
高いところから失礼します。北川勇介です。タイトルそのまんまなんですけど、いわゆるノマドワーカーみたいな暮らし方をしてみて丸3年がたった頃ですのでいろいろまとめます。
ノマドワーカーはダサいとか胡散臭いとかいろいろ言われますが、やってみたなりの魅力とか苦労もシェアできればと思います。
ノマドワーカーとして3年経った感想
初めてノマドワーカーという働き方のスタイルを聞いた時に「なにそれすごいなりたい」と思って、ノマドワーカーになることを目指してきましたが、途中で気がつきました。ノマドワーカーってのは職種ではなく、働き方です。なるものじゃねえ。
目的ではなく手段だった
ノマドワークという働き方を達成する理由がなんなのか?が大事で、要するに働き方である以上、それは「何かを達成させるための手段」であるのです。後述しますが、ノマドワーカーとして働くことで得られる時間や場所の自由というメリットを活かして、自分はどんなことをするのか?が大事。
目的ではなく、本当にやりたいことをやるための手段がノマドワーカーという働き方でした。海外ノマドがゴールになっていた男の話もこちらで読んでやってもらえませんか?
見切り発車はほどほどに
世の中には「とりあえずやってみ」という、やるかやらないか迷っている人に見切り発車を促す言葉があって、ぼくも多分に漏れず見切り発車をするタイプの人間です。見切り発車はいいのですが、発射した後は勢いに任せていくにも限度があって、気軽に始めた行動を継続するにはその後死ぬほど頭を使わないと、本当に死にそうになります。
これはあとから知った話ですが、ノマドワーカーになる人って、会社が合わなかったり辛かったりして辞める人ばかりと思っていたら、そんなこともないんですね。むしろ、前職でスキルとコミュ力を身につけまくって、円満退社して、フリーになっても仕事もらえるみたいな人も多いらしい。そんなコネもパイプもなかったので苦労したし、ガンガン仕事とってる若い子達見ると「俺にはセンスないのかな」と悩んだこともありました。
未経験者が未経験でノマドワーカーになった体験談もよかったらどうぞ。
生きていく土台をもっと広げたい
自分が好きなことを、自分が好きな場所で、好きな時にしていく。その言葉の一方でその結果、守れるのは自分以外に誰かいるのか?をもっと大事にしたい。
大人になるということは、責任が増えていくことです。果たせる責任が増えるから、大人になる程ぼくらは自由になっていく。
ノマドワーカーという働き方の魅力
働く場所や時間の自由が効くようになるといいこといっぱいです。実体験に基づくノマドワーカーという魅力は以下の通り。
社会に影響されにくくなる
電車が遅延したり、交通渋滞に巻き込まれたり、とベタなものはもちろん、今後世界的に全機能が停止しそうな状態になるようなことが起きたとしてもノマドワーカーなら仕事困ること少なそう。困るかもしれないけど、生き延びるためのビジネスのヒントがこの生き方そのものに詰まっています。
仕事を理由に言い訳しなくなる
出勤の義務や勤務時間の縛りがないので、好きなだけ働けて好きなだけ休めます。急な誘いを受けても「仕事でいけないや」という言い訳ができなくていい。行けないのは、仕事を終わらせられなかった自己管理不足です。こういう言い訳をしないために、ノマドワーカーを目指したわけです。
ぼくは2年前に母親が入院して手術した際に、仕事に行く父親や育児に追われる妹の代わりにお見舞いができてよかったなって心から思った。
余計なストレスがない
ストレスの元凶は人ぞれぞれだと思いますが
- 苦手な人と顔を合わせなくていい
- 渋滞や満員電車がない
- 時間的拘束がない
- メールで済むことを会ったり電話しなくていい
などのメリットがあるので、これだけでもノマドワーカーという働き方が価値あると思いませんか?出社して対面でないとできない仕事ももちろんあるけど、そうじゃない仕事はノマドワークを推奨すればもっと生き生き働ける人増えそうだし、たまに会うくらいの方が関係も深入りしすぎずお互いにとっていいと思う。
ダサいノマドワーカーになっていない?
こんな魅力的な働き方なのに、なんでノマドワーカーがダサいと言われるのかも考えてみました。
- スタバに行けばおしゃれだと思っているから
- カフェでMacBook開いてドヤっているから
- 自分のことしか考えていない
- 自分ことしか言わない
- 相手の話を聞かない
- 見栄っ張り 虚言癖 厨二病
- 節約を間違えすぎてただのケチ
いくつかリストアップして思いましたが、これノマドワーカーに限らずではないでしょうか?スタバでMacBookはさておき、人としての部分が多いと思う。
高校球児である前に立派な高校生であれ。これは高校の野球部の入部説明会で監督に最初に言われた言葉。当時は「何言ってんだ」と思っていましたが、今ならわかります。どんなことをするにしても、それをする元の人間を律していないとダサい。ノマドワーカーそれ自体が、かっこいいものでもダサいものでもなく、人としてダサくない行動を積み上げていきたい。
まとめ:魅力あるノマドワーカーという生き方のすすめ
ということで3年間のノマドワーカー生活に基づいて、この働き方の感想や魅力についてまとめました。個人的にはこの働き方になってから生きることが楽になりましたので、こういった働き方がもっと当たり前になっていくといいなと思います。
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