今日は完全に自分中心のお話をさせてもらうんですが、ブログやTwitterなどでいつも応援してくれている人たちにちょっとお願いがあり、記事にした次第です。いつも以上に最後まで読んでくれると嬉しいです。
まずはちょっと近況報告。
一旦日本へ帰ります(2.19〜)
早いもので前回の帰国から1年が経ってしまいました。
「とりあえず」で一度、日本へ帰ります。
帰国理由は確定申告が95%くらいなのですが、本当はちょっと日本でのんびりというか、普段ちゃんと顔見て話せていない人とか、いろいろ待っててくれている人とかに顔ださなきゃ、とか思っていたんですね。
でも、今またカンボジアでの自分の置かれた現状が、ちょっとそんな悠長に日本を満喫できなそうでして…どうやら猛烈短期間な滞在になってしまう模様です。
2月19日〜東京
2月21日〜静岡
2月25日〜愛知
2月28日〜東京・千葉
3月2日出国(成田空港)
カンボジアで始めた飲食店を引っ越すことになりました
で、その日本で悠長にしていられない理由が、この記事のタイトル通りでして…
満を持して始めたBASECAMPプロジェクトの本拠地が、店舗を構えていたカンダールビレッジから移動になりました。
移動の理由としては、
- 物件の契約更新に関して
- 屋上問題
- そもそも論
などがあります。
ざっくり、本当ざっくり言うと…
外部業者が不定期に屋上に出入りしなくてはいけない店舗では、今後人を巻き込んでやりたいこともやれない上に、物件の契約期間だけが迫ってきて、契約更新すれば家賃が値上がりするのでここじゃなくてよくね?
という理由です。
荒れ果てた室内を、自分たちの手でイチからリフォームしたこの空間は愛着しかないのですが、愛着だけでは自分たちが真にやろうとしていることがやれないし、その愛着が変に足かせになるのは嫌だな〜という気持ちもありまして。
この度、場所を変えるという苦渋の決断をしました。
やっと場所を覚えてくれたみなさん、ごめんなさいね。
新天地もちゃんとおしらせします。
カンボジアでビジネスをすることを考えて
移動することになって、カンボジアで実際に一つのビジネスプランを実施してみた振り返りとしては、「物価が安いと思っている人」を対象とした仕事は骨が折れまくる、ということ。
もう全身複雑骨折ばりに骨が折れます。
カンボジアは物価が安いと言われるけど、やっぱりまじめにやればそこそこかかります。
全てが日本の何分の1で済むなんて、夢のまた夢です。
カンボジア人が持ち家の軒先で家族経営でやっている格安店の一皿と比べられたら、高いと(時にはぼったくりとまで)容易に言われてしまうんです。
それだけどうしてもかかる固定費が増えてしまう。
家賃一つ払う売り上げるだけで猛烈しんどいし、なんなら家賃とは別に賃貸に対する税金も発生します。
で、そもそもあれ?俺はなんでカンボジアで仕事を作ろうとおもったんだっけ?
ってことを掘り下げていくと、関わったカンボジア人のことが放っておけなかっただけなんです。
だから、彼らと今後も関わり続けていくだけなら、別にわざわざカンボジアで高品質を無理して低価格で売りながら仕事することもないんじゃないかなとかも考えた時期がありました。
東南アジアは生活コスパいいって言うけど、コスパしか目に入っていない人に、見た目の単価だけで価値をつけられたらもうお話にならないですから。
だけどぼくには、ここじゃないといけない理由がやっぱりあるんです。
「ユスケと一緒に働きたい」
そう言った子達との約束を、ぼくはまだ果たしていないので。
やりたいこと全部やろうとしすぎて、空回りしすぎて、全部中途半端に終わったのが2018年。
だから2019年はもう少し足元見据えて…とか思うじゃん?
でもやっぱり人生もっと攻めたいんですよね。
攻めたいけど、もう見た目にこだわりすぎた浅いこともしたくないので、小さな小さな物件に移動をして、「おいしい」「楽しい」って満足を確実に利益に変えていきます。
だから人が住めて、泊まれて、遊べてってことまで含めた「大きなテナントを借りてまでやりたかった最初の構想」は一旦休憩。
これもやってみてわかった難易度なので、よりいいものに変えていずれ再生してみせます。
超絶タイミングよく格安新築物件が出たので、ここしかないってタイミングで決めてしまいました。
引っ越し祝いのお願い…
でも、現実はそんな綺麗なことばかり言いながら、勢いだけではどうにもいかない部分もあって。
日本に帰って昨年の税金を支払ってカンボジア戻ってきたらワーパミ、引っ越し費用、その数ヶ月後にビザ更新したら、お年玉もらった小学生の方が経済的に豊かなんじゃないかなって感じの残高になりそうです。
そんな状況だけど、もうすこしだけこの砂埃の中で、真っ黒になるまで走り回りたいって言うエゴがあります。
はっきり言って、エゴです。エゴすぎです。
カンボジア語風に言うと「エゴイ ナッッッ」です。
働き方も、住み方も、自分で好きなことやっているのだから。
こんなわがままなことしながらのお願いになってしまうのですが、引っ越し祝いを送ってもらえると、物件引っ越した後の営業再開がスムーズにできます。
Amazonのほしいものリストを引っ越し専用にしてあるので、ここから買ってもらうと、ぼくの日本の家に届き、一時帰国の際に持ち帰れると言う仕組みです。
(2月25日には地元を離れるのでなる早の手続きを踏んでもらえると助かります。)
帰ったら部屋一面ダンボールで、やべー!預入荷物の制限こえちまうーってくらいの未来を懇願します。
引越し祝いを送る
ということで、近況報告を兼ねて一時帰国のお知らせとか引越しの案内とか、それに伴うお願いでした。
誰が何を送ってくれたのかはわかるので、めっちゃ感謝の気持ちを表現します。
本当いろいろギリギリで突っ走ってきてしまったので、なんせ余力がございませぬ…。
ちょいと人頼みで情けないですが、「応援してるわ〜」とか「なんかまぁ、頑張れ」みたいなご厚情とお力添えをいただけると嬉しいです。
いただいたお気持ちで、こっちでもっと走って、ぼくが見ているセカイをブログとかTwitterとかで共有できて、楽しんでもらえたら幸いです。
今回リストに挙げた「引越し祝い」の品があるだけで、本当にスムーズに3月以降のお店の営業が行えます。
営業形態(メニューとか運営方法とかもしかしたら名前とか)の細かいことはこれまでのBASECAMP KITCHENとはやや変えて行くと思いますが、根本は同じです。
国際協力とか社会貢献とかそんな手垢のついた言葉を今更使う気もありません。
人が人とともに生きていく。
そこに食事は必須であ、その食がもっとココロもカラダもホッとするものであればなおいい。
そんな一食を通じて、救える命と未来のためにこれからも精進してまいりますので、どうかよろしくお願いします。
引越し祝いを送る
▼2019年2月追記
みなさん、本当にたくさんの引越し祝いをありがとうございました。
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