたら、ご一報ください。
「差し入れ」でいただいたお金は資材費として利用させていただき、そのお礼として「お土産」をお送りいたします。
完成した手洗い場にお名前を残し、企画催行中の現地での実際の活動の様子を写真付きでお知らせします。
◆振込先◆
住信SBIネット銀行 ブドウ支店
普通 5197120
キタガワ ユウスケ
新生銀行 本店
普通 2401344
キタガワ ユウスケ
一口3000円から、任意の口数をお振り込みください。
振り込み後は、本文中のメールアドレスや各SNSでのアカウントへDMを送ってください。
よろしくお願いします。
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